まだ秋なのに冬を感じる今日このごろ、546回目の「火曜日行動」が行われました。
今日のレポーターは、ハルモニ会の陶山さん、写真撮影は松尾さんとニョニョです。今日も心ひとつに発信して参りますね。
長崎さんの第一声始まりました。
長崎さん
府庁でお勤めの皆さま、ご通行中の皆さま、こんにちわ。風は冷たいですが日差しが明るい小春日和です。今日も朝鮮学校で学ぶ子どもたちの、笑顔と夢を、大人たちが奪わない、その思いを込めて、毎週火曜日の昼に、行動を始めました。
大阪府が人権の大阪として全国に先駆けて支給してきた朝鮮学校への補助金を打ち切られて11年を越えようとしています。2012年4月17日にこの場に立ちました。
私が掛けてきたプラカードの子どもさんは、その当時幼稚園でした。今高校生、大学生、社会人となっています。子どもたちにとって、差別がまた次の世代に渡されていく、自分たちがつらい思いをしたことを後輩には渡したくない。そんな思いをこの場で何度訴えてきたでしょうか。にもかかわらず残念ながら朝鮮学校への補助金の復活は今年も行われずに、年の瀬を迎えようとしています。
でもこの11年の間に、行政の差別が変わらないのと反比例するように、火曜日行動に集う人たちは様々な広がりを見せてきました。今日もいろんな方々が参加されています、オモニ、アボジ、ハルモニ、ハラボジ、ソンセンニム、そして日本人として、朝鮮学校への差別というのが、私たちが戦後平和憲法をつくり、民主主義を作っていくうえで、差別をしない、どんな子どもたちにとってもこの日本で生まれて育ってよかった、そんな思いで作ってきた日本社会が、今、差別と格差の広がりを持つ社会になってきている。だからこそあきらめない、どんなに嵐が吹こうとも、寒さの厳しい時でも、ここに来る人たちの心の中には、あきらめない思いと。
そして25日に生野で朝鮮学校の公開授業が行われましたけども、そこにも大学生をはじめ、始めてこられる方々も参加してくれました。朝日新聞で、朝鮮学校の公開授業と、先日行われた、大阪で唯一勝ちました朝鮮学校の裁判、勝訴した裁判の報告集の本の紹介が取り上げられました。
いろんな人たちがあきらめない思い、自分たちが人間として家族と共にお互いに愛し合い、地域の中で助け合い暮らしている、そんな思いを届けるためにも、順番にマイクを渡していきます。
参加者の皆さん❗
平石さんが今日もマイク持たれました。
平石さん
維新を許せないという、維新の政治活動に反対する行動をやってきました。カジノ反対、万博もこんなに無駄金を使うのは、黙っておれないということで、ネット署名とか集めました。先日WTCの万博協会に署名を持っていきました。ネット署名も合わせて93000筆くらいです。まだ続けているのでまだ署名していない人はよろしくお願いします。
WTCに行く前に、署名を持って行きますと言ったら、来ないでくれ、郵送してくれという。郵送する奴なんかおれへん。代表2人で会う。どないする大阪の未来ネットワークの代表が提出しました。向こうは取材も拒否だと言っていた。共同通信の人に取材拒否と言ったものだから、共同通信の人がおこって、1時間もすったもんだしていました。渡してきたが、万博協会もだらしない。東京新聞では、中止でええやんという私たちのチラシの文句が見出しになったりしています。
万博は絶対止めなあかん。2350億円と言っていますが、運営費が1300億円その他もろもろ入れたら5000億円越えます。たった半年の行事のためになんでそんなに使わなければならないのでしょうか。大屋根は、国会で質問されたら夏の暑い時は涼しい施設ができますとか答弁して、300億円の日よけ、入る価値はありません。無駄使いばかりしています。
メディアも論調が変わってきました。厳しい批判もしています。アカン物はアカンと言わないといけない。もうこれで上振れはしないと言っていますが、そんなことできるわけがありません。今、日本の貨幣価値が下がっているがゆえに、様々なものが上がっていて、これから1年半後の万博までにはもっと上がります。何としても止めましょう。2350億円も使うのなら、ここの過去の補助金も全部払ってください。
