オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

曲作り

2016-02-17 | 音楽

バイオリニストマリーちゃんと私の新ユニット「マリマリ」で演奏していく曲の絶賛準備中。
私のオリジナル曲にバイオリンのフレーズを入れてもらったり、昔フルートのために書いた曲をバイオリンとのデュオ用にアレンジし直したり。改めて曲を見直すと面白い発見がいろいろあります。また新しくインスト曲も書いてみたくなりました。


譜面を書き直し、ついでに某セッションのための譜起こしをしたり、レコーディングのためのピアノの練習をしたりアレンジを練り直したり・・。音楽のことをやっている時の私はちっとも疲れないので不思議。
依頼された新しい曲にも取り掛かっています。


シーケンスソフトを新調しようとあれこれと悩んでいたんだけど、とりあえずやっぱり使い慣れたLogicXを導入。Peppermint Leafの2nd Albumレコーディングもちょっと止まってたので再開。いろいろ面白い試みも考え中です。


話変わって、今日知ったイギリスのアーティストJacob Collier。1994年生まれの現在21歳でこの実力。すごすぎるのでご紹介。
You Tubeで有名になったデビュー前の本人作(18歳当時)のアカペラ動画。ほんますごいわ。





そしてこちらはおそらくデビューしてからのレコーディングかスタジオセッション動画。
ピアノめちゃくちゃ上手いです!!



世界には素敵なアーティストがどんどん誕生してる。
ネットによればこのJacobくんもレコーディング&ミックス作業にLogicを使ってるそうです。
言い訳できませんね・・・(笑)。
私もがんばります!!

 


ユニット名は「マリマリ」

2016-02-16 | 音楽

バイオリニストのマリーちゃんこと岡藤真理さんは二胡の優ちゃんつながりでできたお友達。スターウォーズ・エピソードVIIを一緒に観に行って意気投合したことから仲良しになりました。
「バイオリンとピアノで一緒に何かやってみましょうか?」ということになり今月初めに我が家で初の音合わせ。今日はマリーちゃん宅にお邪魔して2度目の音合わせでした。
私の曲にバイオリンを入れてもらったり、クラシックやポップス、映画音楽の曲を演奏したりとっても楽しい時間でした。


マリーちゃんの奏でるバイオリンは哀愁漂う、どちらかというと太めの音色。
スリムで華奢な体つきからはちょっと想像できない音です。
「マリさんの曲に弦って合いますね?」
ギター、二胡、フルート、アルトサックス、は入ってもらったことがあるけど、そう言えばバイオリンを入れてもらったことはなかったですね。私の声質ってどっちかというと弦より管寄りの声。自分のピアノ弾き方りにバイオリンの音がこんなに合うとは。また新境地発見って感じです。


ランチは持参の鶏の唐揚げとおむすびにマリーちゃんの手作りパンとバイオリン仲間の恵美ちゃんが作ってくれたという鶏ハムを載せた野菜サラダ。特製八朔ピールのクッキー。
食べるの大好きなマリーちゃんだけど走るのも大好きなので全然太る心配はないんですね。
うらやましい限りです。

 

いつも楽しい時間に写真を撮り忘れる私たちですが今日はちゃんとツーショットも撮りました。
4月頃からどこかのカフェや小さなコンサートに出演させてらもおうかと話しています。
二人とも名前が同じなのでとりあえずユニット名は「マリマリ」ということで。
どうぞよろしくお願いします。




佐野元春35周年アニバーサリーツアー in 広島アステールプラザ

2016-02-14 | ライブ・コンサート

セイウのmassくん&akiちゃんと一緒に佐野元春35周年アニバーサリーツアーライブに出かけました。
佐野元春のライブは一昨年のクアトロ以来1年半ぶり。
いや〜〜しびれまくりました。本当に凄かった。軽くライブレポします。


今日のバンドは、コヨーテ・ロッケストラバンド。

佐野元春 Vocal,Guitar
小松シゲル Drum
深沼元昭 Guitar
長田進 Guitar
高桑圭 Bass
渡辺シュンスケ Keyboard
Dr.kyOn Keyboard
スパム Percussions
山本拓夫 Saxophone
西村浩二 Trumpet
 
