ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

8月30日、485回目の「火曜日行動」です。

2022-08-30 16:15:00 | 火曜日
真夏日ですが、時々涼しさも感じます。蝉の鳴き声は全く聞こえません。









今日のレポーターはハルモニ会の井上さんと横道さんです。





写真撮影はいつものように松尾さんです。今日も心一つに発信してまいりますね。











火曜日行動開始20分前から大勢こられて下準備をされています。







火曜日行動の宣伝カーが到着しました。








本当に久しぶりに岡田さんが来られました。記念撮影です^_^





12時になりました。長崎さんの第一声始まりました。

☆長崎さん

府庁でお勤めのみなさん、ご通行中のみなさん、こんにちは。
夏の終わり、日差しは和らいでおりますが、まだ蒸し暑い日が続いております。
今日は、8月最後の火曜日行動です。

私たちは、2012年4月17日にはじめてこの府庁前に立ちました。在日朝鮮人として文化やことばを学び大きくなっていく、この当たり前の、学校で学ぶ権利を大人が差別で奪ってはならないと、10年前に私たちは府庁前に立ちました。今は大きな病院が建っていますが、10年前の風景は今とは違っていました。10年前赤ちゃんだった子は今はもう小学4年生、5年生です。10年前中学生だった子は大学を越えて社会人となり中には赤ちゃんを抱いて参加される人たちも出てきています。

10年経って変わらないものへの怒りは差別がなくならないことです。当初私たちは、こんな闘いはすぐに終わるだろうと思っていました。大人が子どもを差別してはいけない、人種や国籍で差別してはいけない、そんな当たり前のことが通らないことがあるだろうか、そう思って10年前私たちはこの場に立ちました。しかし、国と行政は、朝鮮学校への差別を是正しませんでした。全国で、朝鮮学校への差別はおかしいと裁判が起こりました。広島、九州、東京、愛知、大阪、五つの地で裁判が起こりました。そして大阪だけが第一審で、朝鮮学校への差別は違法であるという判決が下りました。2017年7月28日でした。その時、飛び上がって喜んだ子どもたちの顔を今も覚えています。その後の高裁、最高裁では、司法が行政の差別を糺すのではなく、司法が行政の差別にお墨付きを与え、後押しをしました。
今、安倍元首相の国葬反対の世論が50%を超えています。朝鮮学校への不当な差別が是正をされずに、国と司法と行政が一体となって差別をしてきたことが、この国の大きな歪みを生んできたのです。

この10年で朝鮮学校をめぐる情勢は、さらに厳しくなってきました。少子化、学生数が減る中で、国からも、大阪府、大阪市からも補助金が打ち切られた中で、朝鮮学校は、保護者の頑張りと地域の同胞、韓国の人たちからの支援、様々な人たちの支援で運営されて来ました。今日もオモニのみなさんが参加をしてくださっています。朝鮮学校が厳しい状態におかれ、差別の嵐が吹く中で、なぜ子どもたちを送っていくのか、その一人ひとりの思いの言葉をぜひ聞いていただきたいと思っています。

私が朝鮮学校を支えていきたいと思う原点は、私が保育士をしていた時の体験にあります。在園児の70%が在日の子どもたちが通っている保育園の中ではじめて民族保育を、在日の保育士さんと日本人の保育士で取り組んできた中で、挨拶のことばが「アンニョンハシムニカ」、韓国・朝鮮の踊りや文化が伝わる中で子どもたちは自分のルーツが素敵なものだと、そして何より、在日の保育士さんが本名を名乗って子どもたちの前に立った時に、子どもたちがうれしそうに「先生も朝鮮人なの?」「先生も韓国人なん?」「私も本当は朝鮮人なんだよ」と言ったそういう姿が、朝鮮学校の子どもたちが日本の社会の中で差別の嵐が吹く中で、本名を名乗り、自分自身を誇りある存在として、歴史の中で自分たちが日本で生きているんだと知ることが、日本で生きていくうえで大きな力になるんだと、保育士の時代を含めて思います。

今日もいろいろな方が参加されています。あとでマイクを渡していきます。





















火曜日バンドは不滅です。






















大村さんがマイクを持たれました。

☆大村さん

府庁で働いていらっしゃるみなさん、ご通行中のみなさん、こんにちは。

今日で485回目となりました。そうすぐ500回になります。こんなに長くなるとは思いませんでした。知事さんたちは私たちの訴えをきっと認めてくれるだろうという思いで始めたのですが、10年経って500回を迎えようというのに、ちっとも変わりません。ますます朝鮮学校を取り巻く状況は厳しくなってきました。

ここ大阪でも8校あった朝鮮初級学校が来年度は4校になります。旭区にある城北朝鮮初級学校のオモニたちが、子どもたちの笑顔をそのまま残してほしい、と今日もここに駆けつけて下さってますが、城北朝鮮初級学校もこの厳しい状況の中で、創立63年ですが、校舎はずっとそのままです、耐震も行われていません。木造で、少し建て増したところはありますが、運動場も狭く、ギシギシするような廊下で、台風に遭った時には屋根が全部吹っ飛んでしまいました。補助金の打ち切りや無償化からの除外による生徒数の減少によって、とうとうこの城北朝鮮初級学校で子どもたちが学ぶのも残すところ僅かの時間となりました。

先日の土曜日には、納涼大会が3年ぶりに開かれました。子どもたちの公演がありました。子どもたちは、のびのびと朝鮮人として言語や歴史や文化を学ぶ中で自己肯定感を抱いて育っている、その姿を私はまざまざと見せていただきました。今、日本の若者たちは自己肯定感を持てない人が増えている、そういった中で朝鮮学校で学ぶ子どもたちのいきいきとした姿をずっと変わらず守り続けるのが私たち日本人の歴史責任だと思います。

