梅雨なのに朝は爽やかでしたが、時間が経つごとに暑くなってきました。
525回目の「火曜日行動」、今日のレポーターはハルモニ会の横道さんと井上さんです。
写真撮影はいつものように松尾さんとニョニョです。今日も心ひとつに発信してまいりますね。
長崎さんの第一声始まりました。
☆長崎さん
ご通行中のみなさま、府庁でお勤めのみなさん、こんにちは。
子どもたちの笑顔と夢を大人が奪わない、朝鮮学校に対する補助金の一日も早い復活を求めて今日も火曜日行動をスタートします。
昨日の25日、文化で平和をつくろう、との合言葉で金剛山歌劇団の公演が八尾プリズムホールでありました。昼、夜、2回の公演でした。今回は私たち日本人で実行委員会を作り呼びかけをしました。たくさんの方々が参加していただき、一緒に楽しみ、ウリハッキョの朗読の映像では解放前から続いてきた差別の歴史が、そして今も朝鮮学校に対する差別が続いていることを重ねながら、舞台の朗読を涙しながらご覧になった方も多かったと思います。
朝鮮学校の子どもたちと、昨日は建国の中高校のみなさんが20人、金剛山の公演を観たいと来て下さいました。私が大阪に来るきっかけとなった在日韓国政治犯として捕えられた李哲さんたちのグループのみなさんが多くの協力をして下さり、そうした中で建国の生徒さんたちも参加して下さって、本当に南北の架け橋になったのではないかと思います。
ぜひこんな集いをこれからも色々な形で続けていきたいと思います。
火曜日行動の場自体が、交流と出会い、理解を広げていく場だと、文化を広げていく場だと思っています。
では今日はマイクを昌範さんから渡していきます。
火曜日バンドは不滅です❗
金さんがアピールの先頭をきってくださいました。
☆金 昌範さん
みなさん、ご苦労様です。
私も金剛山歌劇団公演を観ました。とても素晴らしかったです。また観たいです。
さて、吉村知事が、大阪の私立高校の完全無償化を実現すると最近言われてますが、当の私立学校の校長先生たちは悲鳴をあげているようです。私立高校にかかる費用の上限を決めると、学校の質も教育の質も下がるし設備投資もできないという悲鳴です。経営者だけでなく最近では保護者たちも悲鳴をあげています。低いレベルの競争をさせて教育の質を下げる、平等という名の不平等だと。的を得た意見です。
吉村知事はいろいろ打ち出しているが、どこかいつも欠けているのは、地べたで生きている人たちに対する目線が一歩、二歩足りない、だから本当に大事なところを見落としている。
それにもまして、私立高校の無償化というが、朝鮮学校は未だに置き去りじゃないかということですよね。大事なのはここです。通わせているアボジ、オモニたちすごく苦労しているし、学校を運営している人たち、先生たちはもっと苦労しています。
決して大きなものをみんな望んでいる訳ではありません。歴史の中でみんなで勝ち取り共有してきた補助金を生かしながら、学校を存続させたいということ。そして、朝鮮学校だけ無償化から除外する差別だけはやめてほしい。たったこれだけのことです。そして、朝鮮学校に通わせる親や子どもたち、在日朝鮮人の生きざまをちゃんと見てほしい。その上で判断したら自ずと公平な結果が出るはずなのに、そこに目を背けていることに対して本当に腹が立ちます。
今日来る前に、先日亡くなった上岡龍太郎さんのことを思い出していました。いいこと言ったはりました。「政治というのは弱い者のためにある」と。強いものは自分で生きていける、弱い者が生きるためにこそ政治が必要なんです、と熱弁されてました。
政治は、弱い者、少数の者にこそ光をあてなければと。ついつい見落とされがちなその人たちの生きざま、歴史、めざす思い、それらを掬える、暖かい眼差しを与えてこそこの社会はやさしくなり、豊かになるんだと思います。
これからもそのような社会を作るために、朝鮮学校の差別をなくすために、一緒にがんばっていきましょう。
大林さん、お久しぶりです。
アピールです。吉馴(よしなり)さんがマイクを持たれました。
☆ ヨシナリさん
みなさんこんにちは。東大阪市から来ました。
一昨日八尾プリズムホールで行われた「金剛山歌劇団」の公演を観ました。とても素晴らしく感動しました。
毎週火曜日行動で活動されているみなさんに頭が下がる思いです。
高校無償化や補助金から置き去りにされてきた朝鮮学校。子ども達はお互いに存在を認め合い自分達のルーツの朝鮮語で学び、勉強に励んでいる姿を、私は近所なので見ています。そして私の心は奮い立たされ、この行動を続けていこうと決意しました。
ご通行中のみなさん、子育て中の人、子育てを見守るおばあちゃんおじいちゃん、これは皆に共通する身近な問題なのです。人間に違いはありません。民族に差などありません。若い世代に向けて見て見ぬふりはいけないと思います。先ず、この社会から差別をなくすために知ることから初めてみませんか?
