お洒落な12運…？

当方では、定期的に四柱推命の学習会をしています。
参加者は、主に教部・教範資格免状取得者が多いですが、資格試験取得前の方もお見えになる場合もあります。
五月の学習会の時の事です。
常連の参加者の中で、とてもお洒落な方がおられます。
女性の方は、街を歩いていたら皆が振り向くような容姿の持ち主。
男性の方も、ベルトや靴をお洒落に決めたダンディーな方です。

学習会の内容は、最近の世界情勢や出来事を陰陽五行からの観点で説明した後…話は12運の話へと進みました。
胎・養・長生・沐浴…と説明が進み、12運の冠帯となりました。

冠帯…旺相運で、基本的な意味は、「智徳・地位名誉・宗教性・強気・自己本位」等の意味があり、積極的な12運です。
植物で例えるなら、春先の竹の子の様な12運です（春のたけのこは若々しく勢いがあります）。
また、「若気の至り」という面もあり、行き過ぎの失敗には注意も必要と言われていて、頭も良く説得力もありますが、命式の構造如何によっては、詐欺の暗示もでてきます。

特に生日に冠帯がある場合…
・智あり徳あり、慈悲心も厚く、社会の上位に立てる運を持つ。
・自信家も多い。
・命式が悪い場合は、勝気な性格が悪い面で出やすくなる（行き過ぎに注意）。
・高い倫理観を持つ人も多く、宗教性を持ちやすい。
・自分の位置や面子に拘る場合もある。
・頭の回転が良いので、物事の処理や手際が良い。…反面、要領の悪い人を嫌う傾向もある。
・少々気取り屋で、お洒落やダンディーな人も多い。
（命式の構造が良い場合には冠帯の良い面が出ると思います。）

受講生の人達に…この中で生日に「冠帯」がある方、おられますか？　と尋ねましたら…
案の定、ファッションセンスやスタイル抜群の女性の方と、お洒落なベルトや靴の男性が手を挙げました。

勿論、四柱推命は、命式全体や行運の全てを観て判断するのが当然ですが、生日は自分自身を現す柱でもあるので、生日の12運にも、その方の特徴を垣間見ることが出来るかも知れませんね…。

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