新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

平凡が良い…?

2019年06月10日 | 四柱・その他
当方の四柱推命では、月上の天干を中心として年時の天干との並びを見ます。
そして、その次に五行のバランスを見ます…。

一般論で言えば、女性の場合は、月上を中心とした天干に女性的な星が、相生の関係で並んでいると良いですね…。
例えば、財星には受けとめるとか、寄り添う等の意味もあります。

また、男性の場合は、一家を背負って生きるのですから、月上の中心星が正官等の男性的な星が出て、年時に相生する星が出ていると嬉しいですね…例えば年上が財星、時上に印綬でもあれば、財官印三宝の形となります。
そして、裏の五行に食傷があって、身が応じていれば文句ないですね…。

比肩→ 食傷→ 財星→ 官星→ 印星。
ある程度の自分軸(比肩)も必要ですし、ある程度の感受性(食傷)も必要です。
そして、肉体は現実世界で生きている訳ですから、財官(家庭や社会、お金や仕事)という現実的な星も必要ですし、何の為に生きるのかと言う、印星(思想観念)の星も必要です。
その様に考えると、ある程度身旺で、天干の並びが食神→財星→官星とか、財星→官星→印星とかという生じる並びで、五行が万遍なくある命式は恵まれた命式ともいえます。

しかし、人生いろいろ、人の命式も様々です。
四柱八字で8個の干支が木火土金水の五行に別れる訳です。
中には、官星→印星→比肩に星(●)が固まり、食傷・財星に星が無い人もおられます。
それどころか、印星と比肩とに星が集中して固まり、食傷・財官に星(●)が不及の人もおられます。
この様な命式の方は、平凡には生き難い場合もあります。
ご自分の命式の良さを発見して、それを磨くと良いと思います。
何かが無いということは、何かを持っているということです。
その良い面を見つけて伸ばすと非凡な才能を発揮することも可能です。

現実的な財官ばかりが多い命式は印星という生き方を学ぶ。

また、正財・正官・印綬という、所謂「正」ばかりの命式の方もおられますし、
偏財・偏官・偏印という「偏」ばかりの方もおられます。
そして、傷官や偏印等の精神的な世界に関心を持ちやすい人もおられます。
人も様々、命式も様々ですが、その命式の特徴を知って、それを活かす生き方が必要ですね…。
命式は、天から頂いた魂の様なものです。
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新栄堂


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