冬渡祭を知っていますか/12月8日は何の日? 麻屋与志夫

12月11日　水曜日

●今朝はめずらしく寝過ごしてしまった。

『怪談書きませんか/栃木芙蓉高校文芸部』の第2稿を書きあげた。

まだ後、2、3回は手直ししたい。

小説を書く仕事にはこれで完成ということはない。

最終稿を編集部に送付するときには、一応「完」と文末に入れる。

でも、これで終わったなどと言う、生易しい仕事ではないのだ。

書き終わってから、まだ気がもめる。

あそこだけは直しておけばよかった。

しっぱいしたなぁ。

ときりがない。

●燃え尽きるまで書く。

書くためだったらどんな努力でもする。

そうした気概がなかったら、つづかない。

もっとも、死ぬほど好きな道なのだから、そうした苦労がつづいても、めげるような心配はないのだ。

●昨夜は今宮神社の冬(おた)渡(り)祭(や)だった。

古くなった、お札やダルマなどの縁起物を燃やすのだ。

ドンドン焼きとも子どもたちは言っていた。

●塾生は誰もこの祭りをしらなかった。

●8日の第二次大戦勃発の日も誰もしらない。

●なにか寂しくなる。

昭和も遠くなった感がある。

●角川ブックウォーカー惑惑星文庫に3作発表しています。

よろしくお願いします。

4作目がいま何度も推敲している、怪談書きませんか、です。

人気順などが毎日発表になるので、ハラハラドキドキです。

まわりは若い作家の方なので、GGが皆さんの足を引っ張ったらどうしょう。

そんなことを心配しながら、これからまだ原稿の手直をします。

●皆さん、今日もいい一日を。










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