明後日9月1日、今は防災の日だとか言ってますが、関東大震災、朝鮮人に対する大虐殺が行われた、1923年9月1日のはなしです。今から99年前。未だに真相究明がなされないままです。東京都の知事は歴代追悼文を送って来たのに、5年前からは追悼文はありません。今年で6回目になります。追悼集会が行われる傍でヘイトスピーチをまき散らす人たちが集会をする、それを東京都は容認しているのです。そこからです。都知事が追悼文を送らなくなったのは。

歴史をほったらかしていることが今度のウトロでの放火事件、様々なヘイトクライムにつながります。本日、ウトロの放火事件についての判決が出ます。彼は全く反省もしていません。日本社会で、朝鮮人、韓国人に対する差別的な感情を抱いて、自分と同じようにこういう思想を持っている人たちがいるんだと公判の中で公言しているのです。ある新聞社への手紙には、年間数百億ものお金が朝鮮学校に流れている、といった悪質なデマが書かれていました。
私たちは、歴史を振り返り、ちゃんと見ていきたいと思います。


☆長崎さん

それでは、オモニからのアピールをお願いします。
















































元 城北の保護者の方のアピールです。歯切れが良いです。

☆ オモニ

みなさんこんにちは。わたしは高校2年生と初級5年生にこどもを通わせています。
わたしがこの高校無償化の話を聞いた時、一番上の娘はまだ幼稚園生でした。
その時、この子が高校生になる頃には朝鮮学校も無償化になっているだろう、と呑気なことを考えていました。しかしこのありさまです。なんでこんなことになっているのか。

毎週毎週ここに立ち続けている人々の、そしてここに立つことはできなくても、やれることをやってこどもを朝鮮学校に通わせている保護者のみなさんの気持ちを考えてみてください。
大人がこどもを差別する・・・恐ろしいです。こんな行政のもとで学校のいじめが無くなる訳がありません。大人の姿を見てこども達は育ちます。この様な大人の下で、日本のこども達に朝鮮人、韓国人や他の人々と仲良くしようという気持ちが芽生えるでしょうか。

オリンピックが行われたこの国で、当然のように差別が行われていることを、どう考えているのでしょうか。口だけの国際化、グローバル化ではありませんか!
弱い立場の人たちのことを無いものにする。そようなことは許されません。
オリンピックは良かった、成功した? ウソです。
行政の方々は目の前の現実をよく見て、もう一度学び直してください。自分達がどうようなことをすれば、この日本社会が良くなるのか、もう一度学び直してください。
自分達だけが良ければそれでいい、という考えでは社会はよくなりません。
みんなが仲良く認め合って手を取り合っていく、それがこれからの社会だと思います。

わたしたちは喧嘩をしたくてここに来ている訳ではありません。わたしたちは身をもって仲良くしょうと言っているのです。
わたし達の声を真剣に受け止めてください。真剣に考えてください!











東成の宋委員長もマイクを持たれました。

☆ 宋さん

行政のみなさん聞いてください。わたし達は本当に行政のみなさんに思うことは多いです。
みなさんはこども達の人権や未来のことを謳われていますが、それでは朝鮮学校のこども達はどうなのか。そういうことを真剣に考えてください。

ずっと無視され続けてきましたが、それでも民族教育を育んできました。そしてこども達はすくすくと育っています。日本社会にも貢献しています。そのこども達の未来を、この大阪で皆で手を繋いで育てていこうではありませんか。
そのためには私達は私達で頑張っていきます。そして大阪府庁の方々、日本の市民の方々と手を携えてやっていきたいと思います。

今、こども達は本当にすくすくと育っています。そして大きくなって日本社会の中でも活躍しています。
わたしも朝鮮学校に子ども達を送る父兄でありました。財政の負担やいろんなことがありましたがそれを乗り越えてがんばりました。日本の良心ある方々の応援も励みになりました。

行政のみなさん!特に役職のみなさん!私達の声に耳を傾けてください。
差別なんか許せません。
開かれた社会をつくるために共に手を携えていきましょう。

















オモニたちのアピールが続きます。

☆ オモニ

わたしは朝鮮中高級学校の一年生と朝鮮大学2年にこどもを通わせている親です。
コロナ禍で大学の長女はアルバイトも出来ず大変な思いをしています。なぜ朝大だけ10万円の補助金が出ないのか、なぜ朝高だけ無償化にならないのか、考えると憤りしかないのですが、しかし正直麻痺している面もあります。親もこどもも。

それでもここにこうして来てアピールを聞いていると、やはり私達は闘い続けなければならないとの思いがわいてきます。
自分が学生時代の時から何か変わったのか?良くなったのか?今も昔も変わらない日本社会。思えば悲しいですが、差別のない国際社会グローバルな社会を目指してこの大阪で頑張りたいと思います。
これからも共に闘いましょう。


















シュプレヒコールと合唱が続きます。

☆ 歌とシュプレヒコール

歌 「声よ集まれ歌となれ」

シュプレヒコール

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな

・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ

・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ

・行政が差別するな

・みんなの力で豊かな共生社会をつくろう





































最後の歌も歌舞団の尹団員の音頭で「勝利のその日まで」!30分があっという間に過ぎ去りました。


















駐輪場での申し送りです。















いろんなアピールが続きました。





各学校での納涼祭の様子が語られました。まだまだ続きます。









来週も府庁前でお会いしましょう❣️


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8月23日、484回目の「火曜日行動」です。

2022-08-23 21:14:00 | 火曜日
暑い日々がまだまだ続いています。

 











今日のレポーターはハルモニ会の陶山さん、写真撮影は松尾さんです。今日も心一つに発信して参りますね。







長崎さんの第一声始まりました。

長崎さん

 府庁でお勤めの皆さん、ご通行中の皆さん、こんにちは。
まだまだ暑いですね。セミの声は聞こえなくなったのですが、秋に向かいながらも今日も暑い日が続いています。

 大人が子どもたちの夢と希望を奪わない、一日も早い朝鮮学校に対しての、大阪府・大阪市の補助金の復活と高校無償化の実施を、そして制限なくすべての朝鮮学校の幼稚園が、無償化が適用されるようにということで、今日もいろんな人たちと声をあげ、繋いでいきたいと思います。

 マスコミで連日報道されている、政治と統一教会の関係、もう一つが、世論調査をすると実に50%を越えて、おかしい、反対だと言っている安倍元総理の国葬の問題です。吉村知事にはぜひ訴えたいのですが、今、全国各地の自治体で、組長に対して、出席せずに、反旗をあげて弔問するようなことをしないでほしいという、市民たちが取り組んでいます。吉村知事はすぐに参加するという返事をしていましたが、大阪府民の多くの意見とは違います。

 私たちが毎週声をあげているのは、実にシンプルなことです。大人が子供を差別しない。とりわけ行政が子どもに対して差別をしない。毎週火曜日に保護者の方々が、マイクをもって口々に訴えられますが、その保護者の方々は大阪府民であり、大阪市民です。

国民の義務である納税をし、地域の中で、それぞれ子育て、福祉、高齢者の支援など、いろんな形でたずさわっています。日頃は地域社会の中で助け合っているのに、自分たちの子どもが、大阪府・大阪市から権利を認められずに、学校に対する補助金が切られたままになっていること、このおかしさをもう10年を超えて、訴えています。

ここに来た、オンマに抱かれていた子や赤ちゃんたちはもう小学生になりました。ここで小学生として訴えた子は高校生、大学生に、そして、社会人となり、中には結婚して子どもを連れてくる人も出てきています。

10年一昔といいますけども、この10年、暑い暑い夏の日、凍えるように寒い日も、土砂降りの雨の日も、ここに立って訴えを続けてきました。ここに来られているオモニの皆さん、この10年を振り返った時に、朝鮮学校を巡る過酷な条件はさらに加速しました。

子どもたちの数は少子化によって減り、学校の経済的な運営は厳しさを増し、ハッキョに子どもたちを送っている保護者の方々は、ダブルワーク、時にはトリプルワークをしながら、仕事をし、子どもを学校に送る費用を負担してきています。そんなにまでしてなぜ子どもたちを朝鮮学校に送っているのか。それはここに来ているオモニの皆さん、時にここでマイクを持つハッキョの子どもの姿に、ぞこにおのずとあらわれていると思います。

 日本社会の中で、アイデンテイテイー、自分が何者であるのか、そして自分の中に民族として人間としての誇りを持って、自分に自信があるからこそ他者に対して寛容になり優しくなる。そんな子どもたちが朝鮮学校の中で育ち、それを支えるオモニの皆さん、アボジの皆さんがおられます。

 今日も火曜日バンドが楽しい音楽を奏でてくれています。先日は奈良でピョンヤンの写真展が行われました。奈良のハッキョで行われましたが、たくさんの方々が来られました。朝鮮学校を支える方々の献身的な働き、それを子どもたちが受けてのびのびと大きくなっていることが、大人たちにとって大きな喜びになっているというお話も出ました。

今日もいろんな方方に、マイクを渡していきたいと思います。

























城北初級の安先生がマイクを持たれました。

 こんにちは。先ほど奈良ハッキョの写真展の話が出てきましたが、僕も奈良の朝鮮学校に通い、大阪朝高でそして朝鮮大学に行き、奈良の朝鮮学校で7年間教員をし、次に大阪に来ました。

奈良もふるさとであり、大阪は第二のふるさとであり、そして心のふるさとは朝鮮学校です。

学校は今夏休み中です。教員たちは、授業の準備や運動会の準備や、一生懸命やっています。日本の皆さんは朝鮮学校のことを知っている人も知らない人もいると思いますが、いま多様性の社会ということで、男女差別関係なく、いろんな人たちと共に分かち合おうではないかと、この多様性を重視する世界・日本の情勢の中で、朝鮮学校の子どもたち、そして僕たちは、いたたまれない気持ちがたくさんあります。

日本で育ち、日本の国にも愛着があり、そして奈良、大阪、たくさんの日本の方々が力を貸してくれています。日本の政府の特に大阪の行政の人たちがちょっとでも力を貸してくれれば、これからの日本の多様性ももっと素晴らしいものになるのではないのかなと思います。この声がほんとに聞こえているのかどうかということは、何回もやっている人たちの気持ちとか、大阪府庁の方々に届いてくれればいいなと思います。これから2学期が始まります。たくさんの日本の方々の応援を胸に、そしてこれからも朝鮮人としての誇りを持ち、共に幸せな道を歩んで行けたらいいなと思います。コマッスムニダ。
































大阪第4初級の先生がマイクを持たれました。

 なかなかここに来れてないのですが、僕自身、中学校の時、無償化のことが初めて出てきて、高校に上がったら無償化適用されるんだと思いながら学生生活過ごしていたのですが、突然、排除になって、高校生の時自分も原告になって裁判に参加もしながらきました。

そして朝鮮大学校に行きながら、東京の方では金曜日に、火曜日行動と同じように、無償化闘争に参加をしながら闘ってきたのですけど、現実は今もまだ適用されていないということです。大変憤りと悲しい気持ちであふれています。

現在小学校の子どもたちを担任していますが、小学生や幼稚園の子どもたちは、実際に自分たちが国籍やなどで差別されているという実感は、あまり持っていません。ですが、これから中学・高校に上がっていくうちに、ずっと前から無償化問題があって、未だに適用されていないという状況を初めて知った時に、心にものすごく大きな傷を負うと思います。

