◎微妙な長さの座椅子は罪な奴

電車に乗る
微妙な長さの座席に座る
この座席を説明しよう
運転席のある車両が、先頭車両ではなく途中に連結されている
そうすると
運転席の後ろの座席が変則座席になっている
この変則座席は
4人は座れないが、3人ではちょっと贅沢のような微妙な長さなのだ。
嫌な予感がしたが、車内はガラガラにすいていたので
まっいいか、とそこに座る
僕を入れて3人が座る
僕の左右は小柄なおばあちゃんが座る。
駅が進みにつれて、だんだん混みだす車内
中年夫婦が僕の前に立つ。
そうすると、スイッチが入ったように左右のおばあちゃんが・・
右のおばあちゃんは右に
左のおばあちゃんは左に
じりじりとよけていく
当然、僕の左右が空いていく
イヤイヤ4人は座れませんから！
じりじりとよけていく、ばあちゃんず
いたたまれなくなって
席をゆずる僕
その後4人で座ったかどうかは不明なのだった
おばあちゃん・・