田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

寒い朝。ひとりボッチで考えたこと―― 麻屋与志夫

2020-02-07 07:55:38 | ブログ
2月7日 金曜日

●まだ、「止まらない栃木県0.9」にこだわっています。
わたしはながいこと、半世紀を超える期間――東京と鹿沼の地理上の空間だけではなく、心も二都物語ではないが、いったりきたりしています。故郷では村八分にあい、死ぬような苦しみを味わいました。東京にいる時はその苦しみがいやされました。ところ変われば、しなかわる。

●ひとにはそれぞれ住む環境や教養その他、諸々の事情によって考え方がちがうものだ。
ということを学びました。
平べったく言えば、寛容の心をゆったりと長いことかけて涵養することを学びました。
いまでは村八分にあってよかったとさえ思えるようになりました。

●当時の苦境に救いの手をのべてくれたのは、わかいお母さんたちでした。
鹿沼で初めての進学塾を始めたわたしの考えに同調してくれました。
「子供に最適の教育環境をあたえたい。進んで勉強する子に育てたい」

●英語は敵国語だから勉強させる必要がない。
という古い世代のひとたちの反対をおしきって子供の教育に情熱をそそいでくれました。

●いまや、わたしも年老い、腰こそ曲がりませんが足の痛みに耐えながら教壇にたっています。
そして私自身が学ばせてもらたことは「寛容」の二文字でした。

●前置きがながくなりました。だから0.9。止らない車に、腹も立ちません。腹は立てずに横に置き。ということばを繰り返しながら街角に佇んでいます。

●いそがしく行き来する車をみているのも、楽しいものです。なにをそんなにいそいでいるのだろう。

●「急がずば 濡れざらましを 旅人の 後より 晴れる 野路の村雨」
座右の銘としている大好きな道歌を舌頭にころがしながら佇んでいます。

●でもでもですよ。カミさんに早くまた原稿料稼いでよ!!!  と、嘆かれています。

●別段、この件に関しては、おちついているわけではありません。
こればかりは、運命みたいなものですからね、カムバック出来るできないは「前方から」やってくる。そう思っています。

●0.9の確率でしょかね。




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