3月2日 水曜日
わたしの足元からルナがダッととびだした。
威嚇している。
小さな野獣の吼え声だ。
何ごとが起きたのだ。
見れば、街猫がまさに門の敷居レールを踏んで庭に入ってくるところだった。
庭に侵入してきた。
ルナはその猫を自分のテリトリーに無断で入りこんできた、侵略者とみなしたようだ。
その外猫に怯えるどころか厳しい威嚇で立ち向かっている。
雌猫のルナがこんなに勇ましく、毅然とした態度でだんじて外猫を追い出す。
そういう態度をとるとは思ってもみなかった。
部屋に逃げ込んでくると思ったのに――。
威嚇のたけだけしいうなり声をあげつづけている。
外猫はそのルナの激怒にたじたじとした。
門扉から退散した。
それでもルナは怒りにまかせて追いすがる。
ようやくわたしは動き出すことができた。
「ルナ、ゆるしてあげなさい。ルナのところにあそびにきたのかもしれないよ」
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部屋に逃げ込んでくると思ったのに――。
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外猫はそのルナの激怒にたじたじとした。
門扉から退散した。
それでもルナは怒りにまかせて追いすがる。
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