パレスチナから来たオリーブのパンの笛のCD『Peaceful Wind』のピアノ伴奏レコーディングが無事終了しました。
ピアノとオルガン伴奏は吉田仁美先生と私。
4時間で17曲を録り終えました(うち私の曲は2曲だけ(笑))。
吉田先生、オペレータの大木さん、同席の立野先生と中村先生お疲れさまでした。
レコーディング経験は初めてじゃないけど、何度やっても緊張します。
でもこれでオリーブのパンの笛の音色を多くの方に聴いていただくこともできるし『Peaceful Wind』と『咲いていること』も音源として残すことができますね。
つくづく感謝ですね~~
CDにはこの2曲のオリジナル曲以外にも、クラシックや日本の唱歌や童謡、子守唄などいろんな曲が収録されます。
パンの笛の音色でこんなにたくさんの曲が収録されたCDはなかなかありませんから、ぜひ皆さんに聴いていただきたいです。
このCDの収益は全額パレスチナに建設される音楽学校のピアノ献金のために寄附されます。
完成したらまたお知らせしますね!!
昨日、今日と教会の用事で大阪と京都に行ってきました。
教会で関わっている老人福祉施設るうてるホームと釜ヶ崎というあいりん地区の釜ヶ崎ディアコニアセンター喜望の家の活動について現地を訪ねることもしました。
高齢化社会のこと、福祉のこと、路上生活のこと・・マスコミの伝えない真実を自分の足で歩いて肌で触れて感じてきました。
写真は路上生活からアルコール依存症になった人の回復のために、喜望の家で作られている牛乳パックの手漉き和紙で作ったちぎり絵のハガキです。
喜望の家ではこのような作業と規則正しいプログラムを通して、アルコール依存から回復できるようにサポートしていくのだそうです。
物事というのはどちらの立場に立つかで随分違って見えるんだなあということを感じます。
自分だっていつかは老いるし、何かのきっかけで路上生活を強いられたりアルコール依存の問題を抱えるようになるかもしれないわけです。
そんな時に必要な本当の支えって一体何だろう。
この地球上に生きる全ての人が明日を心配せずに生きられる社会とは・・。
「私には何ができるか」
これからも考え続けることだと思いました。
さていよいよ明日は『Peaceful Wind』のピアノレコーディングです。
橋本会長の提案で『咲いていること』もパンフルートの曲として収録することになりました。
まずは私は私の咲く場所で、きっちり役目を果たすこと。
心を込めて演奏します。頑張ります!!
仕事仲間のTさんが乳ガンと診断されたのはちょうど1年前。
彼女はいろいろ考えた末、病院での放射線や抗ガン剤の治療をせず、自分の免疫力を高めるという方法で乳ガンを治すことを決められました。
野菜の酵素とマクロビオティックと断食を用いた治療法。
治るという保証はなかったけれど、彼女は自己治癒力と自分の力を信じたそうです。
そして1年後。
病院の検査で乳ガンの進行がはっきりと止まったことが確認されたそうです。
このまま健康な細胞が増えていけば、ガン細胞は確実に小さくなっていきます。
ガンに対する考え方はいろいろで、日本では医者任せ、抗ガン剤に頼る治療がほとんどだけど、ガンはほとんどの場合栄養過多と栄養のバランスの崩れから起きているので、食事と考え方を変えれば治る病気だそうです。
むしろ抗ガン剤や放射線の治療が死期を早めると言うデータもあります。
ガンの治療のためにかかる費用は1人あたり1000万円。
穿った見方をすればガンビジネスは儲かるわけです。
だからどっかのお医者さんみたいなガンの詐欺手術が起きちゃうんだよね。
子宮頸ガンの予防接種は危険という真の情報もあります。
全ての女性の皆さんしっかりと読んでくださいね。
「怖れさせて儲ける」という今の社会の間違った常識の罠から、そろそろ私たちは逃れる時が来たようですね。
新型インフルエンザだって、あんなに怖がらせて一体何だったの?
