横浜市青葉区に残された里山、「恩田の森」の四季の移ろいをご紹介するblogです。
恩田の森Now
2016年5月7日 天気晴朗なれど風強し
25度近くまで気温が上がるとの予報の横浜地方でしたが、風が強く日陰だと半袖のポロシャツではちょっと肌寒く感じるほどでした。とは云え散歩に支障のある程ではありませんでしたが、写真に風は大敵。そのせいなのかどうかは?ですが、この時期にしてはまったく珍しくフィルム一本分(36枚)しか写真を撮りませんでした。ちなみに通常は冬場でも80~100枚。花がたくさん咲くこの時期だと200~300枚と云うことも珍しくあります。
白山谷戸の田んぼに水が入り始めました。これから代搔きをして土が落ち着いた今月中旬が田植えとなるでしょうか。
森の畑でジャガイモの花が咲きはじめました。都会に住む人には馴染みが薄いかもしれませんが、土の下で芋を太らせるジャガイモもちゃんと花を咲かせるのです。ジャガイモの花の後ろで咲いているのがネギの花、葱坊主です。判りにくいですがその後ろの黄色いのは、実は収穫し忘れた春菊の花。ちなみに春菊を食べるのは日本人くらいで、原産地の地中海沿岸他欧州諸国では花を楽しむのだそうです。蛇足ですが、花が咲く程大きく育った春菊の葉は余り美味しくありませんが、硬く太くなった茎を「きんぴら」にすると、実は絶品なのです。
昼咲桃色月見草。夜に咲く本物の月見草(黄色い花を咲かせる待宵草に非ず。白い大ぶりの花を咲かせます。)に対して、昼間に咲き、しかもピンク色であることからの命名です。赤花夕化粧ほどではありませんが、これもまた野生化していますね。
なるせの森の尾根筋にある朴の木が、いい匂いを漂わせ大きな花を咲かせていました。花がどのくらい大きいかと云うと、比較するものがないと説明しにくいのですが、大人の拳ほどの大きさと云えばお判りいただけますでしょうか。葉も花も大きな朴の木です。
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