いつもながら佐野さんが、誇らしげに自分のバンドを紹介する「今日はみんなにこの素晴らしいバンドメンバーを紹介したい」って言葉が好き。自分ではなく心から仲間を誇る。フロントマンとして本当に素敵です。
セットリストはツアー終了まで内緒。
80年代、90年代、00年代、そして最新のアルバムまで万遍のない35曲もの楽曲で構成され、しかもそのほとんどが原曲アレンジか過去のライブDVDでのアレンジ。ファンにとっては嬉しい限りでした。


ライブで佐野さんは何本ものギターを手にしたり、エレピに座って弾き語りがあったり、ステージを駆け回ったり。
3時間半のライブでほとんど休憩なし。
あのハスキーな声でオールスタンディングの私たちに「みんな大丈夫?」と気づかう優しさ。
もう本当に佐野元春カッコ良すぎます。
ツアーフライアーに載せられていた言葉を載せます。


「この国にはカッコイイ大人がいない。
 あんな大人になりたいと思えるようなオトナはどこにいるのだろう。

 佐野元春は1956年生まれ。十分に大人である。

 今、佐野元春をリアルタイムで知らない世代が、彼を見て、聞いて、感じている。

 そして言う「佐野元春は、かっこいいオトナだ」と。

 この男は、常に先駆者だった。

 クレイジーでヴァイタリティーに溢れ、その尋常でないパワーとエネルギーで、
 日本のポップ・ミュージックシーンに巨大な足跡を残してきた。

 混沌とした日常をサヴァイヴするためのメッセージを放ちつづけ、
 鋭い言葉で時代を斬り、路傍の言葉で希望を紡ぎ、
 力強く、優しさに満ちたロックンロールを奏でてきた。

 そんな彼には多くのアーティストからリスペクトが集まり、
 もはやレジェンドと言える存在だが、今もその歩みを緩めることはなく、
 表現者としての力強い生き様を見せつけている。

 かつて「つまらないオトナにはなりたくない」と佐野元春は唄った。
 彼は時間をかけてそれを自ら体現してきた。

 理想を語ることを恐れない。

 私たちに投げかけられた、
 佐野元春からのメッセージをひとつ掲げるとしたら、 
 つまりそういうことだろう。

 この国には佐野元春という、かっこいいオトナがいる。」 


佐野さん、ありがとう。
佐野元春って人の前ではみんなBOYS&GIRLSで、 佐野さんはいつも憧れる兄貴だった。
それは35年経った今でも変わらなくて、やっぱり兄貴はカッコよかった。
そしてこれからもきっとカッコいいんだろう。


私も屈することなく理想を語り続けようと思います。
時が良くても悪くても。
それがアーティストというもの。


「大事な君 心偽らないで
 どんな時も ここで闘ってるから
 空を見てごらん 紅い月が浮かんでる
 夢は破れて 全てが壊れてしまった」

(「赤い月」Album『BLOOD MOON』より)



 


YMCAクワイアー演奏会@広島流川教会

2016-02-13 | ライブ・コンサート

今日は広島流川教会で私が昨年夏から入団させてもらっているYMCAクワイアー(合唱団)の定期演奏会でした。雨の中たくさんの方に来ていただいて大盛況のうちにコンサートを終えることができました。
ご来場の皆さんありがとうございました。


今日のプログラムは以下の通り。

YMCAの歌「明日に向かって」

第1ステージ「讃美歌21より」
404番 あまつましみず
566番 むくいを望まで
196番 主のうちにこそ
306番 あなたもそこにいたのか

第2ステージ 賛助出演「クワイアアイリス」のコーナー

第3ステージ「思い出のメロディー集」
川の流れのように
あのすばらしい愛をもう一度
いのちの歌
若者たち

第4ステージ「ジョン・ラター アンセム集」
Open thou mine eyes(わたしの心を開かせてください)
I will sing with the spirit(精霊とともに讃美する)
A flower remembered (永遠の花)
Go forth into the world in peace (世界を平和のうちに)
The Lord bless you and keep you(主があなたを祝福し、あなたを守られるように)

会衆一同「花は咲く」

お別れの歌 神ともにいまして

全16曲お届けしました。
  

今回はラターのOpen thou mine eyesで、ソプラノパートの馬場さんと私はソロを歌わせてもらいました。先週から長引かせてしまっていた風邪でちょっと声が心配だったわけですが、なんと無事に歌い終えてホッとしています。


