新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

山登りと見える景色。

2020年10月03日 | 四柱・その他
人生は山登りの様なもです。
山登りは大変で、とても疲れますし汗も流れます。
しかし、苦労して登り切った頂上での景色は格別だと思います。

自分が子供の頃は、両親に連れられて山を登ります。
先頭をお父さんが道を作りながら歩き、その次に長男である自分、そして、その後ろに弟が続き、最後尾をお母さんが守ります。
お母さんは、子供達の様子を見ながら、子供達が遅れると「お父さん、少しペースを落として下さいませんか?」とお父さんに合図をしながら家族は山登りを楽しみます。
5合目、7合目、8合目、9合目と、山は険しくなり、最後の頂上近くはとても大変ですが、頂上に到達した景色や達成感は言葉に表せないものがあると思います。
また、特に長男は、父親の後姿を見ながら育ちます。

自分で山登りが出来るようになった少年も成長して一人前の成人になります。
そして、同じく自分で山を登れる様になった、女性と出会い、一緒に山登りを始めます。
「二人で同じ山を登りませんか…?」…プロポーズの様なものです。
この場合、山登りの到着点が一緒だということがとても大切です。
目的地(価値観)が異なると、調子の良い時期は、仲良く一緒に山登りをしますが、いつの間にかズレが生じて、互いに異なる道を歩む場合も多くあります。
二人で人生という山を登るのですから、最終目的地と互いの体力に合わせたペース配分、そして、山登りそのものを楽しむということがとても大切だと思います。

人には様々なタイプがあります。
目的に向かって走るタイプ…四柱推命的には、比肩や官星(特に偏官)は目的に向かって走る達成型人間が多い様です。
山登りという人生も、「あの山の頂上を制覇素するぞ!」と、目的に向かって走るタイプは比肩や偏官等が多い人かも知れません。

また、目的地に向かってまっしぐらに進むよりも、その場の景色を楽しみながら、山登りをする人もいます。
今を楽しみながら登りたいというタイプの方は、財星(特に偏財)や印星、そして食神といった、女性的な変通星の並びの人が多い様です。
山登りも人生も、今を楽しみながら目的地に到達するという両方が必要だと思います…。

最初は、男女が互いに独りで登っていた山登り。山登りで言えば5合目みたいな景色が見えます。
そして、結婚して夫婦となり、二人三脚で登る山登り…息を合わせて互いに励まし合いながらの登山です。…独りで登る登山とは味わいが変わってきます。7合目から見るような味わいがあると思います。
次にパパとママになり、子供を連れて家族で登る山登り…子供の荷物を持ちながら励まし合って登ります。…この時の味わいは8合目~9合目の景色が見えるかも知れません。
そして、その子供も成人して夫婦となり、孫が出来てお祖父さん御祖母さんとなって見える景色…山の頂上から見るような景色が見えるかも知れません。
汗を流し、皆で苦労して登った山は一生忘れられない思い出になると思います。

・人生の目標が大きいと登る山も大きな山となる。
・大きな険しい山を登る場合は、最後まで登りきるぞ!という決意が大切。
・結婚して二人三脚での登山は、最初の3数(3か月・3年)が大切。…最初がギクシャクすると、最後まで尾を引く場合もある。
・一番大切なのは、目的地が一つになっているかがポイント。
お互いの命式ににとって、良い流年の時の出発かがポイント!
・敗財の流年等は流されながらの出発も多い。
・比肩の流年は、別れと出会いが一緒の場合も…。

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