秋晴れの府庁前です。
早くから皆さん駆けつけて来られました。
ソウルから「ウリハッキョとこどもたちを守る市民の会」の皆さんも来られました、再会を喜んでいます。
新しい横断幕を作って又持って来てくださいました。
今日のレポーターは大御所の横道さんです、写真は松尾さん、よろしくお願い致します。
我らが長崎さんの第一声が始まりました。
☆長崎さん
久しぶりに青空がひろがっています。今日は267回目の火曜行動です。
去る10月25日 街宣行動「おおさかアクションIN 天王寺」を行いました。
450名以上の方々が集まってくださり、ビラ配りとマイクアピールをしました。
又、今日は韓国でわたし達を支えてくださっている
『「ウリハッキョ」と子どもたちを守る市民の会』
の共同代表ソンミヒさんと仲間の方が、応援に駆けつけて下さっています。
自分のことの様に朝鮮学校に連帯して下さる『市民の会』のみなさんに、私たちはいつも勇気と元気をもらってきました。
そして、たくさんのカンパもいただきました。
大阪の「無償化」裁判は画期的な勝利でした。
韓国まで広がる連帯の輪、支援の輪は、裁判官の判決を導く大きな力になったと思います。
しかし、「無償化」裁判、東京の判決はひどい判決でした。
どう考えても、国の方が間違っていますから、証人に立った文科省の役人も、しどろもどろの証言しかできませんでした。
しかしながら、新しい裁判官に変り判決が行われ、判決内容説明は一切無く「却下」の一言。
裁判官は逃げる様に退場しました。
ソンミヒさんは何故朝鮮学校を支援するのか。それは、
「朝鮮学校の教育に韓国の私たちが失った、教育の原点を見るから」
「朝鮮学校の教科書では、朝鮮半島のそれぞれの正しい歴史を載せていて、学んだ子どもたちは民族の誇りを取り戻しているから」と仰います。
韓国も日本も学校教育の場は競争、競争の社会です。
朝鮮学校は「一人はみんなのために。みんなは一人のために」を実践して、ひとり一人の良いところや能力に応じて伸ばしていく教育です。
何よりも子どもたち同士、助け合って学んでいく学校です。
これから、各朝鮮学校で公開授業や秋祭りが開催されます。
朝鮮学校のことを、「来て、見て、知って」ください。そして話あってください。(レポート横道)
イケメン三銃士の中山さんは出張なので、森本さんが仲間入り^ - ^
カナダ在住の大島さんが参加されました。
感想をお聞きしたら、皆さんの熱意に驚きを禁じ得ないと仰り、このようなたたかいが大阪で行われていることを初めて知り恥ずかしいと仰いました。又機会があればお越しくださいとご挨拶させていただきました。
ソンミヒ代表の力強いアピールに皆さん驚いていらっしゃいます。
손미희대표의 힘있는 인사에 참가자 모두 감동을 금치 못했습니다.
☆ソンミヒさん(通訳:カンさん)
アンニョンハシムニカ
『「ウリハッキョ」と子どもたちを守る市民の会』共同代表のソンミヒです。
お会いできて嬉しいです。
異国の地で分断の痛みを抱えながら、たたかっておられる、在日同胞のみなさんを心から尊敬します。
朝鮮学校の保護者と共にいてくださる、日本の支援者の皆さん、本当にありがとうございます。
異国の地で、民族を守り抜こうする在日同胞の教育権を奪う、日本に怒りを覚えます。
子どもにとって教育とは、どこで生まれようと、どこで生活しようと、保障されなければならない権利です。
朝鮮学校の子ども達や保護者や支援のことを、韓国で知ることになったのが、遅くなったことを、お詫びしたいと思います。
遅くなりましたが、私たちは2014年6月にこの会を立ち上げることになりました。
韓国で映画「60万回のトライ」上映運動や、国会へ働きかけを行ってきました。
東京文科省前の朝鮮大学生たちの金曜行動に出会い、とても心が痛みました。
それから韓国でも日本大使館前で毎週金曜行動を行い、125回目になります。
又、大阪と東京の行動にならい、火曜と金曜に各職場で行動しています。
朝鮮学校を訪問することは、韓国の法律では問題になるのですが、だからこそ、私たちは朝鮮学校を訪ねることにしています。
私たちはよく理解しています。この闘いが決して容易でないことを。
しかし、それ以上に深く理解しています。諦めずに闘うことの大切さを。
日本の支援者の皆さんが、我々自身の問題であると言う、人間としての生き方として取り組んでくださっていることに、深い尊敬の念を抱きます。
朝鮮学校はまだまだ差別や偏見の中にありますが、私たち大人が諦めずに闘うことが大事だと思います。
最後に『勝利!』という言葉を送ります。
☆長崎さん
韓国民衆はキャンドル革命によって、政権を交代させました。
日本では今回の衆議院選で「排除」を言った政党が支持を失いました。
日本社会も境目に来ていると思います。
韓国に学ぶものがたくさんあります。(レポート横道)
通訳はカンさんがしてくれました。
ニョニョも無償化裁判勝訴の日に書いた詩を原語で朗読しました。
우리는 여기에 선다
녀녀
어떤 사람은 신나게 손풍금 타고
어떤 사람은 흥겹게 피리 불었다
매주매주 《화요일행동》마다
어떤 사람은 노래를 지었고
어떤 사람은 사탕알을 나누었다
어려울수록 웃음을 잊지 말자고
어떤 사람은 전문학교 입학하는 날
새 양복차림으로 부청앞에 왔다
한장이라도 삐라 뿌려 떠나겠다고
어떤 사람은 매주 확성기를 날랐고
