陰に入れば寒く、お日様の当たる場所では結構爽やかな天候でした。今年度最後の「火曜日行動」です。
今日のレポーターは「春母(ハルモニ)会」の木村さんです。
写真撮影は年齢不詳いつも若々しい松尾さんです。今日も力を合わせて発信してまいりましょう。
長崎由美子さんの第一声始まりました。
☆長崎さん
冬とはいえ暖かな今日はクリスマスイブですね。
2012年4月17日から始めたこの行動も372回となり、今年も暮れようとしています。
この7年を振り返る時、日本社会が変質してきたのを感じます。ヘイトスピーチが社会に蔓延しています。
京都の朝鮮学校でのヘイトスピーチを行った「在特会」に対して1200万円の損害賠償が最高裁で確定しましたが、その一方で「在特会」自身が提起した訴訟もありました。これは結果としては敗訴になったのですが、裁判所は、彼らが拉致問題を理由にしたのは「公益性がある」と認めたのです。
この10月から幼保無償化が始まりました。朝鮮学校を含む外国人学校の幼稚園はそこから外されたままです。わずか3歳の子に自分が通っている幼稚園が幼稚園として認められないという思いをさせるのでしょうか。外国人学校だけではありません。園舎を持たず自然の中で保育を行うシュタイナー教育の幼稚園も認可外として外されています。
消費税の増税分のうち7800億円を使って幼保無償化がおこなわれています。朝鮮学校の子どもがおもちゃを買う時も消費税を払っているのです。
高校無償化が始まった時も、外国人学校にも適用すると言われました。ところが民主党政権内ですったもんだしたあげく、安倍政権が発足するとすぐに朝鮮学校が申請できる根拠となる条文の項目を削除してしまいました。
この近くにある法務局には「人権を守ろう」という大きな垂れ幕が目につきます。しかし、そのスローガンがむなしく思えてきます。
行政の間違いを司法が正すべきなのに、司法がおもねっています。
「桜を見る会」では、国民の税金を使って安倍首相の“お友達”や選挙に利用できる人を集めています。年々その規模は拡大し、その多くの部分が飲食費ですが、その支払先も安倍首相の“お友達”なのです。朝鮮総連に対して「反社会的団体」と決めつけていますが、「桜を見る会」にこそ詐欺商法で有名なジャパンライフの社長や暴力団関係者を招いていました。そこを追求されると、名簿を捨てたからわからないの一点張りです。
朝鮮学校に対しては細かい支出やどんな人物が関わっているかなども詳しく問いただされ、それに誠実に答えてきたのに、切り捨てられてしまいました。
しかし、たくさんの仲間との出会いもありました。
ホンギルトン基金には3000万円が集まりました。その多くが日本人からのもので、韓国からも支援が来ました。裁判の費用へのカンパは、1500万円になりました。
毎週集まる火曜バンドの方々もその多くは日本人です。沖縄、原発など様々な課題に取り組んできた方々も参加しています。
ウーマンラッシュアワーの村本さんが自分のブログで朝鮮学校を訪れた時のことを書いておられます。
必ず変わるときが来ると信じています。
城北初級の保護者の皆さんが早くからお越しくださいました。
安先生❗️
ソさん❗️
大村さんがマイクを持たれました。
☆大村さん
この火曜日行動は年末とお盆を除いてずっと毎週毎週行われてきました。いまや全国のあちこちで「金曜日行動」、「水曜日行動」、「○曜日行動」が行われています。
朝鮮人だけでなく日本社会の問題として日本人が取り組まなければならないとして、多くの日本人が参加しています。
私自身こんなに長く続くとは思ってもいませんでした。今や幼い子どもにまで排除の矛先が向けられています。
幼保無償化の問題点はいろいろ指摘されていますが、「各種学校は多種多様な教育をしている」というのを排除の理由としているのがとりわけ許せません。
補助金はずっと不交付になっていますが、先週の火曜日行動が終わった後の府議会で、川岡議員から朝鮮学校への補助金について質問がありました。この方は大阪朝高や生野の朝鮮学校を訪問したことを踏まえて補助金が不交付になっていることを問題視しました。
しかし、これに対する知事の答えは「四要件を満たしていない。特定の団体と無関係であるという確証がない」「各種学校は多種多様な教育をしているから」という冷たい言葉でした。
大阪ではずっと多種多様な教育をしてきました。
安倍首相も自分の演説の中では「多種多様」の重要性を繰り返しています。
それなのに「多種多様」が排除の理由になるとは。
川岡議員は最後に「朝鮮学校に行ってみてください」と知事に訴えましたが、知事はそれを一蹴しました。
