横浜市青葉区に残された里山、「恩田の森」の四季の移ろいをご紹介するblogです。
恩田の森Now
春探し
4 Feb 2012
今日は立春。「早春賦」に「春は名のみの 風の寒さや」と歌われていますが、今日の恩田の森は文字通り春がやって来たかと思う程の陽気となりました。でも、今年に入ってからずっと寒い日が続いていいましたので、草や樹木の蕾はまだまだ身を硬くしているように見える今年の立春です。そんな恩田の森で小さな春を探してみました。
早春の柔らかな光が降り注ぐ竹林の中の小径。竹林の中を歩くのは春夏秋冬いつでも気持ちの良いものですが、早春の頃が一番気持ち良いでしょうか。手入れの届いた竹林は筍の畑でもありますので、もう少し後の筍の季節には、私は余り歩かないようにしています。
樹皮ごと楊枝にする「くろもじ」の花芽だと思って撮って来たのですが、帰って来てから図鑑で調べるとちょっと違うような気が・・・。でも春の先触れであることは間違いないと思います(^^;
ナズナの花が咲いていました。ぺんぺん草などと呼ばれ、雑草の代表のように云われますが、近くで見るとなかなか愛らしい花なのです。
今日最後にご覧いただくのは、暖かそうな毛をまとった辛夷(こぶし)の花芽。良く似ていますが、二回り程大きくもっとたくさんの花芽をつけているのは(白)木蓮の木です。
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