田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

「メハマラ」と老いてくる。負けてたまるかボーイズチンアップ。 麻屋与志夫

2017-10-15 05:43:41 | ブログ
10月15日 Sun.

●よく男が老いていく順番を「めはまら」という。「目」「歯」と表記すればすぐわかる。三番目は女性の読者もいることだから、省略しておく。

●わたしは目のほうは既に白内障の手術をうけている。「オナラマン」と同室になってえらい目にあった。たまたまリアルタイム解析をみていたら2016,12,23のブログにそのことを載せていた。

●再録しますね。

12月23日 Fri.
●「メガネがない。メガネがみつからない」
朝からカミサンがさわいでいる。今日は祝日。塾の授業はお休み。かねて番組表に赤まるをつけておいた「白鯨との闘い」をみるつもりなのだろう。
●「メガネがない。メガネがない」
部屋から部屋へと探しあるいていたが、離れのほうで笑い声がする。
「メガネかけていた」
カミサンは無邪気に笑っている。わたしは、心配になった。
これは……たぶん白内障だ。数年前、わたしがメガネをかけているのに、視野がぼやけたことがあった。あのときの、わたしの症状に似ている。
●手術後、わたしは大事を取って病院に一日入院をした。二人部屋だった。不運にもオナラマンと同室になってしまった。ブウブウとオナラをする。まさにミゴトナ連続技。とどまることのないオナラが、チェーンスモーカ―かが吐きだす煙のようにお尻からたてつづけに吐きだされた。
●タバコの煙はきらいではない。お尻から吐きだされる悪臭には辟易した。
●「部屋をかえてもらえばよかったのに」
カミサンにオナラマンのことをこぼしたところ、叱られた。
わたしの衣類にまで異臭がしみこんでいた。
●いつも元気なカミサンだったが、どうやら白内障のようだ。

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●二人部屋に入院するのはもうこりごりだ。もっとも、病気で入院するようになったら困る。健康年齢をすこしでも伸ばして生きつづけたい。

●話がそれたが、白内障の手術をしてレンズが入っているので目のほうは心配ない。

●歯はもう全滅に近い。じぶんの歯は三本くらいしかのこっていない。この「くらい」というところがいかにもわたしらしいと思う。

●じぶんのことに関する限りすべて無頓着。髪はうしろになでつけただけ。もっともいまでは、なでつけるだけの頭髪はさびしくなっているが――。

●石鹸で顔を洗ったことはない。風呂にはいっても石鹸を使うのは年に数回だろうか?

●服装にも無頓着なのだが、カミサンがなにかと気配りしてくれるので、これは平均値。それに娘たちがブランド品のポロシャツなどを買ってくれる。ポロシャツにかんするかぎり、オシャレ。

●ユニクロのジャンパーの下にポールスチャート、ブルクスブラザース、サンローラン、ラルフローレン、ラコステ。そのた、ほとんどのブランドがそろっている。娘たちへの感謝をこめて、ぜんぶ着るのにはあと三十年くらい長生きしなければ――と覚悟をきめている。

●ネクタイは買ったことがない。背広はいままでに三着くらい。

●まあ、いちいちあげていったらきりがない。わたしは、かなりの偏向偏屈、無精、イイカゲンな男だ。

●それを支えてくれているのが、神オシャレ心の持ち主であるカミサンだ。

●似た者夫婦でなくて、よかったなぁ――。

●なにかオカシナブログになってしまった。ゴメンナサイ



二年前にはリリとの別れがありました。そのときの悲しみをカミサンとまとめた作品があります。ぜひ読んでください。角川の「カクヨム」に載っています。下記の題名で検索してください。すぐ読めます。


「愛猫リリに捧げる哀歌」

猫愛/
猫のスリスリ/
むくむくの毛並み/
猫とのサッカ―/
リリの病/
闘病/
看病/
ペットロス/

猫を愛するみなさんへ。ペットロスに悲しむあなたへ。
麻屋与志夫  木村美智子


この作品は、先住猫ブラッキーとリリ、わたしたち夫婦の楽しい思い出。リリは一年と八カ月で他界。その間の様子を記録したブログを編集したものです。わたしたちはペットロスにおちいり、とくに、妻は涙、涙の日々をおくっています。なんとか、この悲しみからぬけだそうと、もがけばもがくほど、悲しみは深まるばかりです。猫、大好きなみなさん。ペットロスで苦しんでいるみなさん。猫との生活の楽しさ、死なれた時の悲しさ。わたしたちと共有してください。
ブログ「猫と亭主とわたし」木村美智子+「田舎暮らし」麻屋与志夫より編集。


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