行政にもお願いです。未来を担うこども達です。一刻も早く平等にしてください。
☆ 長崎さん
身近なことから生活の中からアピールをしてくださいました。ありがとうございました。
岐阜から来られた安西さんがアピールをされました。
☆ 安西さん
こんにちは。ここに来たいな来たいなと思っていました。コロナが落ち着いてきて、やっと来ることができました。
コロナ流行のはじめの頃です。友人の息子さん、お医者さんですが、ドイツにおられました。「日本人でもドイツ政府の補助金を貰えますか?」と聞いたら「すぐに申請しなさい」と言われました。僕は恥ずかしいことを聞いた、と息子さんは言っておられたそうです。
日本に住んでいると、外国人はダメなんじゃないかな、と頭をよぎりますよね。
また別の友人の姪ごさんは、40歳を過ぎてからイギリスに渡りイギリスの航空会社で働いています。日本の場合を考えると、日本の航空会社が40歳を過ぎた東南アジアの女性を雇用するかな?と思ってしまいます。多分雇用しないのではないでしょうか。
前川喜平さんは日本の道徳の教科書がおかしくなってきている、ぜひ読んでくださいと言っておられます。
朝鮮学校のこともそうですが、差別が続くと、日本は恐ろしいことになっていくと思います。
若い人の希望も奪っています。
大阪のみなさん! 今、みなさんの常識は世界の非常識だと思います。
どうかこんなバカな差別は止めて補助金を再開してください。公的な当然の権利です。
よろしくお願いします。
東成中本分会の金さんもマイクを持たれました。
☆金さん
みなさん暑い中、私達の子どものためにご協力いただき、本当にありがとうございます。
チョンマル コマスミダ。
私も、もうすぐ孫がハッキョに通うようになります。どうして子ども達がこんなに苦しい中で学ばなければならないのかと思いますが、でも、私達の心は挫けることはありません。
今日も暑い日ですが、頑張りましょう!
大村さんもマイクを持たれました。
☆ 大村さん
北大阪朝鮮初級学校を支える会の大村です。
先日土曜日に北大阪初級学校で「オリニナル」がありました。オリニは「小さい子ども」、ナルは「日」です。21人もの小さな子どもさんを親ごさんが連れて学校にこられました。
朝鮮学校は今、本当に財政的にも厳しい状況に追い込まれています。差別と弾圧の中で、子どもをどこで学ばせようか、親ごさんも随分迷っておられると思います。
日本の学校だと殆ど費用がいらない。それでも朝鮮学校で学ばせたいと思い「オリニの日」に来られたのです。
各学年の授業を参観したり、幼稚園児のお部屋を見たり、高学年のこども達が遊びコーナーをいっぱい作って、兄や姉のように一緒に遊んでいました。そんな一日でした。
つい最近幼稚園に入ったこども達もウリマルが段々わかるようになり、頷いたりしている姿を見ていると母国語である朝鮮語を学ぶことは、アイデンティティをしっかり持つために大切ものであると思いました。
そういうことも考えて親ごさん達も学校訪問に来られたのだと思います。
朝鮮学校は私達日本人の責任として、絶対に続かせないといけない、守らなければいけないと、その日に改めて強く思いました。
女性同盟の玄さんのアピールとシュプレヒコールと合唱です。
☆ オモニ
去る5月19日に全国のオモニ達が集まって「オモニ大会」が開かれました。そこで採択された文科省宛ての要請文を直接文科省に持って行って要請行動をしました。
その場で朝鮮学校が補助金から排除された経緯、16年3月の通達(ハ)条項の削除に遡って再検討するよう要求しました。
かけがえのない民族教育を守る闘いはこれからも続いていきます。今日もオモニ達の力強いシュプレヒコールと歌です。
歌「声よ集まれ 歌となれ」
シュプレヒコール
・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ
・朝鮮学校の子どもたちを差別するな
・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ
・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ
・行政が差別するな
・みんなの力で豊かな共生社会をつくろう
最後の歌は歌舞団の舞姫の音頭で「勝利のその日まで」❗
駐輪場での申し送りです。
ご挨拶される安西さん。
来週も頑張ろうと誓い合って解散しました。
525回目の「火曜日行動」、今日のレポーターはハルモニ会の横道さんと井上さんです。
写真撮影はいつものように松尾さんとニョニョです。今日も心ひとつに発信してまいりますね。