実際に僕もその体験者の一人です。これから子どもたちにもっともっと教えていくことによって、高校無償化の糸口になればと、頑張っていきたいと思います。ほんとに暑い中、いつもウリハッキョのために戦ってくださる日本の先生方、そしてよろはっぷも(保護者の皆さん)、トンボたちのおかげで、ウリハッキョのソンセンニムたちもそうですが、子どもたちも、安心して学校で過ごせると思うので、これからも一緒に力を合わせて頑張っていきたいと思います。頑張っていきましょう。




















オンマたちのアピールです。

オモニ

大阪府庁の皆さまこんにちは。私は子どもが3人います。大学生と中学生から、ウリハッキョに通っているのですけど、高校無償化の闘いが始まってもう10年以上たとうとしています。

火曜日行動にも年に何度か立たしていただいているのですけど、子どもが卒業するまでには社会も変わるだろうと期待をもってアピールを続けていますが、10年一昔というように10年もたてば社会も変わっていくのに、日本の社会はなかなか朝鮮学校を認めてくれないという現実が、今だに続いています。

子どもたちの学ぶ権利を、朝鮮学校を支える日本の皆さんの力を借りながら、これからも訴え続けていきたいと思います。一日も早くウリハッキョの無償化を願っています。お願いします。










大野さんがマイクを持たれました。

大野さん

アンニョンハシムニカ。日朝市民連帯の大野です。

日頃いろんな運動しながら朝鮮の人たちと頑張っていますが、朝鮮の人たちの権利を守るということについては、大阪は一番遅れている、ヤル気あるのかないのか、敵対しているのかはわかりませんけど。国葬の問題は、圧倒的多数で今の時点で反対である。これは日を追うごとに絶対多数が反対に回るという中で、9月にやられるということです。これは決して民主主義ではない、とんでもない話で、玉砕そのものであると思います。

安倍さんが倒れた後に、逮捕者が続出する、変な現象が出てきました。オリンピックの組織委員会の元理事が、逮捕される。これ全部、安部さんのお友達だったのです。いろんな問題が噴出しているのだけどふたをしてきたという経緯がまずあります。

次に、幼・保無償化で運動していましたけど、全国幼稚園連合会というのがあって、全国で8000ぐらいの私立の幼稚園を束ねているわけですが、今から10年ちょっと前に、幼保連、全幼連、これが政府に対して無償化要請をしました。圧倒的多数の署名を集めて、安倍政権へ提出した中で、時間はかかりましたけど、幼稚園保育園が無償になった。その理事長が使い込みでまた逮捕されました。

これは安部さんが亡くなって1週間ほどして逮捕されてます。

この理事長は安部さんと同郷の山口の防府の人で、これが何億円も使い道を明らかにしていない、また事務局長は、友人というか彼女の高層マンションの家賃をずっと支払い続けていたことが明らかになっています。何十億も全国から集めて、自民党に献金を毎年1千万ずつしていたということも明らかになっています。

腐った安倍政権であった。それを引き継いで岸田さんがやっているわけですが、何をやっているかわからない。めりはりのない、特に朝鮮問題に対して口を開かない、何も言わないということは、私たちにとってはたまらない状態で、一日も早く、朝鮮問題、拉致問題も含めて、解決するような方策を、一歩前に歩みだしてほしいと思います。


























カンさんが力強いアピールをされながら歌も歌って下さいました。本当に元気一杯な保護者です。












































大村さんもマイクを持たれました。

大村さん

今日は484回目の火曜日行動です。明日は24日、何の日かご存じない方が多いと思います。

6日の広島の被爆、9日の長崎の被爆で、唯一の被爆国であると日本は言っていますが、そうではないとこれまでも話してきました。

明日24日は浮島丸事件、これを聞いたら朝鮮人の方はご存知だと思います。戦後77年経ちました。1945年8月24日、青森県の大湊港を出た浮島丸。この大湊港を出たのは戦時中に韓国・朝鮮半島から強制連行などで連れてこられた方たちが強制労働された、そういった軍事施設や造船所で働いていた朝鮮人の人たちが、祖国が解放されたということで、急いで祖国に帰りたいとこの浮島丸に、家族と一緒にたくさん乗られました。

釜山に向かっていたのに、途中舞鶴港に入港したのです。なぜなのか解らないわけです。戦後77年経っても日本は真相究明を一切していません。そして8月24日の夕刻、舞鶴港沖で浮島丸は撃沈されました。このことは日本では一切報道されなくて、何日かたって韓国からの報道でわかったわけです。浮島丸は海底深く沈んだまま、10年後にやっと調査がされましたが、真相は解明されていません。朝鮮人約4000人が乗っていましたが、日本人の乗組員200人余りと共に、2000人余りが亡くなったわけです。


今、舞鶴湾のところに舞鶴の有志の人たちによって碑が建てられています。毎年8月24日にはそこで朝鮮高校の生徒たちと合唱や踊りや、追悼の催しが開かれます。明日も開かれます。テレビはあまり報道しないと思いますが、私たちは、日本が戦争したことによって、いろんな真相が闇に埋もれてしまっているか、そのことについてもう一度歴史を掘り返してきちんと見ないといけないということを、皆さんにお知らせしたいと思います。





















みんなでシュプレヒコールしながら歌を歌いながら行動を続けました。

オモニから

大阪府庁の皆さん、日々私たちの生活安全のためにご苦労様です。東大阪からたくさん駆けつけてきました。吉村知事、コロナ対策テレビ出演などご苦労様です。

私たちも、コロナに悩まされ、子どもたちの補助金がカットされ、物価高騰でダブルの悲劇どころか四重、五重の悲劇に陥っています。もうこれ以上耐えられません。ほんとうに耳を傾けてください。私たちはこの闘い最後の最後まで闘い続けます。それまで大きな声で叫び歌い続けます。