火曜日バンドは不滅です❗❗
東大阪初級オモニ会の皆さん❗
古川さんもマイクを持たれました。
古川さん
この土・日、朝鮮学校の公開授業・文化祭に行ってきました。大阪朝鮮中・高級学校に行ってきました。民族衣装のファッションショウとか仮面劇タルチュムとか、朝鮮学校の学生さんたちはほんとに仲良くイキイキと楽しく伸び伸びとやっていました。
府庁の皆さんご通行中の皆さん、お聴きください。これだけ補助金打ち切られ、この社会でいろんな差別を朝鮮学校に行っていますが、朝鮮学校の人たちは差別に負けておりません。朝鮮学校の学生さんも、ここに集まる支援者の人たちも、火曜日行動の皆さん、オモニ・アボジの皆さんは、本当に一丸となって、朝鮮学校のために立ち上がっています。負けていません。負けているのは吉村さん、松井さん、横山さん、橋下さん、あなた方差別者です。もうこんな恥ずかしい差別は止めましょう。
土曜日には朝鮮学校の公開授業に行ってきました。日本語の教科書に1919年3月1日の3.1独立運動、朝鮮に対する植民地支配に反対して立ち上がった運動に、日本がライフル銃と暴力で封じた運動、1923年9月の関東大震災の時の朝鮮人虐殺、そして今にも続く朝鮮人差別がしっかりと記されていました。恥ずかしくなりました。こういうことは日本の教科書に載せないといけないのではないでしょうか。これで終わります。
長崎さん
朝鮮学校に始めてきた大学生の方々が、ほんとに来てよかった。百聞は一見にしかずだなと言っておられました。翌日の中・高級学校の文化祭にも行かれて感動されたようです。
出会うこと、交流すること、「来て、見て,知って」というのが生野の公開授業のテーマですが、出会って、見て、知って、理解を深めて、今日本社会で何が行われているのかを多くの人たちに知ってほしいと思います。
オモニ
皆さまお疲れ様です。東大阪朝鮮学校のオモニ会です。日本の教育現場では、基本的人権を尊重し、平和で差別のない民主的社会の実現を目指し、実践できる人間の育成、そして互いの違いを認め、立場を理解し支え合う、人間性豊かな子どもの育成に力を入れているそうです。この教育方針の模範となるべき行政が、朝鮮学校だけを差別をしていることを恥ずかしく思っていただきたいです。
政治の問題と、子どもたちが教育を受ける権利は、本来切り離されるべきです。特に東アジアが平和構築へと舵を切ろうとしている中で、あなたたちの学校は、日本で就学支援の対象とされている教育機関ではないという判断を突きつけられている朝鮮学校の関係者、誰より、朝鮮学校で学ぶ子どもたちはどうなるのでしょうか。
朝鮮学校に対する差別を無くす問題は、在日外国人すべての権利につながる問題だと思います。私たちの声は届いていますか。どうか私たちの声に耳を傾けてください。私たちはそれまで闘い続けたいと思います。子どもたちが学ぶ権利を奪わないでください。
歌「声よ集まれ、歌となれ」
シュプレヒコール
・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ
・朝鮮学校の子どもたちを差別するな
・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ
・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ
・行政が差別するな
・みんなの力で豊かな共生社会をつくろう
大阪中高オモニ会の梁会長がマイクを持たれました。
オモニ会長
大阪朝鮮中・高級学校オモニ会から来ました。この26日、日曜日に大阪朝鮮中・高級学校の、公開授業と学術文化祭というのが行われ、多くの同胞、日本の方々にお越しいただきました。
子どもたちの学ぶ姿、歌を歌い、朝鮮の舞踊を踊り、日本語・朝鮮語・英語・中国語を使って、舞台に上がる子どもたちの姿等を、たくさんの方に見ていただきました。
現在大阪朝鮮中・高級学校オモニ会としては、新校舎建設後の新しい机と椅子をプレゼントしよう、この椅子と机が民族教育100年に向かう未来になるのだと信じて500万円を目標に日々活動を行っております。
