新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

相性や結婚、その他…

2020年10月09日 | 四柱・その他
男女の相性を観て欲しいという問合せが時々あります。
年頃の男女にとっては、大変興味深い内容だと思います。
簡単に観て欲しいと言われる方が多いですが…
なかなか大変なものだと思います。

単純に男女が惹き合う恋愛運と、現実の結婚とでは少々異なるかも知れません…。
男と女とが好きになる恋愛は、二人だけの相性を観れば良いですが、
結婚となると、二人の背景には両親や様々な関係も付随してきます。

特に、最近は少子化ですので、兄弟姉妹も少なく一人っ子という場合も多い様です。
男性が長男の場合は、将来的には必ずご両親との関係も出てきますし、一人っ子のお嬢さんの場合も同じです。

一人息子と一人娘が結婚した場合、何十年か経つとお互いの両親も歳を取ります。
その場合、お嫁さんになる方は、両方の親の面倒を看る場合も出てきます。
ご両親が裕福な場合は、それなりの施設で楽しく過ごすことも出来ますが、老後の資金に余裕がない方も多い様です。

女性の命式で多財星の命式の方がおられます。
天干に家庭を表す財星が並び、五行も比較的財星が多い命式を多財星の命式と言います。
「財星」は家庭性や優しさを表す星ですので、この様な命式を持つ女性は「扶養の義務」がある命式と言われています。
多財星の女性は「長男の嫁に良い」と言われ、舅姑や夫や子供に仕える星とも言われています。
多財星ですので、あまりテキパキとはしていませんが、舅姑や夫・子供の気持ちを受け留める優しさを持っています。
実際の鑑定でも、年老いた両親に一生懸命に尽くしておられる方が多いものです。

両親のこともそうですが、子孫(子供運)が良いことも大切な事だと思います。
最近は、子供が欲しくないという男女も多いものです。
産む産まないは、強制するものではありませんが、先祖から見たら、血筋が途絶えるのは少々寂しいかも知れません。

ちなみに、女命の場合は、良い食傷と財星があること。そして、結婚や出産の大運が良ければ嬉しい事です。
男命の場合は、良い財星と官星がポイントかも知れません…。
また、傷官が官星を強く剋していないと良いですね…。もちろん、大運も良ければ嬉しいです。
また、男女とも、時柱に吉星が輝いていれば、跡取り運は良いとも言えます。

結婚は現実ですので、相性を観る場合は、下記の内容を考えながら鑑定します。
1. 男女の相性が良いか…強い男には優しい女。反対に強い女には優しい男がポイント。
2. 男女で引き合う縁がどれだけあるか。…特に日柱を中心として命式全体を見ながら。
3. 干支合の数や、干支合で生じた五行(△)が、互いの命式にとって必要な五行になっているか?
4. 二人の大運を見ながら、互いに補完し合う大運となっているか?
5. 二人の時柱を見ながら…。
6. その他、様々…
二人の引き合う縁や性格からの相性。経済面から見た相性。子孫運から見た相性等、様々な観点での相性。
そして、結婚する時の動機がとても重要だと思います。
特に、出会いや結婚する年廻りが良くない場合は、流されて結婚する場合も多いものです。

子供は親を見ながら育ちます。
親の後ろ姿を見ながら、その愛の関係を見て、愛する世界を学ぶのだと思います。
財産を残すのも良いですが、良い愛の伝統を残すのが一番大切かも知れません…。

20世紀は、目に見える物質中心の時代でした。
21世紀は、目に見えない心(精神)の時代に入ります。
自分は何の為に生きるのか…?
私の人生の目的は…そして、この世に生まれた役目は等、私の存在理由を明確にし、個を確立する時代が来ていると思います。
より本質的な、為に生きる世界が求められていると思います…。
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