歌 「声よ集まれ歌となれ」

シュプレヒコール

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ
・朝鮮学校の子どもたちを差別するな
・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ
・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ
・行政が差別するな
・みんなの力で豊かな共生社会をつくろう















































歌舞団の舞姫の音頭で「勝利のその日まで」みんなで元気に歌いました。


























オモニたちが記念撮影されています。


今日も東成中本分会の洪さんから参加者への冷たい飲み物の差し入れがありました。本当にコマッスムニダ❣️










駐輪場での申し送りです。
















森本さんが先日、奈良での写真展に大勢お越しくださりありがとうございますとご挨拶されました。





暑い中でしたが今日も心一つに行動することができました。来週も頑張りましょう。
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8月9日、483回目の「火曜日行動」です。

2022-08-09 17:13:00 | 火曜日
夏です。暑いです。参加者の皆さんの想いはもっと熱いです。



今日のレポーターはハルモニ(春母)会の平田さんです。写真撮影は松尾さん。暑さで頭がボッとしていますが、心一つに発信してまいりますね。



長崎さんの第一声始まりました。

長崎さん
こんにちわ。今日も暑いですね。連日猛暑が続いていますが、朝鮮学校に学ぶ子ども達の夢と希望を奪わないで、そういう思いを込めて火曜行動をスタートします。
私達は2012年4月17日に初めてこの府庁前に立ちました。大阪が全国に先がけて出してきた補助金を切ったことに対して、全ての子ども達が教育を受ける機会が得られるようにと始められた高校無償化から朝鮮学校が排除したことに対して、私達は行政が子ども達を差別しないでという一点でこの場に立ち続けているのです。ここには色々な立場、いろいろな思いをもった方が集まっています。子どもが差別を受け続けているのを見ながら何とか無くしたい、かって人権の大阪が持っていたほこりをもう一度取り戻してほしい、そんな思いです。

夏休みに入りました。子ども達にとっては、いつもはできない野外活動、プールなど楽しい時ですよね。私達はプールタイムというのがありましたが、大阪にプールのある朝鮮学校は一つもありません。朝鮮学校には保障されていません。
今日は、夏休みということで、いつもは来れないいろいろな方、幼稚園の子どもさんから80歳を超えられた方まで参加しています。第4初級の皆さん、中高のオモニ会の皆さんが来てくれています。メッセージをお願いしたいと思います。





いつもマイクとスピーカーを運んでくださる敏和さん!



火曜日バンドは不滅です❣️



大阪第4の先生のアピールです。

チェサー(大阪第4初級)でサッカー部の指導をしている者です。アンニョンハシムニカ。
久しぶりに火曜行動にきました。ボクも朝鮮学校でソンセンニムを10数年しながら、
ちょっとサッカーの話になるんですが、先日、20年続けている日本のクラブチームとの大会を催しました。そこには、すごく多くの子ども達と指導者の人に参加してもらっています。ほんとに僕としては、差別とか全然なくて日本の子ども達は僕たちに興味をもって話しかけてくれて、仲良くしてくれています。指導者とかの人達も僕たちの難しい立場のことも理解してくれている中で、大会に参加してくれています。手と手を取り合ってやっていけていると思うんです。この権利を勝ち取るためにも応援してくれる日本の人たちがいると思います。これからも共に頑張りましょう。





大阪第4の金先生もアピールです。

チェーサーで担任をしている金と申します。
夏休みで学童保育とか楽しんでいます。子ども達はこれから学んでいきます。何の心配もなく、のびのびと学べる、そういう場を作っていきたい、大人がこれからも頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。





アピールです。

オモニ

大阪中高のオモニ会からきました。
朝鮮学校が高校無償化から排除されて10年以上が立ちます。10年前、一番上の子が中学生、その次が小学生、下の息子は3歳でした。ちょうどその時アッパが亡くなって、女手一つで子ども達3人を育ててきました。朝鮮学校が無償化から排除されるという大変な時でしたが、朝鮮学校の小中学へ通わせ続けました。教育に差別があってはならないと思うんです。こうやって闘い続けるのは子ども達のためです。教育に差別が会ってはならないと思います。無償化が適用され、補助金が復活するよう私達も頑張っていきます。ぜひ耳を傾けてください。よろしくお願いします。




「南大阪の1%の底力」の田村さんもアピールです。

こんにちわ 1%の底力で朝鮮学校の民族教育を支援する会です。
国際法の子どもの人権規約に、何人も母国語で教育を受ける権利があるとされています。日本もそれに入っています。そして国連の機関から日本政府は差別を止めるよう勧告されています。
大阪を国際都市にとうたっていますが、カジノの住民投票を求める署名が約20万集まりましたが、その声を無視しています。これは、政府、大阪府が言っている民主主義とはまったく逆のことです。私達はこういうことをするために税金を払っているのではありません。カジノなど博打にお金をかけるよりももっともっと使い道があります。
子どもさん達は何人も母国語で受ける権利があるという国際条約に背かないで、勧告を受け入れてください。高校を無償化してください。大阪の朝鮮学校の補助金を支給してください。そのように私達の税金を使ってください。お願いします。