これから30年後、民族教育100年を迎えるころ、子どもたち、日本の社会はどうなっているでしょうか。今よりも良くなっていることを願って、オモニたちは一生懸命活動しています。未来、希望に向かって活動しています。
オモニたち休みもなく日々頑張っているのですけども、誰一人疲れた顔せず、生き生きと活動しています。これは未来に向かっての活動だということで、やりがいのある活動として、ここに来ておられる皆様にもたくさんご支援いただいてありがとうございます。
先週、大阪の補助金裁判と無償化裁判の記録集、当たり前の権利を求めてが出版されたのですが、当たり前の権利を求めるのがなんでこんなに難しいのかとすごく実感して、心が痛くなりました。
みんなが享受できる当たり前の権利が、なぜ在日朝鮮人、ウリハッキョに通う子どもたちには難しいのか、なぜ10何年もここに立ち続けて闘わなければいけないのかと胸が痛くなりました。しかし、負けてはいられないので当たり前の権利を獲得するまで、オモニたち頑張りますのでよろしくお願いします。
オモニたちを先頭にシュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」が繰り返されています。
大村さんがマイクを持たれました。
大村さん
京都の友人が京都新聞の記事を送ってくれたので、朝鮮学校に通う12歳の子どもの投稿です。
「私は朝鮮学校に通っているのですが、通学していると、どこの学校に通っているのかと見知らぬ人に聞かれました。朝鮮学校に通っていると言って、何か言われたらどうしようと考えました。このようなことを考えてしまうのは、世界各国で人種差別がおこっているからです。」人種差別はいけないとかヘイトスピーチとかいろいろ書いているのですが、「人には人権があります。それなのに人権がないように扱われるのはおかしいです。私は在日朝鮮人として、人種差別が無くなり、朝鮮人として堂々と生きていきたいです。」と書いています。この初級学校の6年生の子どもが、素直に朝鮮学校ですと言えないような状況を創り出しているのが、日本社会ではないか。そう思います。
朝鮮学校に行くと子どもたちは本当に堂々と、在日朝鮮人であることを誇りを持っていくような教育が行われているということを、この前も公開授業で改めて感じました。自分たちでテーマ決めて発表する場で、「日本社会に日本人に朝鮮学校のことをどのようにして知ってもらうか」というテーマでは、電車の宙吊り広告だとか、それはお金がかかるとか、考えていましたが、きっと気持ちの中には日本社会全体に自分たちの学校のことをもっと存在として認めてもらいたい、公的差別が行われている、裁判も忖度判決の中で、朝鮮学校が厳しい状況に置かれているということを、子どもたちは痛感しているのかなとの思いで見ました。この時に共同通信の方が取材に来ておられて、次の日に東大阪で行われた文化祭のことを出されていました。
「朝鮮学校を広く知ってもらおうと、大阪朝鮮中・高級学校(東大阪市)が文化祭を公演し多くの市民でにぎわった。公開授業や生徒による伝統芸能、チマチョゴリのファッションショーなど行われた。昔のようにチマチョゴリの制服を堂々と着られる社会に戻してほしいと、差別根絶を願う声も聞かれた。仮面をかぶって踊るタルチュムが披露されると観客から大きな拍手が起きた。ファッションショーでは、豪華絢爛な婚礼用から、花柄の現代的なデザインまで、多彩なチマチョゴリを着た生徒が登場、多くの歓声が沸いた。高校2年の生徒は緊張したが民族の誇りを感じたと話した。」こんな記事が全国に発信されていると思います。
朝鮮学校を守り抜く思いを込めて「勝利のその日まで」をうたいましょう
最後の歌は「勝利のその日まで」❗❗❗
駐輪場での申し送りです。今日も東成支部中本分会の洪分会長がシュークリーム等の差仕入れをもってきてくださいました。本当にコマッスムニダ!百人力です。
来週も頑張ります。
終了後大阪城公園内の紅葉を楽しみながら帰路につきました。しばし癒やされてくださいませ。
