田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

風花

2008-01-13 22:20:01 | Weblog
1月13日 日曜日 晴れ
●日光はみわたすかぎり雪。雪の日光ははじめてだった。霧降の「山のレストラン」で食事をして、娘家族がすべっている細尾のスケートリンクまで歩いた。

●歓声をあげながら、雪つぶてを投げあって家族づれがとおりすぎていく。雪はどうしてこうもわたしたち大人まで童心にかえらせてくれるのだろう。

●孫たちは三度目のスケートリンクなのでだいぶうまくすべれるようになった。

●周囲の山は雪におおわれている。吹く風はつめたい。はだをさすような風だ。

●カミサンはシャッターをたてつづけに切っている。リンクからはスケーターのあげる歓声がきこえる。二階の室内リンクではホッケーの試合がとりおこなわれている。どよめきがきこえる。

●白銀の世界のひろがりのなかでこころまで澄んでいく。この寒気のもたらす緊張感がすきだ。小説と真剣にとりくみ今年こそ成果をあげる。まいどのとだがそんなことばかり考えていた。

●繊枝に咲いた雪の花が風に吹かれて風花となる。さあっとまいあがる。きれいだ。なにもかもわすれて、ただみつめていた。

       

       

       


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