田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

めでたくもあり

2008-01-01 12:09:20 | Weblog
1月1日 火曜日 晴れ
●元日ですね。毎年元日になるとあの有名な和歌を思い出します。めでたくもあり、そのあとはごぞんじの、めでたくもなし、とつづきますね。この和歌を知ったときのショックはいまでも覚えています。

●中学一年生のときだったはずです。みんなが、おめでとう。おめでとう、と、
新年の挨拶をしているのが怖くなりました。年年歳歳まちがいなく年を重ねていくわたしたち。いつかは死が現実のものとなっている。そんなことを知ったとき物事にはかならず裏面、反対の考え方があるのだと知りました。

●あれから60年以上の年が流れました。少年は老人となっています。これからは、めでたいと一方的に元日をたのしみたいとおもっています。一年一年を精一杯文学のために生きたいと思っています。心構えはりっぱでもいい作品が書ける保証はありません。そのへんが芸術作品をうみだす苦労なのですよね。

●書きかけの小説が15本もある。今年こそ全部完成させてやるぞ。


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