今日のレポーターは、ハルモニ会の陶山さん、写真撮影は松尾さんとニョニョです。今日も心ひとつに発信して参りますね。
長崎さんの第一声始まりました。
長崎さん
府庁でお勤めの皆さま、ご通行中の皆さま、こんにちわ。風は冷たいですが日差しが明るい小春日和です。今日も朝鮮学校で学ぶ子どもたちの、笑顔と夢を、大人たちが奪わない、その思いを込めて、毎週火曜日の昼に、行動を始めました。
大阪府が人権の大阪として全国に先駆けて支給してきた朝鮮学校への補助金を打ち切られて11年を越えようとしています。2012年4月17日にこの場に立ちました。
私が掛けてきたプラカードの子どもさんは、その当時幼稚園でした。今高校生、大学生、社会人となっています。子どもたちにとって、差別がまた次の世代に渡されていく、自分たちがつらい思いをしたことを後輩には渡したくない。そんな思いをこの場で何度訴えてきたでしょうか。にもかかわらず残念ながら朝鮮学校への補助金の復活は今年も行われずに、年の瀬を迎えようとしています。
でもこの11年の間に、行政の差別が変わらないのと反比例するように、火曜日行動に集う人たちは様々な広がりを見せてきました。今日もいろんな方々が参加されています、オモニ、アボジ、ハルモニ、ハラボジ、ソンセンニム、そして日本人として、朝鮮学校への差別というのが、私たちが戦後平和憲法をつくり、民主主義を作っていくうえで、差別をしない、どんな子どもたちにとってもこの日本で生まれて育ってよかった、そんな思いで作ってきた日本社会が、今、差別と格差の広がりを持つ社会になってきている。だからこそあきらめない、どんなに嵐が吹こうとも、寒さの厳しい時でも、ここに来る人たちの心の中には、あきらめない思いと。
そして25日に生野で朝鮮学校の公開授業が行われましたけども、そこにも大学生をはじめ、始めてこられる方々も参加してくれました。朝日新聞で、朝鮮学校の公開授業と、先日行われた、大阪で唯一勝ちました朝鮮学校の裁判、勝訴した裁判の報告集の本の紹介が取り上げられました。
いろんな人たちがあきらめない思い、自分たちが人間として家族と共にお互いに愛し合い、地域の中で助け合い暮らしている、そんな思いを届けるためにも、順番にマイクを渡していきます。
参加者の皆さん❗
平石さんが今日もマイク持たれました。
平石さん
維新を許せないという、維新の政治活動に反対する行動をやってきました。カジノ反対、万博もこんなに無駄金を使うのは、黙っておれないということで、ネット署名とか集めました。先日WTCの万博協会に署名を持っていきました。ネット署名も合わせて93000筆くらいです。まだ続けているのでまだ署名していない人はよろしくお願いします。
WTCに行く前に、署名を持って行きますと言ったら、来ないでくれ、郵送してくれという。郵送する奴なんかおれへん。代表2人で会う。どないする大阪の未来ネットワークの代表が提出しました。向こうは取材も拒否だと言っていた。共同通信の人に取材拒否と言ったものだから、共同通信の人がおこって、1時間もすったもんだしていました。渡してきたが、万博協会もだらしない。東京新聞では、中止でええやんという私たちのチラシの文句が見出しになったりしています。
万博は絶対止めなあかん。2350億円と言っていますが、運営費が1300億円その他もろもろ入れたら5000億円越えます。たった半年の行事のためになんでそんなに使わなければならないのでしょうか。大屋根は、国会で質問されたら夏の暑い時は涼しい施設ができますとか答弁して、300億円の日よけ、入る価値はありません。無駄使いばかりしています。
メディアも論調が変わってきました。厳しい批判もしています。アカン物はアカンと言わないといけない。もうこれで上振れはしないと言っていますが、そんなことできるわけがありません。今、日本の貨幣価値が下がっているがゆえに、様々なものが上がっていて、これから1年半後の万博までにはもっと上がります。何としても止めましょう。2350億円も使うのなら、ここの過去の補助金も全部払ってください。