京都朝鮮学校のヘイトスピーチ事件の映像を最近見ました。その映像は何度見ても震えの来るものです。長い闘いの末に勝訴しましたが、その事件の前年2009年に徳島県教組に対するヘイトクライム事件が起きました。その映像もすさまじいもので、在特会の人々が教祖の書記長の腕をつかみながら罵詈雑言を浴びせるというものでした。
彼女は四国の朝鮮学校を訪れたところ、日本の学校と比べるとひどい施設なのに、子どもたちの目は輝き生き生きとしていたのを見ました。その施設をなんとかしたいと思って、カンパを募って朝鮮学校に渡したところ、そこに在特会が目をつけたのでした。映像では警察がそこにいたのに何もしませんでした。こういうことで在特会の人々にお墨付きを与えています。長い道のりをかけて勝利を得ましたが、このような人々は野放しになっています。
今日は城北朝鮮学校の先生方、保護者の方々が来られています。
火曜バンドは不滅です
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城北初級の幼稚班主任先生がマイクを持たれました。
☆幼稚班(ユチバン)の先生
大阪府庁に通う公務員の皆さん、アンニョンハシムニカ
私は旭区の城北朝鮮学校の幼稚園で教師をしています。
日本の保育士とも交流しながら、幼稚園を運営しています。
この10月から幼保無償化が始まりましたが、そこから除外されました。
日本の加盟している子どもの権利条約ではすべての子どもに教育を受ける権利があると書かれています。しかし、朝鮮学校の子どもたちは、「すべての子ども」には入らない、人間ではない、と行政の人々が認識しているのを残念に思います。
日本人は優秀な民族で朝鮮人は下等民族だと人権侵害が横行しています。
お金をくれというのではなく、人間として認めてほしいのです。今からでも遅くありません。何度でも考え直してください。
城北初級の保護者のお一人の金先生がマイクを持たれました。
☆オモニ
私は東大阪中級学校2年生と城北初級学校5年生の二人の子どもの母親です。二人とも今日は学校が休みでもクラブ活動をしに学校に行っています。人数が少なくとも楽しくしていますが、人数が少ないのは学校に入れたくとも経済的負担で入れられない人が増えているからだと思います。先生たちは財政をまかなうため用事が多く忙しくされています。
城北は本当に古く、木造の校舎です。それでも楽しく過ごしていますが、楽しければいいというものでもありません。やはりちゃんとした施設で過ごさせてあげたいと思います。
私たちは税金を納め、義務を果たしています。子どもたちの権利を奪わないでください。
オモニ会、ハルモニ会合同のアピールとシュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」
☆エミさん
私は子どもを朝鮮学校に通わせている保護者の一人です。
朝鮮学校を含むすべての外国人学校の幼保無償化からの排除に反対する署名運動をしてきました。
今夜はクリスマスです。すべての子どもたちに幸せが来ますように!
☆歌とシュプレヒコール
『声よ集まれ、歌となれ』
・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ!
・行政は朝鮮学校を差別するな!
・朝鮮学校に「高校無償化」を適用せよ!
・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ!
・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!
・みんなの力で豊かな共生社会を作ろう!
ニヨニヨも一言だけアピールしました。
「今日は372回目の火曜日行動の日です、1年は365日です。最初から火曜行動に参加された方は1年の間、毎日ここにきてアピールをしてきたのと同じ日時なんです。府庁で働いていらっしゃる皆さんも、心があるならもういい加減心の窓を開いて、私たちの訴えに耳を傾けてください。」
・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ!保証せよ!保証せよ!保証せよ!
最後の歌は作者の金和美さんの音頭で「勝利のその日まで」❗️❗️
来年も頑張りましょうと声がけする金さん❗️
駐輪場での申し送りです。
館山さんの奥様が恒例のチョコと飴のセットを作って参加者全員にプレゼントしてくださいました、ありがとうございます。
向かって右の方が館山さん、左が宝塚から毎週参加されている田中さん!