崔さんのアピールです。

今年は中日国交正常化50周年を迎える節目の年であり、朝日平壌宣言20周年を迎える、そういう節目のの時でもあります。
日本政府は中日宣言を通して、悪しき罪を謙虚に反省し二度と繰り返さない、そのことをもとにして中国と日本と良好な関係を築く、そういうことを宣言を通して全世界に発信したわけです。
今、その宣言が真摯に履行されてきましたか?どうでしょう?僕の見立てによれば、履行はおろか真逆の方向をむいてきたのが、この50年であり、訪朝20年であったのではないかというふうに思います。
中日関係は最悪の状態になってきているのではないか。なぜこうなってしまったのか?
みんな、真剣に考える必要があるんじゃないかと思います。あなた方の方にです。
そのことを考える上にですね、一つ大きなヒントとなるのが今日の日です。
8月9日、原爆の日です。8月6日、原爆の日です。この原爆の日というものを、日本の政府、社会は被害としてしか考えてこなかった。この原爆の日というのは、日本の被害であるが、大きな加害の日でもあるということです。広島で6万人の朝鮮人が被爆しました。日本の植民地支配、それによって多くの朝鮮人が強制的に、半強制的に日本に連れてこら
れ、6万人が被爆しました。そのことをみなさんはご存知ですか?
こうした歴史的事実に目をそむけ、ほうかむりをしてきた、その結果が今だと思います。
今、日本は中国、朝鮮を悪しきものとして、いつ襲ってくるかわからない、そういうこわい国だとして、新たな侵略戦争に向かおうとしています。
一言だけ確認しておきます。日本に原爆を落とし、広島、長崎を廃墟にし、大阪はじめ東京など大都市を焼野原にし、沖縄を壊滅させた張本人はアメリカですよ。そのことに対してどう思っているんですか?どういう認識を持っているんですか?時間がないようなので、
見えないものをちゃんと見て、真剣に考える必要があるとおもいます。




朝大生
私達は63期卒業生です。
私達は幼稚園から15年間民族教育をうけてきました。民族差別をうけてきました。
そんな中でも私達のために毎週火曜日行動を行って、たくさんの同胞、日本の方々が私達を支えてくれています。私達が将来恩返しが出来るよう、沢山学んで、これからもウリハッキョに関わって頑張っていきたいと思います。これからも共に権利を勝ち取れるよう頑張りましょう。




アピールとシュプレヒコールが続いています。



オモニの歌とシュプレヒコール

オモニ
先月末のNHKのパリバラを見られた方もおられると思います。京都朝鮮学校を題材にした報道だったんですが、在特会のあの事件、映像をみて本当に胸を痛め、何回見ても戦慄がはしります。その番組に出ていた子ども達が、朝鮮学校に通っていたから、小学生の時の体験が乗り越えられたと話していたことが心に残っています。行政が今の社会を作り出していると思うんです。私達がこれを変えていかないとと思います。

歌  「声よ集まれ歌となれ」

シュプレヒコール

*朝鮮学校に高校無償化を適用せよ!
*朝鮮学校に補助金を支給せよ!
*行政は子ども達を差別するな!



大村さんのアピールです。

大村さん 
 
キンボクトンハルモ二が言われた、私達の子どもを守ってほしい、そして子ども達には、差別に負けないで堂々と生きていってほしい、と言われた言葉が忘れられません。その思いをもってあきらめずに頑張ります。




最後の歌は「勝利のその日まで」❣️



いつものように駐輪場での申し送りです。



来週の火曜日は8月16日です。火曜日行動もお休みしますね。

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8月2日、482回目の「火曜日行動」です。

2022-08-02 18:13:00 | 火曜日
暑いですね、いくら夏だと言っても異常な暑さの中、火曜日行動が始まろうとしていた時、古賀さんが「ニョニョさんのお知り合いが先程持って来られましたよ」と大きな袋を二つくださいました。



中を開けてびっくり❣️カチワリ氷やアイスキャンディが一杯入っていました。



溶けてしまえば折角の差し入れが台無しです。長崎さんと相談して、行動の前に皆さんに食べていただくことになりました。



お名前も明かさず去られたようですが、こんな事なさる方は彼しかいません。何年か前にも似たようなことがありました。



東成支部在住の洪さんに100%間違いないことでしょう。コマッスムニダ❣️百人力を得ました。



今日のレポーターはお二人です。ハルモニ会の井上さんと横道さんです。写真撮影はいつものように松尾さんです。今日も心一つに頑張りますね。



長崎さんの第一声始まりました。

☆長崎さん

府庁でお勤めのみなさま、ご通行中のみなさま、本当に暑い日が続いています。
私たちは暑い日も寒い日も、雨の日も風の日もこうやって、一日も早く子どもたちが笑顔を取り戻すために、大阪府が長年支給してきた朝鮮学校への補助金の復活を求めて、今日も火曜日行動、みなさんにアピールをさせていただきます。
猛暑がつづいておりますので、アピールはあまり長くならないように、時間も30分までとして終わりたいと思います。

先日、29日に私は大阪府議会を傍聴しておりました。カジノをすることについて住民投票で決めてほしいという署名が21万を越えて集まり、有効署名は19万を越えました。これを受けて府議会で審議がありましたが、全くと言い程この署名の重みが受けとめられませんでした。朝鮮学校がこの10年間こうやって大阪府庁の前で立たなければならなかった、少数の意見を聴き、向き合い、話し合うということがなされなかった、それがそっくり表れたような府議会でした。6人の方が意見陳述をされましたが、与えられた時間はわずか30分でした。私が府議会に入ったのは12時半、終わったのは7時を過ぎていました。審議ということで3時間以上待たされましたが、その時間の1時間でも意見陳述に充てられたら声があげられたのに。

