この日の日記に書いた講演会に行きました。
超特大の感動でした。
人生変わる日だったなと実感。少しだけレポします(自分のメモ代わりも兼ねて)。
この講演は日創研経営研究会の主催の特別講演会。
会場のフェニックスホールは満席。
この講演会にいかに期待している人が多いかがわかりました。
いろんな年齢層、若い人から年配の人も女性も男性もいました。
講演は渡邉さんのこれまでの生き方を振り返って、どうやって自分が夢を叶えてきたのかをお話しされました。
夢を叶えるために大事なことは5つ。
1.どうしてもやりたいと心の底から思うことを夢にすること。
2.夢に日付を付けること。
①とにかく1歩を踏み出す
②死ぬほど勉強する
③毎日計画を書き換える
3.毎日イメージすること。
4.何があっても決してあきらめないこと。
5.運が味方してくれるような生き方をすること。
22才の時に「24才の4月に社長になる」と決めて、半年間の経理の勉強の後、1年間で資本金300万円貯めるため(月に25万の貯金)、佐川急便に務めて毎日20時間~22時間の激務をこなされたという実際の話。赤信号の度に寝たと言う話とか、荷物を配達中に過労で倒れて点滴を受けて翌日仕事に行った話とか、辞表を胸ポケットに入れて「今日でやめよう」と思い続けながらも1年間仕事をしたとか、ホントにすごいとしか言いようがありません。
詳しくはこちらにもまとめられています。
印象的だったのは、ワタミグループの飲食の仕事も介護も有機農業もカンボジアやネパールに学校を作ることも、全て「させていただいている」と徹底して話されること。
そこには全ての人に対してのリスペクトがありました。
渡邉さんは今年の都知事選に立候補されましたが、その理由がまた、日本で暮らす一番弱い人のことを思ってのことだったということがわかり、それもまた感動。
17日間の選挙活動の後、惜しくも落選が決まった3日後には、被災地に向かうトラックに乗っておられました。
被災地の復興支援活動の様子もDVDで紹介されました。
特にあの、町ごと津波に飲み込まれてしまった陸前高田市の復興参与の任に着かれてからの渡邉さんの一連の活動の様子が紹介されたDVDを観た後は、会場は感動の涙につつまれました。
ワタミグループが目指すのは、
「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループ」
「100年続く企業」
そこにあるのは徹底した奉仕の精神。
渡邉さんの言葉を借りれば、”お世話させていただいている”お年寄りのため、”お預かりしている”カンボジアの子供たちのため、ワタミをつぶしてはいけない、という理由です。
最後に深々と頭を下げて長いお辞儀をされましたが、その姿からは「感謝」しか感じられませんでしたね。
純粋な夢を持って会社を起こしたり政治家になったりしたのに、だんだんとお金や利権の欲にまみれてドス黒くなっていく大人が多い中、渡邉さんのように一番弱い人の立場に立って自ら働く企業の社長(会長)がこの日本にいてくれて良かったと本当に思いました。
日本も捨てたもんじゃない!!
渡邉さんを陸前高田市の復興参与に迎えた戸羽太市長(46歳)は、この津波で奥さんと子供さんを亡くされたのだそうです。そんな境遇でも町の復興のために、人々の普通の暮らしを取り戻すために、真剣に復興プランを練って、渡邉さんに助けを乞われたのだそうです。
人生を真剣に生きている人がいる。
その誠実さや真剣さに突き動かされて人は集う。
私もまた自分の人生を真剣に頑張ろうと改めて思えました。
渡邉さんの真剣な生き方と考え方に触れたい人は、渡邉美樹.net を見てみて下さいね。