オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

何か出来る、こんな僕でも

2007-09-29 | 地域・世界・地球・宇宙

広島国際会議場で開催の平和省地球会議『世界のピースメーカーの人々とのお話し会』に参加した。
平和省プロジェクトは国際的な紛争を武力ではなく平和的話し合いで解決する省庁『平和省』を世界に作ろうという市民運動。その地球会議は今年3回目を迎え、今回は日本が開催国となった。
日本ではきくちゆみさんが代表としてその運動に携わっておられ、ホスト国として各国の代表の皆さんと日本の各地を回って報告会が開かれ、ここ広島でもその機会が持たれたという経緯。
各国のグローバルアライアンスのメンバーの皆さんが、ぜひ広島に来たいと希望されたのも大きな理由だった。

秋葉広島市長の挨拶の後、各国のメンバーが個々の平和省設立への取り組みを話してくれた。
貴重な体験だった。
今回広島へやってきたのは世界17カ国から26名の人々。
この運動の結果、ソロモン諸島とネパールには、実際に政府に平和省が設立されたそうだ。
すごいなあ、平和のために自ら行動する人たちが世界にはこんなにいるってことだ。世界も捨てたもんじゃない。

実はこのお話し会の最後に私が歌うことになっていて、主催のNさんのご主人の写真によるスライドショーのあと『心の手を繋ごう』を英語と日本語の歌詞で歌った。最後の「ラララ~」をみんなで歌ってもらう時、ゲストの皆さんが次々と席を立って、会場のみなさんと手を繋いで輪になって一緒に歌ってくれたのは、なんだか感動的だった。
インドとパキスタン、イスラエルとパレスチナ、国と国との間に争いはあっても、人と人の間には国境も争いもないと思えた。

終わってから「あなたの歌と音楽はビューティフルだった。」と世界のいろんな人に言われた。
そういう形容をしてもらったことは初めてだったけど、なんだか伝わったと思えて嬉しかった。
英語はまだまだだけど、日本語でも伝わるものは伝わる。
つまり心を伝えるのは言葉だけではない。
これが私の作った初めての英語の歌。次に英語の歌をもし作る時には日本語を訳すのではなく最初から英語で作ってみようと思う。より通じ合うために。

終了後の懇親会もとてもいい会だった。
世界の国の皆さんにに「日本の母の味」を楽しんでもらいたいと、おでん、天ぷら、焼きそばを始め、炊き込みご飯、お味噌汁・・など、広島のボラティアの方たちによる、たくさんの日本の家庭料理のおもてなし料理が並んだ。
心が温かくなる手料理だった。

アメリカからユース代表として来日したアロンは20歳の青年、ルーマニアのコリナは24歳だった。
日本でも、平和のために自分も何かしたいと思う人は多い。
大切なのは勇気と行動と機会。
自らそれらを積極的に作りだしていくことなんだなと思う。頑張ろう!!

「何か出来る、何か出来る、こんな僕でも、こんな僕でもまだ終わっちゃいない。」
(『インディゴの夜空』オレンジブルーより)


広島セプコン大成功!!

2007-09-11 | 広島セプコン(2007〜2019)
広島セプコン大成功!!!
パチパチ!!みなさん、本当にどうもありがとう。
言葉にできないくらい感謝の気持ちでいっぱいです。
長い一日でした・・・。

まず、私とtetsudgeの2人(オレンジ部)はお昼間は緑井天満屋で「マラソンコンサート」というイベントに出演。
30分の2ステージ。インストアライブなんて誰が聴いてくれるのかななんて思ってたら、1回目のステージにはMAN3、リズムBOXさんとお友達が俺部Tシャツをきて応援に来てくれ、2回目のステージにはSonic Deth Monkey(SDM)のかっちゃんとMamioさんが来てくれました(感涙)。
MAN3の差し入れのパン美味しかった。

平日の昼間にもかかわらず、買い物の足を止めたり、椅子に腰掛けて聴いて下さる人が結構いて、なんだか気持ちよくライブさせてもらいました。ありがとうございました。

「今度は(もっと人の多い)日曜にやりんさいよ。」なんて搬入口のおじさんたちに言われながら tetsudgeの車でセプコン会場のLIVE Cafe Jiveへ。
会場では先に集まったakiちゃん、MAN3、まさやんさん、はじめバンドの皆さんが会場設営やリハを終えており、みんなで歌うセプコンソングのリハをこれからするというところ。
私も参加してリハを終え、いよいよ本番。

セプテンバーコンサートは、あの忌まわしいニューヨークの9・11テロ事件があった翌年から始まったコンサート。
この日、ニューヨークの街を音楽で包む日にしようという呼びかけのもとたくさんのアーティストが世界中から集まったそうです。
そして5年。同じこの9月11日に、海を越えてこの広島でも同じ思いを持った人達が一堂に集い、平和を祈る音楽を街に響かせました。

第1回目の広島セプコン、ホントに素晴らしいコンサートでした。
出演して下さった、MAN3屑星さん、ネムカカさん、セイウさん、Sonic Mini Monkeyさん、森遊写人さん、上綱克彦&Macoさん、福田康作さん、因幡由紀&小田原政広さん、そして作品参加の船越まなみさん、本当にどうもありがとうございました。

そして長時間にわたるこのコンサートを素晴らしい司会でひとつにまとめてくださった並木陽子さん、会場を提供して下さったJive 河村さん、PAの木村さん、そしてそして、ボランティアでこのコンサートを手伝って下さったみなさん、そして忙しい中このコンサートに足を運んで参加して下さった全ての皆さん。
心から感謝します。
皆さんから発信されたバイブレーションは、必ず地球を変えていくと思います。
1組1組の素晴らしいライブパフォーマンスは、MAN3のブログに詳しくレポしてあるので読んで下さいね。
Orange Blueもベーシストのまさやんさんを迎えて初めての本格ライブ。
心地よく温かくメッセージを届けることができたと思います。

特別ゲストとして出演して下さった上綱克彦さん&Macoさんのステージも素晴らしかったし、セプコンのテーマソング『You Can~愛の国』を会場の皆さんと歌えたことも嬉しかったし、コンサートの最後に因幡由紀さんと小田原政広さんと福田康作さんが演奏された『イマジン』、心に響きました。
来年のセプテンバーコンサートにこの思いがリレーされていくことを願っています。

 you may say I'm a dreamer
 but I'm not the only one
 I hope someday you'll join us
 and the world will be as one
(『イマジン』ジョンレノンより)