新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

日本の人口減少。

2019年06月27日 | 今日の出来事
【日本の人口減少】
国連人口部は6月17日、世界人口について、2057年に100億人を突破する一方で、日本の人口は58年に1億人を下回り、2100年には7500万人になるとする推計を発表した。
国連人口部が2年ごとに発表するもので、前回の17年は日本の人口が1億人を下回るのは65年としていたが、今回は7年早くなった。

その背景には、晩婚化や未婚率の上昇があるらしい。
政府は6月18日、2019年度版「少子化社会対策白書」を閣議決定した。
「白書」からは、晩婚化や未婚率の上昇が深刻化する様子が改めて浮き彫りになった。

30代前半の男性、半数近くが未婚という現実。
20代後半の男性の未婚率は1985年の60.6%から2015年の72.7%にまで上昇した。
30代前半の男性でも28.2%(1985年)から47.1%(2015年)まで上昇している。
今や30代前半でも半数近い男性が結婚していないことになる。

20代後半の女性では、1985年に30.6%だった未婚率が、2015年には61.3%に上昇している。
30代前半でも34.6%、30代後半でも23.9%の女性が結婚していない。

生涯未婚率は、2015年に男性23.4%、女性14.1%だった。
推計では、2040年には、男性29.5%、女性18.7%になる見込みだそうである。

平均初婚年齢もゆるやかな上昇が続いている。
1985年には、男性で28.2歳、女性で25.5歳だったが、2017年には男性で31.1歳、女性で29.4歳となっている。

晩婚化が進むにつれ、第1子出生児の母親の平均年齢も高くなっている。
1985年には26.7歳だったが、2017年には30.7歳となっている。

日本人の人口減少の原因は様々あると思います。
外的な原因の一つには、金銭(給料)の問題もあると思います。
また、個人主義が蔓延し、自分の時間を奪われたくないという、利己主義が根底にあるかも知れません。
また、何故、結婚が必要かという本質が欠如している場合もあると思います。

陰陽論では、男(陽)と女(陰)が一つになるということは、太極に似るためにあると考えます。
夫は妻の為に、妻は夫の為に…宇宙は全てペアシステムですから…
そして、そこから新たな力や生命が生まれてきます。

ところで、推命では家庭を現す星(変通星)は財星(正財・偏財)です。
特に男命では正財は妻を表しますし、確りした財星を持った女性は、財星は正官を生じますので、家庭を守り夫を立てることが出来ると言われています。
また、女命の場合は、財星は子供を現す食傷(食神・傷官)の守り神ですので、食傷と財星とが天干に並んでいる女性は子供運も良いと言われています。

(結婚運や子供運についてのワンポイント)
1. 女命の場合は、良い財官(財星と官星)があり、その官星を尅す強い傷官が出ていない。
  また財星を尅す強い比肩が出ていない命式の方が結婚運は良い。
2. 結婚適齢期の大運に分離を現す比肩(劫財)が出ていない事。
  また、女命の場合は、適齢期の大運に強い傷官が出ているのも注意が必要。
3. 時柱は晩年や子供運を現すので、この時柱に比肩(劫財)等が出ている場合は、晩年が寂しくなる場合もある。
4. 財星は家庭を現すので、財星が無い男性は女心がわからない場合も多い。
  女命の場合、官星の無い女性は男の気持ちが分り難い場合もある。
  しかし、官星が多過ぎる女性の場合は、仕事に走り過ぎたり、複数の男と言う暗示もある。
5. 子供を現す食神が、偏印に尅されて倒食している女性の場合は、子供運に注意の暗示がある。
  命式中に財星があり、偏印を抑えて倒食を解除している場合はOK。
6. その他、命式や行運(大運・流年)によって注意の時期や良い時期等は異なる。
※ 上記、注意の項目に合致した場合は、それを補う相性や、解除する時期を用いると良い。

クリックしてね
オンライン講座

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする