田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

秋の愁い

2007-09-06 07:03:26 | Weblog
9月5日 水曜日 晴れ
●HALを背負って街に出ようとした。お腹の具合が悪いので体に力が入らない。お粥ばかり食べていた。体重が2キロも減った。明日あたりから、普通食に戻そうと思う。お酒も一週間ぶりで飲むことになるだろう。がまんすればいいのに。もっとも1合ていどの酒飲みだ。それでもお酒を飲むと気が大きくなる。おつまみを食べ過ぎる。せっかく減った体重はもとにもどってしまうだろう。カミサンがHALの入ったリックを持ってくれた。
「このさいだから、お酒やめたら」
「おれの理想はアル中で死ぬことだ。でも小説が前みたいにバンバン売れるようになったらな」
「だったら小説がうれないほうがいいわ」
カミサンがしらっといった。

●台風がくる。台風一過。秋晴れの空が見られる。紺碧に晴れ上がった秋空。気温がいますこし下がれば体もらくだ。今年は高温に耐えるだけでもかなりしんどかった。

●雨後の秋海どうの、さらにふかくうなだれた様子がいい。秋の愁いには秋海どうがふさわしい。縁側に腰をおろした。秋海どうをなんとなく感傷的な気分で眺めた。いくつまで、小説を書き続けられるのだろう。長生きしても健康でなかったら悲しい。宵のひとときを秋海どうをみつめて過ごした。
はかなく咲いた秋海どうには水玉の一滴は重そうだった。


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