長年音楽をやってきたけど小学校の頃からいつもピアノ伴奏担当で、本格的にコーラスで歌うのは初めてのこと。声を合わせる楽しさはまた1人で歌うのとは違うなあと思いました。
そしてピアノに歌を合わせるのと声同士をアカペラで合わせるのは全然違いますね。
専門的には平均律と純正律とかあるんでしょうね。


声には一人一人ピッチや声質が声量や・・いろいろあって、それを耳と気持ちで合わせていく。
乾いた声、潤った声、華やかな声、温かな声、太い声、細い声、いろんな声質の個性的な声が混じり合って一つの音になり、ハーモニーになる。誰かのような声じゃなくて自分自身の声で歌う。そしてそれがいい。それがコーラスの楽しさですよね。


Open thou mine eyesで皆さんのハミングの美しい響きの上でソロパートを歌わせてもらった時、皆さんのハーモニーが美しく響いていて本当に気持ち良かったです。ハミングの雲の上に乗って空を飛んでるような幸せな気持ちになりました。
嬉しい言葉もたくさんいただいて本当にありがとうございました。
団員の皆さん、そしてマネージャーの林さん、中奥さんはじめスタッフをしてくださった皆さんに心から感謝です。


YMCAクワイアーはプロの集団ではないので主に教会主催のいろんなチャリテーコンサートで歌を披露することが多いです。
次は3月6日(日)に日本バプテスト広島キリスト教会「ふくしまチャリティーコンサート」に出演します。


ふくしまチャリティーコンサート
日時:2016年3月6日(日)14:00〜16:00
場所:日本バプテスト 広島キリスト教会
   (広島市中区舟入町12−7 tel 082-293-8683)
入場無料 チャリティー募金あり


入場無料ですがチャリティー募金をお願いします。
集められた募金は「NPO法人いわき放射能市民測定室たらちね」「日本バプテスト連盟東日本大震災被災地支援委員会・福島診療所建設基金」に送られるそうです。


史上最悪の福島原発事故から5年。
廃炉まではまだ少なくとも30年〜40年はかかると言われている福島原発。
その福島の被災者の皆さんに関心を寄せみんなで支援していくコンサート。
よろしければ是非聴きに来てくださいね。

 


読書三昧

2016-02-11 | おすすめ本

音楽日記のはずなのにこのところ読書日記になってる「オレンジな日々」ですが、皆さんお元気ですか?
私はこの土曜日に開催されるYMCAクワイアーの演奏会に向けて体調を整えるべくあんまり予定を入れず、また読書に勤しんでいます。今日も2冊読みました。


『反応しない練習』と『空気で人を動かす』。
どっちも面白かったです〜〜。

反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
草薙龍瞬
KADOKAWA/中経出版

 

「空気」で人を動かす
横山信弘
フォレスト出版


『反応しない練習』はピアニストの新澤健一郎さんがFacebookで紹介しておられて読んでみようかと思った本。
先に『苦しまない練習』と『考えない練習』を読んでいたから余計にわかりやすかったですね。
怒りや妄想に囚われて無駄に心を動かさず「今ここ」に生きるということ。


私自身は普段はそれほど感情的なタイプではないけど、感情的な人を目の前にすると感化されたりダメージを受けたりしてしまうところがあるので、この本は何かと具体的に役に立ちそうです。


『空気で人を動かす』は組織論を書いたもの。
仕事やバンドやボランティアにおいてチームで動くときに大事なアイディアだなと思います。
こちらも実生活に役立ちそうです。


自分の心や感情というのは自分のものでありながら厄介なもので、ともすれば自分の思い通りにはならないですね。感情のコントロールが完璧にできたら素晴らしいと思うんですが、そうやって「悟り」に至るまでが人生だという気もするし、少なからずジタバタしながら生きていくんだろうと思います。


でもこれらの本を読んでると思い浮かぶ、あの人の顔やこの人の顔。
リーダーが物事に無駄に反応する人で空気を理解しない人だと、チームは苦労するな〜と思いました。
我が胸に手を当てて日々精進です。


