田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

黒板が白い涙をこぼしている 麻屋与志夫

2020-02-10 11:50:57 | ブログ
2月10日 月曜日

●朝、教室に入っておどろいた。寒い。あわてて寒暖計をみてさらに驚いた。寒暖計が狂っているのではないかと疑った。

●2℃しかなかった。黒板には太く大きな文字がびっしりと書いてある。消し忘れていた。中2の特訓をしてそのままになっていた。

●筆圧があるので、一度消したくらいでは、チョークの粉が残っている。

●チョークの粉の粒子がスッと黒板を流れ落ちた。

●黒板が白い涙をこぼして泣いているようにみえた。

●ゴメンナ。いたらない教師でごめんな。でも、大勢の生徒で華やいでいたときもあるのだから、あのころがなっかしいよな。黒板に話しかけても、返事は戻って来ない。

●学校の先生方が、定年で退職してから――でも、GGは26年も余計に黒板の前に立っている。まさに円熟の授業をしていると、わたし的には思っているののだが……。

●世間は、まさにCMの時代。(commercial message)

●街に新しい葬儀社ができた。チラシ片手に販路拡張員が戸別訪問している。販路拡張なんて言葉おかしいですよね。なんと呼べはいいのかな。お客さんは親族に死なれた家ですものね。

●GGはほとんどテレビをつけません。カミさんがCMを見て、「これいただくわ」症候群が再発したらどうしょう。

●テレビが恐ろしくなっています。

●ひとはCMで操られている。怖い時代になったものだ。

●塾選びが、口コミではなく、チラシのうたい文句できまるなんて、おかしいですよね。


   
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