その意見陳述の中で心に残ったのは、ギャンブル依存症に家族が苦しみ、子供時代を奪われ、苦しんできた人たちの陳述でした。ギャンブル依存症になった時に家族はどんな悲惨な目に合うか、先日、安倍首相を撃った山上容疑者は、母親が統一教会に洗脳され、全ての財産を教会につぎ込み、子供時代を奪われたということがありました。ギャンブル依存症はまさに同じようなものです。どうやってギャンブル依存症を防止するんですか?という質問に対して、木で鼻をくくったように「防止センターを早めに作ります」、「カジノの中に相談センターを作ります」と述べましたが、ギャンブル依存症の家族の方はハッキリと言いました。
「10万円を持っていったら10万円まで使ったらギャンブル依存症ですか? これ以上お金を使ったらあなたは危険だからやめますよと言ってカジノの中で止められるんですか? ギャンブル依存症になった人はそれが問題だと思ってないから相談する訳がない。」
こちらの質問には答えない中で、議会は住民投票を否決しました。

その姿と、こうやって10年私たちが立ち続けている姿と、少数の声をきちんと聴き、向き合い、納得のいく説明をする、これが民主主義の基本であるにもかかわらず、それがなされなかったこの10年間を思いました。なぜ私たちがこの場に立っているのか、人間として譲れないもの、人間として許せないこと、朝鮮学校がいかに人間を輝かせて育ててきたのかということを伝え続けてきました。これからもしていきたいと思います。
今日は劉校長が来てくださいましたのでアピールをお願いします。




火曜日バンドは不滅です❣️



アピールのトップバッターは大阪第4初級の劉先生です。

☆劉校長先生

ご通行中のみなさま、府庁で働いている方々、お久しぶりです。
学校の大事な仕事があって、久しぶりに来ました。
この間の火曜日行動に来られたたくさんの方々、いつも暑い中、ご苦労様です。

コロナが2年になるのか3年になるのか、義務と権利で言うならばコロナに関しては関係なく、朝鮮学校も感染者もあります。私も5月に感染してしまい、周りの方に迷惑をかけましたが、行政の側からは朝鮮学校に対しても、外国人学校、各種学校という括りで、感染に対する要望など多い時にはメールなど雨あられのように飛んできます。大阪府民であるので、コロナが蔓延しないために、また、朝鮮学校の子どもたち、保護者、教職員を守るためにメールを読み、頑張って感染対策をしています。日本の方々と同じように納税もしています。ですが、いまだ朝鮮学校に対しては補助金が止まってから何の変化もなく止まったままです。
社会が大変な中、保護者も家計を支えるために職種が変わったり給料が下がったり色々大変な中、朝鮮学校に送っています。

コロナが無かったら、8月7日に地域の日本の方々も含めて朝鮮学校を支えるための財政活動の一環として納涼祭をやる予定でしたが、赤信号が出ましたので、9月の中頃に延期することになりました。

世界の情勢が動く中で、ふと思うのは、森友学園の問題は結局どうなったのか、つらつら自転車に乗って来ながら、何も解決しないまま終わったんじゃないかと。IRも19万人の署名を集めたが結局、19万の声は権力の力によってに黙殺されている、そんなことをこの頃感じる次第です。

これからも、正しいことは正しいので、朝鮮学校で民族教育を守っていきたいと思いますので、支援のほどよろしくお願い申し上げます。



村上さんもマイクを持たれました。

☆村上さん

私たちは、子どもたちの学ぶ権利を求めてここで10年間訴え続けています。

子どもが学ぶ権利というのは国とかは関係ないんです。
自民党や与党、そして大阪維新、そういった政権を持った側は、国家間の脅威というものを煽っていますが、それによって私たち市民に対して朝鮮は悪い国だと言って、学校に対しても教育は必要ないと、そういう心を煽ろうとしていますが、でも私たちには日本人としての責任があります。私たちはずっと朝鮮を侵略し続けたんです。私たちのせいで朝鮮学校の子どもたちは学ぶ権利を奪われ続けているのです。

私たちは一刻も早い朝鮮学校の完全な無償化を求めています。子どもたちの学ぶ権利を守るのは、私たち大人の責任です。そして日本人としての責任を果たさなければいけません。

大阪府庁のみなさんも私たちの訴えに耳を傾けてくれていると思います。私たち一人ひとり市民の力で声をあげて、朝鮮学校の無償化を実現しましょう。




大阪第4初級の若い先生がマイクを持たれました。

☆ 幼稚班の先生

みなさん暑い中お疲れ様です。
わたしは初級学校の幼稚班の先生をしています。火曜日行動には年に数回しか参加できませんが、わたし達ウリハッキョのために頑張っている皆さんに、お会いしたくて今日は来ました。
わたしは先生になって3年になりますが、こども達が目に見えるところや、目に見えないところでも差別されているのが寂しいです。
わたしはこども達が胸を張って生きていける様に育てていきたいと思います。
そのためにこれからも頑張っていきたいと思います。
みなさん一緒にがんばりましょう!




もうお一人の第4初級の先生もマイクを持たれました。

☆ 初級部の先生

わたしは6年生の担任をもっています。
今は夏休みですが夏休みも舞踊の練習などがあり、同胞や日本の方々が頑張ってくださる火曜日行動になかなか参加できないのですが、今日来ることができました。
今もこども達が差別を受けているのに憤りを感じます。
こども達が何の差別もなく日本で、ウリハッキョで暮らせたらどんなに良いかと思います。
やはりウリハッキョで学ぶのが一番だと思います。
そのために、わたしも教員として一日一日を頑張っていきたいと思います。そしてハッセン(学生)たちをしっかり育てようと思います。
このような火曜行動をしなくてもよくなるように、差別がなくなるように、これからも頑張っていきたいと思います。一緒に頑張りましょう!