府庁内ロビー活動の報告です。
ニョニョも年末27日、28日に大阪朝鮮高級学校の吹奏楽演奏会、東中の演奏会、民族楽器の演奏会などが行われることをご紹介し、特に27日は火曜行動でも演奏された高嶺羽さんが独奏されることをお伝えしました。
城東地域の皆さん❗️
来年の373回目からの「火曜日行動」は1月7日になります。
ブログを通じていつも応援してくださった皆さん、1年間見守ってくださってありがとうございました。
来年は是非あなたもいらして下さい❗️子どもたちの笑顔と未来を守るために❗️
今日のレポーターは「春母(ハルモニ)会」の木村さんです。
写真撮影は年齢不詳いつも若々しい松尾さんです。今日も力を合わせて発信してまいりましょう。
長崎由美子さんの第一声始まりました。
☆長崎さん
冬とはいえ暖かな今日はクリスマスイブですね。
2012年4月17日から始めたこの行動も372回となり、今年も暮れようとしています。
この7年を振り返る時、日本社会が変質してきたのを感じます。ヘイトスピーチが社会に蔓延しています。
京都の朝鮮学校でのヘイトスピーチを行った「在特会」に対して1200万円の損害賠償が最高裁で確定しましたが、その一方で「在特会」自身が提起した訴訟もありました。これは結果としては敗訴になったのですが、裁判所は、彼らが拉致問題を理由にしたのは「公益性がある」と認めたのです。
この10月から幼保無償化が始まりました。朝鮮学校を含む外国人学校の幼稚園はそこから外されたままです。わずか3歳の子に自分が通っている幼稚園が幼稚園として認められないという思いをさせるのでしょうか。外国人学校だけではありません。園舎を持たず自然の中で保育を行うシュタイナー教育の幼稚園も認可外として外されています。
消費税の増税分のうち7800億円を使って幼保無償化がおこなわれています。朝鮮学校の子どもがおもちゃを買う時も消費税を払っているのです。
高校無償化が始まった時も、外国人学校にも適用すると言われました。ところが民主党政権内ですったもんだしたあげく、安倍政権が発足するとすぐに朝鮮学校が申請できる根拠となる条文の項目を削除してしまいました。
この近くにある法務局には「人権を守ろう」という大きな垂れ幕が目につきます。しかし、そのスローガンがむなしく思えてきます。
行政の間違いを司法が正すべきなのに、司法がおもねっています。
「桜を見る会」では、国民の税金を使って安倍首相の“お友達”や選挙に利用できる人を集めています。年々その規模は拡大し、その多くの部分が飲食費ですが、その支払先も安倍首相の“お友達”なのです。朝鮮総連に対して「反社会的団体」と決めつけていますが、「桜を見る会」にこそ詐欺商法で有名なジャパンライフの社長や暴力団関係者を招いていました。そこを追求されると、名簿を捨てたからわからないの一点張りです。
朝鮮学校に対しては細かい支出やどんな人物が関わっているかなども詳しく問いただされ、それに誠実に答えてきたのに、切り捨てられてしまいました。
しかし、たくさんの仲間との出会いもありました。
ホンギルトン基金には3000万円が集まりました。その多くが日本人からのもので、韓国からも支援が来ました。裁判の費用へのカンパは、1500万円になりました。
毎週集まる火曜バンドの方々もその多くは日本人です。沖縄、原発など様々な課題に取り組んできた方々も参加しています。
ウーマンラッシュアワーの村本さんが自分のブログで朝鮮学校を訪れた時のことを書いておられます。
必ず変わるときが来ると信じています。
城北初級の保護者の皆さんが早くからお越しくださいました。
安先生❗️
ソさん❗️
大村さんがマイクを持たれました。
☆大村さん
この火曜日行動は年末とお盆を除いてずっと毎週毎週行われてきました。いまや全国のあちこちで「金曜日行動」、「水曜日行動」、「○曜日行動」が行われています。
朝鮮人だけでなく日本社会の問題として日本人が取り組まなければならないとして、多くの日本人が参加しています。
私自身こんなに長く続くとは思ってもいませんでした。今や幼い子どもにまで排除の矛先が向けられています。
幼保無償化の問題点はいろいろ指摘されていますが、「各種学校は多種多様な教育をしている」というのを排除の理由としているのがとりわけ許せません。
補助金はずっと不交付になっていますが、先週の火曜日行動が終わった後の府議会で、川岡議員から朝鮮学校への補助金について質問がありました。この方は大阪朝高や生野の朝鮮学校を訪問したことを踏まえて補助金が不交付になっていることを問題視しました。
しかし、これに対する知事の答えは「四要件を満たしていない。特定の団体と無関係であるという確証がない」「各種学校は多種多様な教育をしているから」という冷たい言葉でした。
大阪ではずっと多種多様な教育をしてきました。
安倍首相も自分の演説の中では「多種多様」の重要性を繰り返しています。
それなのに「多種多様」が排除の理由になるとは。
川岡議員は最後に「朝鮮学校に行ってみてください」と知事に訴えましたが、知事はそれを一蹴しました。