長崎さんの第一声始まりました。
☆長崎さん
ご通行中のみなさま、府庁でお勤めのみなさん、こんにちは。
子どもたちの笑顔と夢を大人が奪わない、朝鮮学校に対する補助金の一日も早い復活を求めて今日も火曜日行動をスタートします。
昨日の25日、文化で平和をつくろう、との合言葉で金剛山歌劇団の公演が八尾プリズムホールでありました。昼、夜、2回の公演でした。今回は私たち日本人で実行委員会を作り呼びかけをしました。たくさんの方々が参加していただき、一緒に楽しみ、ウリハッキョの朗読の映像では解放前から続いてきた差別の歴史が、そして今も朝鮮学校に対する差別が続いていることを重ねながら、舞台の朗読を涙しながらご覧になった方も多かったと思います。
朝鮮学校の子どもたちと、昨日は建国の中高校のみなさんが20人、金剛山の公演を観たいと来て下さいました。私が大阪に来るきっかけとなった在日韓国政治犯として捕えられた李哲さんたちのグループのみなさんが多くの協力をして下さり、そうした中で建国の生徒さんたちも参加して下さって、本当に南北の架け橋になったのではないかと思います。
ぜひこんな集いをこれからも色々な形で続けていきたいと思います。
火曜日行動の場自体が、交流と出会い、理解を広げていく場だと、文化を広げていく場だと思っています。
では今日はマイクを昌範さんから渡していきます。
火曜日バンドは不滅です❗
金さんがアピールの先頭をきってくださいました。
☆金 昌範さん
みなさん、ご苦労様です。
私も金剛山歌劇団公演を観ました。とても素晴らしかったです。また観たいです。
さて、吉村知事が、大阪の私立高校の完全無償化を実現すると最近言われてますが、当の私立学校の校長先生たちは悲鳴をあげているようです。私立高校にかかる費用の上限を決めると、学校の質も教育の質も下がるし設備投資もできないという悲鳴です。経営者だけでなく最近では保護者たちも悲鳴をあげています。低いレベルの競争をさせて教育の質を下げる、平等という名の不平等だと。的を得た意見です。
吉村知事はいろいろ打ち出しているが、どこかいつも欠けているのは、地べたで生きている人たちに対する目線が一歩、二歩足りない、だから本当に大事なところを見落としている。
それにもまして、私立高校の無償化というが、朝鮮学校は未だに置き去りじゃないかということですよね。大事なのはここです。通わせているアボジ、オモニたちすごく苦労しているし、学校を運営している人たち、先生たちはもっと苦労しています。
決して大きなものをみんな望んでいる訳ではありません。歴史の中でみんなで勝ち取り共有してきた補助金を生かしながら、学校を存続させたいということ。そして、朝鮮学校だけ無償化から除外する差別だけはやめてほしい。たったこれだけのことです。そして、朝鮮学校に通わせる親や子どもたち、在日朝鮮人の生きざまをちゃんと見てほしい。その上で判断したら自ずと公平な結果が出るはずなのに、そこに目を背けていることに対して本当に腹が立ちます。
今日来る前に、先日亡くなった上岡龍太郎さんのことを思い出していました。いいこと言ったはりました。「政治というのは弱い者のためにある」と。強いものは自分で生きていける、弱い者が生きるためにこそ政治が必要なんです、と熱弁されてました。
政治は、弱い者、少数の者にこそ光をあてなければと。ついつい見落とされがちなその人たちの生きざま、歴史、めざす思い、それらを掬える、暖かい眼差しを与えてこそこの社会はやさしくなり、豊かになるんだと思います。
これからもそのような社会を作るために、朝鮮学校の差別をなくすために、一緒にがんばっていきましょう。
大林さん、お久しぶりです。
アピールです。吉馴(よしなり)さんがマイクを持たれました。
☆ ヨシナリさん
みなさんこんにちは。東大阪市から来ました。
一昨日八尾プリズムホールで行われた「金剛山歌劇団」の公演を観ました。とても素晴らしく感動しました。
毎週火曜日行動で活動されているみなさんに頭が下がる思いです。
高校無償化や補助金から置き去りにされてきた朝鮮学校。子ども達はお互いに存在を認め合い自分達のルーツの朝鮮語で学び、勉強に励んでいる姿を、私は近所なので見ています。そして私の心は奮い立たされ、この行動を続けていこうと決意しました。
ご通行中のみなさん、子育て中の人、子育てを見守るおばあちゃんおじいちゃん、これは皆に共通する身近な問題なのです。人間に違いはありません。民族に差などありません。若い世代に向けて見て見ぬふりはいけないと思います。先ず、この社会から差別をなくすために知ることから初めてみませんか?