火曜日バンドは不滅です❗❗
東大阪初級オモニ会の皆さん❗
古川さんもマイクを持たれました。
古川さん
この土・日、朝鮮学校の公開授業・文化祭に行ってきました。大阪朝鮮中・高級学校に行ってきました。民族衣装のファッションショウとか仮面劇タルチュムとか、朝鮮学校の学生さんたちはほんとに仲良くイキイキと楽しく伸び伸びとやっていました。
府庁の皆さんご通行中の皆さん、お聴きください。これだけ補助金打ち切られ、この社会でいろんな差別を朝鮮学校に行っていますが、朝鮮学校の人たちは差別に負けておりません。朝鮮学校の学生さんも、ここに集まる支援者の人たちも、火曜日行動の皆さん、オモニ・アボジの皆さんは、本当に一丸となって、朝鮮学校のために立ち上がっています。負けていません。負けているのは吉村さん、松井さん、横山さん、橋下さん、あなた方差別者です。もうこんな恥ずかしい差別は止めましょう。
土曜日には朝鮮学校の公開授業に行ってきました。日本語の教科書に1919年3月1日の3.1独立運動、朝鮮に対する植民地支配に反対して立ち上がった運動に、日本がライフル銃と暴力で封じた運動、1923年9月の関東大震災の時の朝鮮人虐殺、そして今にも続く朝鮮人差別がしっかりと記されていました。恥ずかしくなりました。こういうことは日本の教科書に載せないといけないのではないでしょうか。これで終わります。
長崎さん
朝鮮学校に始めてきた大学生の方々が、ほんとに来てよかった。百聞は一見にしかずだなと言っておられました。翌日の中・高級学校の文化祭にも行かれて感動されたようです。
出会うこと、交流すること、「来て、見て,知って」というのが生野の公開授業のテーマですが、出会って、見て、知って、理解を深めて、今日本社会で何が行われているのかを多くの人たちに知ってほしいと思います。
オモニ
皆さまお疲れ様です。東大阪朝鮮学校のオモニ会です。日本の教育現場では、基本的人権を尊重し、平和で差別のない民主的社会の実現を目指し、実践できる人間の育成、そして互いの違いを認め、立場を理解し支え合う、人間性豊かな子どもの育成に力を入れているそうです。この教育方針の模範となるべき行政が、朝鮮学校だけを差別をしていることを恥ずかしく思っていただきたいです。
政治の問題と、子どもたちが教育を受ける権利は、本来切り離されるべきです。特に東アジアが平和構築へと舵を切ろうとしている中で、あなたたちの学校は、日本で就学支援の対象とされている教育機関ではないという判断を突きつけられている朝鮮学校の関係者、誰より、朝鮮学校で学ぶ子どもたちはどうなるのでしょうか。
朝鮮学校に対する差別を無くす問題は、在日外国人すべての権利につながる問題だと思います。私たちの声は届いていますか。どうか私たちの声に耳を傾けてください。私たちはそれまで闘い続けたいと思います。子どもたちが学ぶ権利を奪わないでください。
歌「声よ集まれ、歌となれ」
シュプレヒコール
・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ
・朝鮮学校の子どもたちを差別するな
・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ
・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ
・行政が差別するな
・みんなの力で豊かな共生社会をつくろう
大阪中高オモニ会の梁会長がマイクを持たれました。
オモニ会長
大阪朝鮮中・高級学校オモニ会から来ました。この26日、日曜日に大阪朝鮮中・高級学校の、公開授業と学術文化祭というのが行われ、多くの同胞、日本の方々にお越しいただきました。
子どもたちの学ぶ姿、歌を歌い、朝鮮の舞踊を踊り、日本語・朝鮮語・英語・中国語を使って、舞台に上がる子どもたちの姿等を、たくさんの方に見ていただきました。
現在大阪朝鮮中・高級学校オモニ会としては、新校舎建設後の新しい机と椅子をプレゼントしよう、この椅子と机が民族教育100年に向かう未来になるのだと信じて500万円を目標に日々活動を行っております。