日本が購入した9900万人分(1126億円分)ものワクチンは結局破棄されたんですよね。
だって腐っちゃうもんね(東京新聞の記事)。
結局儲かったのはワクチンを作った製薬会社だけ?(笑)。
国家予算はそういうところから見直して欲しいものです。
ともあれTさんはガンが治って良かった、良かった。
おめでとう~~!!
これで周りの人もガンをことさらに怖れるのをやめることができると思います。
私も勇気100倍です。
人生何があっても大丈夫♪
毎日幸せに笑いながら活き活きと生きましょう~~~!!
ガンは治るガンは治せる―生命の自然治癒力安保 徹,船瀬 俊介,奇成花伝社このアイテムの詳細を見る |
今月は何かと多忙な私ですが、実は昨日は(岡山に行く前に)早朝から映画を観てきました。
以前ここでも触れた『午前十時の映画祭』。
「何度観てもすごい50本」の映画を週変わりで上映するというスペシャル企画です。
鑑賞料金もすべて1000円と嬉しい企画。
第1週目は超有名&超大作の1959年公開の『ベン・ハー』。
アカデミー賞を11部門(過去最高記録)で獲得したすごい作品。
これだけはなんとしても観たかったんですねーー。
もう何年も前に1度見たことあるはずなんですが、今回見てストーリーをほとんど忘れていたことがわかりました(笑)。
【解説】
19世紀末のルー・ウォーレスの小説「ベン・ハー」は幾度も映画化されているが、本作は1959年版、3度目の映像化作品となる。ダイナミックな演出と映像美で観客を圧倒するスペクタクル巨編。アカデミー賞史上最多の11部門を受賞。
【物語】
ユダヤの都エルサレムがローマ帝国支配下にあった西暦26年。ユダヤ貴族の青年ベン・ハー(C.ヘストン)の幼なじみであった男メッサーラ(S.ボイド)が、ローマ帝国軍の司令官としてエルサレムに赴任してきた。旧交を温める2人だったが、ベン・ハーはメッサーラの裏切りにあい、罪人として奴隷船に乗せられてしまう。護送中、ある男が彼に1杯の水を与えるが、その正体が何者なのか、ベン・ハーはまだ知らない。やがてローマのガレー船のこぎ手として海戦に参加した彼は、司令官アリアス(J.ホーキンス)を救い、その養子に迎えられる。
(オフィシャルサイトより)
212分つまり3時間32分。途中10分の休憩をはさんでほとんど4時間。
スタートするとまず6分半の『序曲』。その間スクリーンは真っ黒(笑)。親切な解説(「あと5分後にスタートします」など)が1分ごとに出てちょっと笑えました。
映画はそんなに長い映画なのに、あっという間の4時間でした。
エキストラの数も半端じゃないし、戦車競争や海の戦闘シーンなんてすご迫力でホントに体に力が入っちゃいました。これが全てCGじゃなくて実写だからねー。
ジェームス・キャメロンもビックリ!!(笑)。
ストーリーも「憎しみ」から「許し」へという、大切なメッセージが込められていてとっても感動的でした。DVDではとても味わえない大迫力!!
スクリーンで見れて良かった~~。
『午前十時の映画祭』は広島ではバルト11で毎朝午前10時から1回だけの上映です。
ぜひ皆さんもお気に入りの一本はこの機会にスクリーンで楽しんでください。
上映スケジュールは以下の通り。
(映画館によって違います。他県の方はこちらをチェック!)
2010/02/06(土)~02/12(金) ベン・ハー
2010/02/13(土)~02/19(金) アラビアのロレンス
2010/02/20(土)~02/26(金) 眺めのいい部屋
2010/02/27(土)~03/05(金) バベットの晩餐会
2010/03/06(土)~03/12(金) クレイマー、クレイマー
2010/03/13(土)~03/19(金) レインマン
2010/03/20(土)~03/26(金) ニュー・シネマ・パラダイス
2010/03/27(土)~04/02(金) 映画に愛をこめて アメリカの夜
2010/04/03(土)~04/09(金) スティング
2010/04/10(土)~04/16(金) 明日に向って撃て!