☆ 長崎さん

日本の大学生をチェーサーに案内した時に、「なぜ朝鮮学校に行くのかな」と思っていたけど、こども達や先生と話していく中で「自分のことを好きになる」ことなんだな、と思ったと大学生たちが話してくれました。そういう教育を頑張ってくださっている先生達ありがとうございます。




モンダンヨンピルのイさん、今日も取材に来られました。



大阪朝鮮中高の新しいオモニ会長の梁さんがマイクを持たれました。

☆ 中高級学校オモニ

府庁のみなさん! ご通行中のみなさん! アンニョンハシムニカ。

大阪朝鮮中高級学校オモニ会の梁淑子と申します。

大阪朝鮮中高級学校は今年70周年を迎えました。

朝鮮学校は日本に住む在日朝鮮韓国の子供達が、
自国の言葉、歴史、文化を習い自己のアイデンティティー確立の為に1945年の解放直後から日本全国に建設された民族学校です。

現在の在日朝鮮人は自ら日本に渡って来た一般的な外国人ではなく、日本の植民地支配によって日本に渡って来ざるを得なかった一世達の子供、孫、ひ孫になります。
こう言う観点から、朝鮮学校は日本の植民地支配の結果として存在する訳であります。

2022年の夏は本当に異例づくめです。
記録的に短かかった梅雨、
6月から続く猛暑、
物価高騰と急速な円安、
安倍銃撃事件と参議院選挙…

どれも我々の生活に少なからず色んな影響を与えていると思います。
とりわけ、安倍銃撃事件は在日朝鮮人、特に朝鮮学校に通う子供達に多大な影響を及ぼしました、
安倍銃撃事件の速報を見た瞬間、多くの同胞が〝ウリハッキョ学生園児に影響は出ないか?!〟と心配したと聞きました。
それは何故でしょうか?

私は99年前の関東大震災朝鮮人大虐殺が頭をよぎりました。
〝朝鮮人が井戸に毒を入れている〟〝朝鮮人が放火した〟と意図的にデマを流し、それを信じた人々が6600余名にも及ぶ在日朝鮮人を無惨にも虐殺しました。

今回の銃撃事件の速報が流れた直後からネット上では
〝犯人は在日韓国朝鮮人〟と根拠のないデマが流れました。

このような衝撃的な事件が起きる度に、ヘイトクライムの対象になってきたのは、間違いなく朝鮮学校の学生園児達です。
事件から数日間、登下校に先生方と親が付き添い、子供達の安全を守りました。
初級部、中級部、高級部で数日間クラブ活動も中止になりました。

99年前と今日とで何が変わったでしょうか?
99年が経った今日でも、在日朝鮮人と学生園児に、植民地統治時代を彷彿させる民族的差別や迫害が加えられている現実を沢山の方に知ってほしいです、

我々大阪朝鮮中高級学校オモニ会は
このような民族的差別が未だに残っている事を内外に広く知らしめる事、高校無償化適用•補助金再開、幼保無償化適用等の民族教育権擁護活動を大阪のオモニパワーで力強く展開していかないといけないと思っています。

皆様には70周年を迎えた大阪朝鮮中高級学校、そこで学ぶ学生達の姿を直接見て頂きたいです。
今年は9月22日に70周年記念祝賀会、10月2日には大運動会、11月19日は4年ぶりの対外公開授業が行われます。
皆様には11月19日の公開授業にぜひ足を運んでいただき、子どもたちの生き生きした姿を直接ご覧になって、私たち保護者たちとも楽しく交流していただきたいです。

そして来年の1月29日には東大阪文化創造会館で70周年記念文化公演が行われます。大阪朝鮮中高生全員が出演する素晴らしい公演です!
是非是非お越しください。
詳しくは大阪朝鮮中高級学校Facebookをご覧ください!

私たち大阪朝鮮中高級学校オモニ会も日本の方々と、また世界の方々と対話を通じて相互理解を深め、手と手を取り合いながら共に生きられる社会づくりに貢献したいと思います。

ありがとうございました。コマップスムニダ。 





みんなでシュプレヒコールと合唱‼️‼️

歌♪『声よ集まれ、歌となれ』

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ!

・行政が差別するな!

・朝鮮高校に高校無償化を適用せよ!

・朝鮮学校の補助金支給を復活させよう!

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!

・みんなの力で豊かな共生社会を作ろう!



大村さんもマイクを持たれました。

☆ 大村さん

みなさんこんにちは。
吉村知事は高齢者に「不要不急の外出を控えるうよう」と言っていますが、わたしも高齢者です。参加されてる方々も高齢者がおられます。
でも、これは朝鮮学校のことは大事な大事な問題だからここに集まっているのです。
吉村知事!人権の問題なんとかしていただきたい。この朝鮮学校に対する差別も人権の問題として解決してほしいと思います。

カジノ住民投票要求もたくさん署名が集まりました。ここに参加している方々も「カジノはあかん」と署名活動をされました。

元安倍首相の死はわたしは大変残念だと思っています。
何故かと言うと2012年12月26日、第二次安倍内閣が発足します。第二次安倍政権が最初に手を付けた政策が、朝鮮学校を高校無償化から除外するということでした。12月28日に下村文科大臣はいち早く朝鮮学校無償化除外を宣言しました。そして朝鮮学校にも適用出来る施行規則の条項を抹消してしまいました。
そのことについて元安倍首相は、はっきり説明して責任をとって欲しかったと思います。




最後の歌は,名テナーカンさんと歌舞団の名歌手-金さんとの合同音頭による「勝利のその日まで」❣️❣️❣️



行動終了後、モンダンヨンピルのイさんの提案で全体写真を撮りました。皆さんが全員お顔を出されるように提言している間に撮影終わってしまい、私は写真に入れませんでした。トホホ(まぁ生きていたらこんなこともあるでしょう。)



駐輪場での申し送りです。



大和高田から毎回参加されている森本さんが、8月11日、奈良耳成の朝鮮幼稚園で行われる写真展の紹介をされました。



私も大阪で見ましたが応援兼ねていくつもりです。



来週も頑張りましょう‼️

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