그의 처는 매번 30분이나 호소했다
아이들의 웃음을 빼앗지 말라고
어떤 사람은 야근한 다음날에도
쉴 짬도 없이 여기에 달려와
차별반대 호소하며 삐라를 뿌렸다
어떤 사람은 병으로 아픈다리 끌며
250일을 꿋꿋이 버티여 섰다
큰비 오는 날에도 칼바람 불어도
어떤 사람은 49일제를 끝낸 날
남편이 못다이룬 뜻 이어가겠다고
눈물을 머금고 이 자리에 섰다
어떤 사람은 자식들 키우느라
몇군데나 파트근무로 나가면서도
우리 학교 지키자 눈물로 호소했다
아, 여기는 인간사랑이 넘쳐나는 곳
민족의 차이를 넘어 마음 하나되여
미래를 가슴에 그리는 자리
어린이로부터 어르신들까지
5년을 하루같이 우리는 섰다
오늘도 우리는 떳떳이 여기에 선다
「ここに立つ」
ある人は賑やかにアコーディオンを弾き
ある人は楽しげにリコーダーを吹いた
毎週毎週 「火曜日行動」の日に
ある人は歌を作り
ある人はキャンディを分かち合った
辛い時こそ笑いを忘れまいと
ある人は専門学校入学式の日
新調のスーツ姿で府庁前にやって来た
1枚でもビラを配ってから出発したいと
ある人は毎回重いスピーカを運び
その妻は毎日30分も訴え続けた
子どもたちの笑顔を奪わないでと
ある人は夜勤明けの度に
休む間もなくここに駆けつけ
差別反対と訴えビラを配った
ある人は病で痛む足を引きずりながらも
250日間 雄々しく立ち続けた
大雨降る日も 強風吹きすさぶ日も
ある人は49日葬を終えた日
夫の果たせなかった遺志を受け継ぐと
涙をこらえてここに立った
ある人は子どもたちを育てるため
いくつものパートを掛け持ちながらも
ウリハッキョを守ろうと涙で訴えた
ああ、ここは人間の愛があふれる場
民族の違いを越え 心一つに
未来を胸に描く所
幼な子からお年寄りまで
5年を1日の様に私たちは立った
今日も私たちは潔くここに立つ
沈美福さんもアピールします。
☆オモニ会 オモニ
朝鮮大学に子どもを送っているオモニです。
無関心ほど怖いことはありません。
無関心ほど子どもを傷つけることはありません。
みなさん! 自分のことと置き換えて考えてください。
東京の金曜行動の歌を歌います。
☆長崎さん
学生たちは誇りを取り戻すために、文科省前に立ち続けています。
この火曜行動でも、夏休みや冬休みに、子どもたちはここに立ちました。
小さな手でビラを配ろうとして無視されると、オモニがいま言われた様に、子どもたちの心は傷つきました。
大阪は嘗て、人権をまもる共生の町でした。その誇りを取り戻してほしい。
公務職員は、現場の苦しみをくみ取って手を差し伸べるのが仕事です。
上から言われているから、気の毒だけど仕方がない、では済まされません。(レポート横道)
愛のキャンディ
大村さんもマイクを持たれました。
☆大村和子さん
天王寺の街宣行動では、いろいろな闘いの場からアピールがありました。
「ピースおおさか」リニューアル裁判の報告もありました。
「ピースおおさか」はその設置理念から、アジアの人々に対し、日本はどうであったのか。その歴史の事実を子どもたちに伝えていくために建てられたのです。
しかし、橋下知事になって、それを自虐史観と決めつけ、展示内容をリニューアルすることになったのです。
大阪市・大阪府は変更内容を一切知らせず、公開請求にも応じなかったのです。
公開請求拒否は違法と訴えた裁判の2審で、裁判所は大阪市の違法性を断じ、勝訴しました。
麻生副総理が選挙に勝ったのは「北朝鮮のおかげ」と発言しました。
やっぱり、そうだったのか。選挙に利用しているのだ。怒りでいっぱいになりました。
朝鮮学校の子どもたちが、どんな思いで聞いただろうかと、心が痛みました。
なぜ、朝鮮学校が存在し、長い歴史があるのか。
なぜ、厳しい中を一生懸命、子どもを朝鮮学校に送っておられるのか。
もっと、もっと知ってほしいと思います。
排除ではなく多様性を認める。そのことが、私たちの生きる巾を広げ、もっともっと豊かになるのではないでしょうか。(レポート横道)
申さんがバイリンガルでアピールします。
☆申さん
今日は韓国から来ておられるので、ウリマルと日本語でアピールします。
私は学生です。
お金も力もないです
それでも気持ちはあります。
朝鮮学校に通い、民族を学びました。だからここに立っています。
私は今日、ソンミヒさんのアピールに大きな力をもらいました。
日本は私たちに冷たいかも知れないが、東京には金曜行動の仲間がいます。
韓国からこうして連帯に駆けつけてくださる方がいます。
在日同胞も支援の日本人の方もいます。
だから学生を代表してアピールしています。
これからも力強く活動していくことを誓います。(レポート横道)
最後の歌は「勝利のその日まで」、カンさんが熱唱しみんなで力一杯歌いました。
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ソウルからの皆さんに大きな拍手が送られました。
力強い挨拶の後、横断幕を連絡会の代表に伝達しました、離れていても心はいつも皆さんと共にあると仰りながら・・・、、、
解散後、地下鉄組で、ソウルの友人たちと食事に行きました。
楽しいひと時を過ごした後、大阪城公園内を一緒に歩いて森ノ宮駅まで進みました。紅葉を楽しみながらゆったりと歩きました。至福のひと時でした^ - ^
来週も頑張ります❣️