田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

夕日の中の理沙子 24  麻屋与志夫

2008-12-05 10:59:34 | Weblog
三者懇談。
しきりなおし。
前回結論がでなかったからだ。
どうにか父が担任のミス大田を説得してくれた。
やっぱ、父親は偉大だ。

女は子宮でかんがえる。
感情をむきだしにする。 

でも、ママと大田が噛み合ったらすごいだろうな。
母だったらミス大田と口論になっていたろう。
父と母だと、まあこんな調子だったろう。

父。
大田「川村理沙子さんは……
(フルネームで呼ばれたときはヤバイんだ)
……成績はいいですよ。
でも、高校入試は当日の試験の結果だけではありませからね。
内申書がものをいいますから。
反抗的でしたから……あまり内申書はよくありません」
父「そこを、なんとかよろしくお願います。
理沙子もいままでのこと、あやまりなさい」

母だとこうなるのだ。
母「でも内申書をお書きになるのは先生なんでしょう」
大田「もちろん、そうですよ」
母「だったら、内申書がよかない。
……ではなくて。
先生が悪く書くってことですよね」

母のこの一言で、なにもかもパーになってしまっただろう。
ほんとうは、母が正しい。

3年も担任だったのに、自分の教え子の悪口書くなんて、最低だわ。

ゆるせないってかんじ。

クラスのYなんか。
卒業式にはただではミス大田をかえさないって息巻いている。

だいたい、この街は狂っている。

毎年卒業式には休む先生がいる。

謝恩会にも欠席する。

こそこそ逃げ出す先生もいる。

まあ、女教師は比較的安全圏にいる。

男の先生なんか、こてんぱになぐられてしまう。

毎日の授業がうまくいっていれば、こんなことは起きない。

ほんとに、生徒を導く気で教育してきたのだろうか。

試験廃止なんてかっこつけているけど!!
ほんとはもう試験なんかやれる雰囲気ではなくなっているのだ。            
ああ、現実を暴露してしまった。
この罪は重いぞ。

中世だったら異端審問会にかけられる。

非虻利他。

東芝のルポ、おじさん、ボケたんとチャウカ。
変換キーをおしたらなんだかへんな漢字がならんでしまった。     

火あぶりだ。

もうしらない。PCかうわよ。おじさんとも、これまでよ。




one bite,please. ひと噛みして!! おねがい。
         ↓
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ああ、快感。

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