行政にもお願いです。未来を担うこども達です。一刻も早く平等にしてください。
☆ 長崎さん
身近なことから生活の中からアピールをしてくださいました。ありがとうございました。
岐阜から来られた安西さんがアピールをされました。
☆ 安西さん
こんにちは。ここに来たいな来たいなと思っていました。コロナが落ち着いてきて、やっと来ることができました。
コロナ流行のはじめの頃です。友人の息子さん、お医者さんですが、ドイツにおられました。「日本人でもドイツ政府の補助金を貰えますか?」と聞いたら「すぐに申請しなさい」と言われました。僕は恥ずかしいことを聞いた、と息子さんは言っておられたそうです。
日本に住んでいると、外国人はダメなんじゃないかな、と頭をよぎりますよね。
また別の友人の姪ごさんは、40歳を過ぎてからイギリスに渡りイギリスの航空会社で働いています。日本の場合を考えると、日本の航空会社が40歳を過ぎた東南アジアの女性を雇用するかな?と思ってしまいます。多分雇用しないのではないでしょうか。
前川喜平さんは日本の道徳の教科書がおかしくなってきている、ぜひ読んでくださいと言っておられます。
朝鮮学校のこともそうですが、差別が続くと、日本は恐ろしいことになっていくと思います。
若い人の希望も奪っています。
大阪のみなさん! 今、みなさんの常識は世界の非常識だと思います。
どうかこんなバカな差別は止めて補助金を再開してください。公的な当然の権利です。
よろしくお願いします。
東成中本分会の金さんもマイクを持たれました。
☆金さん
みなさん暑い中、私達の子どものためにご協力いただき、本当にありがとうございます。
チョンマル コマスミダ。
私も、もうすぐ孫がハッキョに通うようになります。どうして子ども達がこんなに苦しい中で学ばなければならないのかと思いますが、でも、私達の心は挫けることはありません。
今日も暑い日ですが、頑張りましょう!
大村さんもマイクを持たれました。
☆ 大村さん
北大阪朝鮮初級学校を支える会の大村です。
先日土曜日に北大阪初級学校で「オリニナル」がありました。オリニは「小さい子ども」、ナルは「日」です。21人もの小さな子どもさんを親ごさんが連れて学校にこられました。
朝鮮学校は今、本当に財政的にも厳しい状況に追い込まれています。差別と弾圧の中で、子どもをどこで学ばせようか、親ごさんも随分迷っておられると思います。
日本の学校だと殆ど費用がいらない。それでも朝鮮学校で学ばせたいと思い「オリニの日」に来られたのです。
各学年の授業を参観したり、幼稚園児のお部屋を見たり、高学年のこども達が遊びコーナーをいっぱい作って、兄や姉のように一緒に遊んでいました。そんな一日でした。
つい最近幼稚園に入ったこども達もウリマルが段々わかるようになり、頷いたりしている姿を見ていると母国語である朝鮮語を学ぶことは、アイデンティティをしっかり持つために大切ものであると思いました。
そういうことも考えて親ごさん達も学校訪問に来られたのだと思います。
朝鮮学校は私達日本人の責任として、絶対に続かせないといけない、守らなければいけないと、その日に改めて強く思いました。
女性同盟の玄さんのアピールとシュプレヒコールと合唱です。
☆ オモニ
去る5月19日に全国のオモニ達が集まって「オモニ大会」が開かれました。そこで採択された文科省宛ての要請文を直接文科省に持って行って要請行動をしました。
その場で朝鮮学校が補助金から排除された経緯、16年3月の通達(ハ)条項の削除に遡って再検討するよう要求しました。
かけがえのない民族教育を守る闘いはこれからも続いていきます。今日もオモニ達の力強いシュプレヒコールと歌です。
歌「声よ集まれ 歌となれ」
シュプレヒコール
・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ
・朝鮮学校の子どもたちを差別するな
・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ
・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ
・行政が差別するな
・みんなの力で豊かな共生社会をつくろう
最後の歌は歌舞団の舞姫の音頭で「勝利のその日まで」❗
駐輪場での申し送りです。
ご挨拶される安西さん。
来週も頑張ろうと誓い合って解散しました。