これから30年後、民族教育100年を迎えるころ、子どもたち、日本の社会はどうなっているでしょうか。今よりも良くなっていることを願って、オモニたちは一生懸命活動しています。未来、希望に向かって活動しています。
オモニたち休みもなく日々頑張っているのですけども、誰一人疲れた顔せず、生き生きと活動しています。これは未来に向かっての活動だということで、やりがいのある活動として、ここに来ておられる皆様にもたくさんご支援いただいてありがとうございます。
先週、大阪の補助金裁判と無償化裁判の記録集、当たり前の権利を求めてが出版されたのですが、当たり前の権利を求めるのがなんでこんなに難しいのかとすごく実感して、心が痛くなりました。
みんなが享受できる当たり前の権利が、なぜ在日朝鮮人、ウリハッキョに通う子どもたちには難しいのか、なぜ10何年もここに立ち続けて闘わなければいけないのかと胸が痛くなりました。しかし、負けてはいられないので当たり前の権利を獲得するまで、オモニたち頑張りますのでよろしくお願いします。
オモニたちを先頭にシュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」が繰り返されています。
大村さんがマイクを持たれました。
大村さん
京都の友人が京都新聞の記事を送ってくれたので、朝鮮学校に通う12歳の子どもの投稿です。
「私は朝鮮学校に通っているのですが、通学していると、どこの学校に通っているのかと見知らぬ人に聞かれました。朝鮮学校に通っていると言って、何か言われたらどうしようと考えました。このようなことを考えてしまうのは、世界各国で人種差別がおこっているからです。」人種差別はいけないとかヘイトスピーチとかいろいろ書いているのですが、「人には人権があります。それなのに人権がないように扱われるのはおかしいです。私は在日朝鮮人として、人種差別が無くなり、朝鮮人として堂々と生きていきたいです。」と書いています。この初級学校の6年生の子どもが、素直に朝鮮学校ですと言えないような状況を創り出しているのが、日本社会ではないか。そう思います。
朝鮮学校に行くと子どもたちは本当に堂々と、在日朝鮮人であることを誇りを持っていくような教育が行われているということを、この前も公開授業で改めて感じました。自分たちでテーマ決めて発表する場で、「日本社会に日本人に朝鮮学校のことをどのようにして知ってもらうか」というテーマでは、電車の宙吊り広告だとか、それはお金がかかるとか、考えていましたが、きっと気持ちの中には日本社会全体に自分たちの学校のことをもっと存在として認めてもらいたい、公的差別が行われている、裁判も忖度判決の中で、朝鮮学校が厳しい状況に置かれているということを、子どもたちは痛感しているのかなとの思いで見ました。この時に共同通信の方が取材に来ておられて、次の日に東大阪で行われた文化祭のことを出されていました。
「朝鮮学校を広く知ってもらおうと、大阪朝鮮中・高級学校(東大阪市)が文化祭を公演し多くの市民でにぎわった。公開授業や生徒による伝統芸能、チマチョゴリのファッションショーなど行われた。昔のようにチマチョゴリの制服を堂々と着られる社会に戻してほしいと、差別根絶を願う声も聞かれた。仮面をかぶって踊るタルチュムが披露されると観客から大きな拍手が起きた。ファッションショーでは、豪華絢爛な婚礼用から、花柄の現代的なデザインまで、多彩なチマチョゴリを着た生徒が登場、多くの歓声が沸いた。高校2年の生徒は緊張したが民族の誇りを感じたと話した。」こんな記事が全国に発信されていると思います。
朝鮮学校を守り抜く思いを込めて「勝利のその日まで」をうたいましょう
最後の歌は「勝利のその日まで」❗❗❗
駐輪場での申し送りです。今日も東成支部中本分会の洪分会長がシュークリーム等の差仕入れをもってきてくださいました。本当にコマッスムニダ!百人力です。
来週も頑張ります。
終了後大阪城公園内の紅葉を楽しみながら帰路につきました。しばし癒やされてくださいませ。