2010/04/17(土)~04/23(金) 裏窓
2010/04/24(土)~04/30(金) 北北西に進路を取れ
2010/05/01(土)~05/07(金) 刑事ジョン・ブック/目撃者
2010/05/08(土)~05/14(金) 追憶
2010/05/15(土)~05/21(金) ライムライト
2010/05/22(土)~05/28(金) チャップリンの独裁者
2010/05/29(土)~06/04(金) フォロー・ミー
2010/06/05(土)~06/11(金) アパートの鍵貸します
2010/06/12(土)~06/18(金) お熱いのがお好き
2010/06/19(土)~06/25(金) ショウほど素敵な商売はない
2010/06/26(土)~07/02(金) ショーシャンクの空に
2010/07/03(土)~07/09(金) フィールド・オブ・ドリームス
2010/07/10(土)~07/16(金) ロミオとジュリエット
2010/07/17(土)~07/23(金) ある日どこかで
2010/07/24(土)~07/30(金) ローマの休日
2010/07/31(土)~08/06(金) 昼下りの情事
2010/08/07(土)~08/13(金) スタンド・バイ・ミー
2010/08/14(土)~08/20(金) エデンの東
2010/08/21(土)~08/27(金) ウエスト・サイド物語
2010/08/28(土)~09/03(金) 雨に唄えば
2010/09/04(土)~09/10(金) 鉄道員
2010/09/11(土)~09/17(金) 天井桟敷の人々
2010/09/18(土)~09/24(金) 太陽がいっぱい
2010/09/25(土)~10/01(金) 男と女
2010/10/02(土)~10/08(金) 羊たちの沈黙
2010/10/09(土)~10/15(金) 薔薇の名前
2010/10/16(土)~10/22(金) パピヨン
2010/10/23(土)~10/29(金) ブリット
2010/10/30(土)~11/05(金) 大脱走
2010/11/06(土)~11/12(金) 戦場にかける橋
2010/11/13(土)~11/19(金) ゴッドファーザー
2010/11/20(土)~11/26(金) ワイルドバンチ
2010/11/27(土)~12/03(金) カサブランカ
2010/12/04(土)~12/10(金) 第三の男
2010/12/11(土)~12/17(金) アマデウス
2010/12/18(土)~12/24(金) ライトスタッフ
2010/12/25(土)~12/31(金) 2001年宇宙の旅
2011/01/01(土)~01/07(金) ミクロの決死圏
2011/01/08(土)~01/14(金) 十二人の怒れる男
2011/01/15(土)~01/21(金) 激突!
5月にパレスチナを訪問するほほ笑みと感謝の会の有志の皆さんに混じって、行くかどうか思案中(笑)の私も先日パレスチナ旅行の説明会を聞きました。
イスラエルとパレスチナの未だ続く争い。
イスラエルが建てたパレスチナ人居住区を囲む8メートル高さのコンクリートの分離壁。
紛争が起こると2分以内に鎮圧に行くイスラエルの武力。
自爆テロを起こした報復に、見せしめのため家族ごと吹き飛ばされるパレスチナ人の家々。
「大きくなったら軍隊に入りたい」と語るイスラエルの子ども。軍隊に入ると最初に渡されるというその子が一生持つという銃のこと。
「大人になったら学校の先生になりたい。もし生きてたらね」と語るパレスチナの子ども。一生壁の外に出れないかもしれない人生のこと。
『嘆きの壁』と呼ばれる(ヘロデ王時代に立てられた神殿の壁。西暦70年にローマ軍によって破壊された)壁に向かって、神殿の再生を願って何年もひたすら祈り続けるユダヤ人のこと。
どれも私にとってはまるで物語の中のお話のような、だけど現実の世界。