ということで最後に演奏会のご案内です。
よろしければ是非聴きに来てくださいね。




広島YMCA クワイアー演奏会
 賛助出演:クワイアアイリス
日時:2016年2月13日(土)14:30 open 15:00 start
場所:広島流川教会・礼拝堂
   (広島市中区上幟町8-30)
入場料:1000円(全席自由)
お申し込み・お問い合わせ:
広島YMCAクワイアー事務局 電話  082-536-2300
                                      メール xpromotion@hiroshimaymca.org


苦しみにさようなら

2016-02-08 | おすすめ本

 

今日はここのところ長引いてる風邪をやっつけるため予定をキャンセルして久しぶりに自宅待機。終日読書をしていました。


今日読んだ『苦しまない練習』と『考えない練習』は、最近、ある友達と話していて「苦しみ」がテーマになって、なんかいい本を紹介してあげようと思って見つけた本。著者の小池龍之介さんは現役の住職。どちらもブッダの教えをわかりやすく説いた本。
自分を縛る思考のパターン、反応のパターン、から離れて、常に「目覚めている」ことが大事ということです。


思えば私も昔はよく苦しんだものです。
何かわからないものに苦しんでたなあと。


苦しみというのは環境や人から与えられるものではなく、自分の感じ方や受け止め方に過ぎないのだけど、それに気付けるかどうかが1つのカギ。
「ああ、自分にはこういう反応をする癖があるなあ」とか
「ああ、自分は今怒ってるんだなあ」と
思う自分がいるだけで、その苦しさを慈悲の心で慰めることができる。
それは相手が自分ではなくて目の前の誰かでも同じ。


こういう本が発売されるということは、苦しんでる人が多いんだろう、と思います。
日本はマスコミが発達してどこの家にもTVがあって、ある種の洗脳が成功した国なので、人々が特定のパターンの反応を刷り込まれてきたと思う。
そろそろその洗脳から目覚める時期がきてるような気がします。
本当の自由は「目覚める」ことから。

 

苦しまない練習 (小学館文庫)
小池 龍之介
小学館 

 

考えない練習 (小学館文庫)
小池 龍之介
小学館




 


アダム・グラント著『「与える人」こそ成功する時代』(三笠書房)

2016-02-03 | おすすめ本

またまた良書に出会いました。
アダム・グラントの『「与える人」こそ成功する時代』」。


世の中にはギバー(与える人)、テイカー(取る人)、マッチャー(ギブアンドテイクのバランスを取る人)がいる。
そしてその中で最も成功しない人はギバー。
そして最も成功している人もギバー。
成功しないギバーと成功するギバーの違いは?というところに着目して書かれた本。
本の中には、それぞれのタイプの人たちの実際のストーリーが紹介されていて参考になる話がたくさんありました。


私がどのタイプなのかという話はさておき、これからの時代はギバーである人が最も成功しやすい時代になるとありました。
今日からみなさん、ギバーとして生きよう!!


ちなみに成功するギバーと成功しないギバーとの違いはこの図。



自己犠牲的ではなく他者志向のギバーであることが大事なんですね。
つまりいつも相手だけではなく自分も含めて多くの人に利益があるアイディアを考え出すことが大切です。


「ペイ・フォワード 可能の王国」という映画が作られたのは西暦2000年。
世界を変えるために「自分が受けた善意や思いやりを、その相手に返すのではなく、別の3人に渡す」というアイディアを思いついた少年トレバーが、それを実践したことによって起こった奇跡の物語。
映画の中だけでなく、この「ペイ・フォワード(恩送り)」を実践していくことは、確かに世の中を変えていくだろうと私も思います。


誰かと出会ったら、すぐにできる「5分間の親切」をしよう(自分に役立てることがあれば役立ってあげる)。
誰かに親切にしてもらったら、その親切を別の誰かに返そう。
親切の輪がそうやって広がっていけば、きっと世界は変わります。


ちなみに、今週5回誰かに親切にすると決めたら、それを1日に1つずつ5日間実践するのと、1日で5回実践するのは後者の方が幸福度が大きいそうです。つまり親切にするときは「まとめてする」ことですね。
幸福度か大きいと免疫力もUP、健康度もUP、ストレスも軽減され活性酸素が発生しないので老化もしないし美容にもいいということで、いいことづくめです。


他人に親切にすれば自分にもいい結果。
いわゆる「たらいの法則」です。
ということでなかなか興味深い本でした。
自分の人生と世界を変えたいと思ってる方に、是非オススメです。


GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)
Adam Grant,楠木 建
三笠書房