京都朝鮮学校のヘイトスピーチ事件の映像を最近見ました。その映像は何度見ても震えの来るものです。長い闘いの末に勝訴しましたが、その事件の前年2009年に徳島県教組に対するヘイトクライム事件が起きました。その映像もすさまじいもので、在特会の人々が教祖の書記長の腕をつかみながら罵詈雑言を浴びせるというものでした。
彼女は四国の朝鮮学校を訪れたところ、日本の学校と比べるとひどい施設なのに、子どもたちの目は輝き生き生きとしていたのを見ました。その施設をなんとかしたいと思って、カンパを募って朝鮮学校に渡したところ、そこに在特会が目をつけたのでした。映像では警察がそこにいたのに何もしませんでした。こういうことで在特会の人々にお墨付きを与えています。長い道のりをかけて勝利を得ましたが、このような人々は野放しになっています。
今日は城北朝鮮学校の先生方、保護者の方々が来られています。
火曜バンドは不滅です
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城北初級の幼稚班主任先生がマイクを持たれました。
☆幼稚班(ユチバン)の先生
大阪府庁に通う公務員の皆さん、アンニョンハシムニカ
私は旭区の城北朝鮮学校の幼稚園で教師をしています。
日本の保育士とも交流しながら、幼稚園を運営しています。
この10月から幼保無償化が始まりましたが、そこから除外されました。
日本の加盟している子どもの権利条約ではすべての子どもに教育を受ける権利があると書かれています。しかし、朝鮮学校の子どもたちは、「すべての子ども」には入らない、人間ではない、と行政の人々が認識しているのを残念に思います。
日本人は優秀な民族で朝鮮人は下等民族だと人権侵害が横行しています。
お金をくれというのではなく、人間として認めてほしいのです。今からでも遅くありません。何度でも考え直してください。
城北初級の保護者のお一人の金先生がマイクを持たれました。
☆オモニ
私は東大阪中級学校2年生と城北初級学校5年生の二人の子どもの母親です。二人とも今日は学校が休みでもクラブ活動をしに学校に行っています。人数が少なくとも楽しくしていますが、人数が少ないのは学校に入れたくとも経済的負担で入れられない人が増えているからだと思います。先生たちは財政をまかなうため用事が多く忙しくされています。
城北は本当に古く、木造の校舎です。それでも楽しく過ごしていますが、楽しければいいというものでもありません。やはりちゃんとした施設で過ごさせてあげたいと思います。
私たちは税金を納め、義務を果たしています。子どもたちの権利を奪わないでください。
オモニ会、ハルモニ会合同のアピールとシュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」
☆エミさん
私は子どもを朝鮮学校に通わせている保護者の一人です。
朝鮮学校を含むすべての外国人学校の幼保無償化からの排除に反対する署名運動をしてきました。
今夜はクリスマスです。すべての子どもたちに幸せが来ますように!
☆歌とシュプレヒコール
『声よ集まれ、歌となれ』
・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ!
・行政は朝鮮学校を差別するな!
・朝鮮学校に「高校無償化」を適用せよ!
・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ!
・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!
・みんなの力で豊かな共生社会を作ろう!
ニヨニヨも一言だけアピールしました。
「今日は372回目の火曜日行動の日です、1年は365日です。最初から火曜行動に参加された方は1年の間、毎日ここにきてアピールをしてきたのと同じ日時なんです。府庁で働いていらっしゃる皆さんも、心があるならもういい加減心の窓を開いて、私たちの訴えに耳を傾けてください。」
・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ!保証せよ!保証せよ!保証せよ!
最後の歌は作者の金和美さんの音頭で「勝利のその日まで」❗️❗️
来年も頑張りましょうと声がけする金さん❗️
駐輪場での申し送りです。
館山さんの奥様が恒例のチョコと飴のセットを作って参加者全員にプレゼントしてくださいました、ありがとうございます。
向かって右の方が館山さん、左が宝塚から毎週参加されている田中さん!
府庁内ロビー活動の報告です。
ニョニョも年末27日、28日に大阪朝鮮高級学校の吹奏楽演奏会、東中の演奏会、民族楽器の演奏会などが行われることをご紹介し、特に27日は火曜行動でも演奏された高嶺羽さんが独奏されることをお伝えしました。
城東地域の皆さん❗️
来年の373回目からの「火曜日行動」は1月7日になります。
ブログを通じていつも応援してくださった皆さん、1年間見守ってくださってありがとうございました。
来年は是非あなたもいらして下さい❗️子どもたちの笑顔と未来を守るために❗️