でも、米軍が子どもたちに感情抜きの反射神経を養うために開発したという悪評高いゲーム(テトリス)に夢中になっているアメリカや日本の子どもも、他の国の人から見たら物語の中の世界に見えるかもしれない。
説明会を主催された訪問団の団長の立野泰博牧師は、パレスチナを訪れて自分でその風景を見て、人々と触れ合って、自分には何ができるかを考えて欲しい、と言われた。
世界は紙切れ一枚の世界地図ではなく、実際に人々が生きている暮らしそのものだ。
地球儀や地図では見えてこない人々のささやかな毎日の暮らし。
朝ご飯を食べるときの家族の団らん。
学校での友達とのやりとり。友情、恋愛、家族のぬくもり。
国は違っても、人種、民族、宗教は違っても、毎日のそんな日常はどこもかわらない。
もう仲良くなろう。長いけんかと諍いをやめて仲直りをしよう。
奪い合うより与え合おう。
いつから始まったのか、いつまでつづくのかわからない戦いなら、思い切ってもうやめよう。
どこかの国の戦争に加担している企業、仕事、秘密は、もう明らかにしよう。
「地球に生まれ、この地球に還っていく・・」
(Peppermint Leaf『心の手を繋ごう』より)
何か見つかるだろうか。
日本人として私にできること。そして地球人として私にできること。
今日は新老人の会の広島支部のパンフルートコンサートに出かけました。
新老人の会は、東京の聖路加病院の名誉院長、日野原重明先生の提唱で始まった75歳以上の会。65歳~75歳はジュニア会員、75歳になって初めて正会員という、やる気と元気でいっぱいな老人のみなさんの会です。
いろんな催しをされているのですが、今日はほほ笑みと感謝の会の協力でパレスチナからやってきたオリーブのパンフルートの演奏会が開催されました。
オリーブのパンフルートについてはこちらやこちらに以前書きました。
今日は日本福音ルーテル教会事務局長の立野泰博牧師によるパレスチナの話と、パンフルートのいろんな曲の演奏がありました。新老人の会広島支部に2年前に結成されたコーラスグループによるコーラス披露もありました。
私は会の最後にオリーブのパンフルートのために書いた『Peaceful Wind』を中村先生と一緒に演奏させてもらいました。
原子爆弾の壊滅的な被害から平和の街として蘇った広島の街からパレスチナへ向けて、そしてイスラエルに向けて、平和というメッセージがどこまでも届くように・・そんな気持ちをこめて演奏しました。(写真はこちら。)
日野原先生と言えば、たまたま先日『十歳のきみへ―九十五歳のわたしから』という本を読みました。
とてもいい内容だったのでその一部を紹介しますね。
(本文より)
「戦争を体験したわたしたちに、なぜ平和を実現することができなかったのかを、わたしはきみに率直に話したいと思います。わたしたちがよいと思ってやって来たことの中に、気づかぬうちに大きな取りこぼしがあったことを、わたしは反省をこめて、きみたちに聞いてもらいたいと思うのです。
平和が、ここにはあって、あそこにはないとしたら、
それは「平和」ではないのです。
戦争の悲しみを体験したわたしたち老人は、平和の大切さをおそらくきみたち以上に痛感しています。だから、ほんとうは平和への思いを強くもつわたしたちが平和を実現して、それをきみたちにバトンタッチすべきでしょう。けれども、わたしたちはその平和をいまだに実現できていません。
たしかに、六十年前に大きな戦争が終わってから今日まで、日本には戦争はありませんでした。人々のくらしはゆたかになって、だれもがあたりまえに学校で学ぶことができるようになり、平均寿命は世界一にもなりました。
けれども、これが「平和」ではありません。
きみの目を自分や自分の周囲にとどめておかずに、どうか外にも向けてみてください。世界にはまだあちこちで争いが起こっています。何年も何十年も続いている戦争もあります。新聞を開けば、毎日のように武力による衝突でいのちを落とした人の記事がのっています。
たとえいま戦争はなくとも、とても貧しく、食べるものもなく、医療も受けられずに、五歳までも生きられない子供たちが、世界におおぜいいます。
