田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

「恋空」の観覧車を見上げて Part 2 麻屋与志夫

2008-09-21 01:18:36 | Weblog
9月21日
「恋空」の観覧車 Part 2
●乗客がいないので観覧車は動いていない。この観覧車はいつごろ設置されたのだろうか。「恋空」のロケで一躍有名になった。有名になったからと言って、小さな田舎町なので日曜日でもフル稼働する、というようなことはない。

              

●この千手山公園はわが家から数分の距離にある。そしてわたしの母校、古い木造建築で有名な鹿沼北小学校は直ぐ眼下にある。小泉今日子がコマーシャルの撮影で来たりした。

       

●この千手山公園には、わたしの幼少から青春の思い出の場所でもある。
幾たびか故郷鹿沼を出奔した。帰ったときは必ずこの山に登り、故郷の町を見下ろしたものである。

●カミサンと、初めてデートして散策したのもこの公園から御殿山公園にかけてだった。

●この公園を舞台にした小説を書いた。もちろんモデルは恋人だったカミサンだった。「灯」に採用してもらい原稿料をもらった。あのとき、うれしかったな。原稿料で二人で「平和」喫茶店でのんだコーヒーの味はいまでも覚えている。

●あれから三人の子供を育て、色々なことがあったが、まだ小説を書いている。人を感動させるような小説は書けていない。

●「恋空」は読む者に感動をもたらしている。それも涙をながすような清々しい感動だ。

●なにかいままでわたしが小説にいだいてきたイメージがくずれてしまった。おかげで新境地が開けそうだ。美嘉さんありがとう。気づくのが遅すぎたかもしれないが、人に感動を与えられるような小説をこれからは書きたい。

●観覧車の鉄骨に取り付けられている風速計がいまも鳴っている。わたしは往時をおもいながらベンチに腰掛けパソコンのキーを打っている。

●こんなことが、PCで小説を書く時代がくるなどとは予想もできなかった。

●そして、さらにこうして情報を発信して全国のみなさんに読んでいただけるなどということが起きるとは!!

●わたしのこのブログの訪問者は、みなさん若い人なのだろうな。若い人に感動を。そしてあわれなGG作家にはミュズのほほえみを。

●努力するだけはしている。これから先は運命の女神のほほえみを期待している。

●今は深夜。写真はカミサンが起きてから載せてもらいます。




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