その一人ひとりが、きみやわたしたちと同じ人間であり、同じようにかけがえのない、この世でただひとりの大切な存在であるにもかかわらず、です。自分や自分の住む国だけが安全で快適ならばそれでいいんだと思っているかぎり、わたしたちはいつまでたっても世界の平和を実現できません。
平和というのは、世界のどこかある場所にはあって、ほかのところにはない、というような状態をけっして指しません。
世界中のすべての人がおたがいに平和でありたいと手をつなぎ、助け合うときに、みんなの見つめる視線の先にあるのが「平和」です。世界のどこか一か所でも、人々のいのちがおびやかされているような国や地域があるのならば、世界はまだ平和ではないのです。」(150~152ページより)
まだ平和ではない。
私たちの地球はまだ平和ではない。
それを感じる想像力が大切なんだと思います。
私たちが次から次に買い替える携帯電話のレアメタルのために今、世界で戦争やテロが起きているという事実を。
イスラエルとパレスチナを戦わせることで漁夫の利を得ている国があるという事実を。
目を見開いて真実を見ること。子供のような澄んだ目で諦めずにできることを探すこと。
『Peceful Wind』(平和の風)を、ぜひまずみなさんの心の中から吹かせてほしいと思います。
どんなに弱くてもそれはだんだん強い風になっていくはずだから・・。
そして自分が地球に生きているうちに平和な地球にできるように。
『にくい相手をゆるす。その勇気で、
争いをおわらせることができます。』(『十歳のきみへ』日野原重明著より)
人生の晩年になって人生を振り返る時に人生の10大ニュースを挙げるとしたら、何を代表的な事件と思うんだろう。そんなことをたまに考える。
人生のハイライトシーンと陽の目を浴びない下積みシーン。仕事やプライベートでの成功や失敗。叶った恋と叶わなかった恋・・etc.。
自分の人生の思い出は、自分が残したいと思うシーンだけを残せばいい。
だけどきっと全ての経験がその思い出のワンシーンを支えている。
「決定的瞬間」というセンセーショナルな言葉で一斉を風靡した20世紀最大の写真家のひとりアンリ・カルティエ=ブレッソン。
3年前大阪で開催されたこの人の写真展を観に行った時(2006年4月6日の日記)は、その圧倒的な写真の数々とそのぶれのない計算されたカメラワークと、文字通り決定的瞬間を捉えた幸運な作品の多さに言葉を失ったのを覚えています。
あれから3年。この『スクラップブック1932-1946 アンリ・カルティエ=ブレッソン写真帖』は最近、家族がこの写真集のことを知って手に入れてくれたもの。これにはアンリ自身が1947年にニューヨーク近代美術館で開催された展覧会のために自ら焼き付け準備した幻のプリントが収録されている。
それは「決定的瞬間」の前後に写真家は何を見ていたかを知る貴重なヴィンテージプリント。
私があの日圧倒された写真たちは、ただ写真家が偶然にその場に居合わせて決定的瞬間を捉えたというものではなく、じっくりと腰を据えてその瞬間を待ち、何度もの試行錯誤と失敗と計算されたトリミングの上に残された選び抜かれたプリントたちでした。
天才写真家と呼ばれる人は、たまたま幸運な星の下に生まれた特別な人ではなく、境遇はほとんど自分と同じでも、沢山の時間と試行錯誤と努力を重ねた人なんだということがあらためて理解できる。
その十分すぎるほどの努力があって初めて「天才」という評価を受ける作品が残せたということなんだろう。
音楽もそれは同じ。
知れば知るほど、天才と呼ばれる演奏家や圧倒的な歌声を誇るシンガーたちが、日々のたゆまない努力と試行錯誤の積み重ねでその才能を発揮できているのだとわかる。
「凡人と天才の差より天才どうしの差の方が大きい」
現状に満足せず、どこまでもどこまでも自分の感性と表現に磨きをかける。
そんな努力と試行錯誤をいくつも繰り返して初めて、最終的にどんな作品が残すかが決まるんだろう。
たくさんの経験と失敗の中から生み出した会心の一作。
そんな作品が1作品でも残せたら・・。
日々精進あるのみです。