Peppermint Leaf のライブが終わって、アルバムレコーディングを再開しました。
ここからは主にボーカルとコーラスのレコーディングです。
LIVE Cafe JiveのPAでレコーディングエンジニアの原田くんの新しいスタジオで、ボーカル録りをしています。
結構な曲数があるのですがちょっとずつ完成に近づいています。
ボーカルのレコーディングって独特の緊張感と集中力が要ります。
緊張しすぎてはもちろんダメだけど、弛緩しすぎてもダメ。
喉や体はリラックスして気持ちは集中するという感じ。
今回のアルバムはほんとにいろんなタイプの曲があるので、それぞれの曲に合った歌い方を模索する日々です。
いわゆる、、難しめの曲が残ってたんですよね。マジで。
だけどこうして音源として残しておくことができるのはアーティストとしては幸せなことだとつくづく思います。
全ては縁と運とタイミング。
どの曲も我が子のように愛すべき曲たち。
ちゃんと形にして巣立たせてあげて誰かの元に届けるまで頑張ろうと思います。
アルバム完成をどうぞお楽しみに。
秋になると物寂しくなる傾向。これは誰にでもあるのかもしれませんが、私の場合これがいつも自分を落ち着かなくさせて、とにかく「人恋しい」という気持ちにまで育ってしまう。
無性に人に会いたくなったり、昔のことを思い出したり、誰か話し相手や一緒にいてくれる人を求めてしまったり。。
そんな時に誰かに優しくされるとついホロっといきそうに、、笑
そんな自分に若干手を焼いていたのですが、最近知った衝撃の事実！！
「さみしい」は食欲や性欲と同じで「本能」だということ。
ええ〜〜〜〜っ！？！？
食欲､性欲と同じコントロールできない本能である…私たちが｢さみしい｣と苦しむ脳科学的な理由 さみしさの解像度を上げれば､よりよい人生になる #プレジデントオンライン https://president.jp/articles/-/74286
中野信子大先生の『人はなぜさみしさに苦しむのか』（アスコム）によれば、なんと、さみしさは心の弱さではなくて生き延びるための本能だそう。
ヒトは長い狩猟採集生活、農耕生活において、集団を形成し、協力し助け合って生き延びてきた。独りになってしまうことは、猛獣に襲われる危険、食料を得ることができない危険、子孫を残せない、ということを意味した。
だから、この「さみしい」という感情は生きていくために必要なプログラムだったといえるそう。
つまり、何か原因があってさみしくなるというより、生理的に引き起こされたり、季節によって引き起こされるという、そういう仕組みだったということなのです。
なんということでしょう！？
長い間の自分のモヤモヤが解決された気分です。
もう〜〜〜、早く言ってよーーーー。
てか、こういうことを丁寧に解説してくれて中野信子先生、ありがとう。
「本能ね、本能。」それがわかってからというもの、この「さみしさ」にどっぷり浸かったり無性に誰かと話したくなったりする、ということも必要なくなりました。
だってそもそも「原因」がないんだものねーー。
ただそういう感情が湧きやすくなる秋はいろんなことに感傷的になって歌が書きたくなったりするのもの事実。
特に恋の歌とか失恋の歌だとかは秋に生まれやすいのです。
というわけで、せっかくなので、この「さみしさ」という感情をクリエイティブに役立てることにします。
では、
私のオリジナル曲の中から秋の歌をおひとつどうぞ。
「哀しい夢」
白い月灯り あなたの街ももうすぐ夕闇に包まれる
無くした過去へと連れて行くような手紙 懐かしさよみがえる
あの頃のままのクセのある文字 少し強がりな優しさが
無口なあなたの今も変わらぬ世界 そのまま映してる
今もどれだけどれだけ あなたを好きとしても
流れる時間を 引き止めることなどできない
忘れて
私のことなら 思い出の彼方へ消して
わかっていたはず 二人が二度と戻れないって
（「哀しい夢」三輪真理作詞・作曲 Peppermint Leaf『天使の翔ぶ街』収録より）
切なさにどっぷり浸かって昔の恋を振り返る歌。
秋の夕暮れにぴったりの乙女チックなこの曲が気になった方はぜひこちらのＣＤをお聞きください。
たまにはＴＶやインスタを眺めるのをやめて、好きなお茶やお酒でも飲みながら音楽に浸ってしんみりするのもいいのではないでしょうか？
三輪真理やPeppermint Leaf の音源のお求めはPeppermint Musicからどうぞ。
https://peppermintmusic.stores.jp
おかげさまで、Peppermint Leaf Autumn Live 2023 超絶楽しく終えることができました。
ご来場くださった皆さまに心より感謝申し上げます。
JiveのPAの原田くんはじめスタッフの皆さま、ゲストの平原くん、関係者の皆さまお世話になりました。
そしてPeppermint Leaf のサトシくん、ヒロシくんお疲れ様でした。
軽くライブレポします。まずはセットリストから。
【1st Set】
１．食前酒
２．白いワイン
３．Mermaid Story
４．赤とんぼ（唱歌アレンジ）
５．チャルダッシュ
６．天気雨
７．月の優しいこんな夜
【2nd Set】
１．シンプソン
２．月の舞踏会
３．おかえり
４．暖簾（平原雅啓作曲）
５．フェイク
６．星空と粉雪
７．天空サーカス
【encore】
アイノアメ
Peppermint Leafのオリジナルはもちろん唱歌、クラシック、平原くんのオリジナル曲まで盛りだくさんでお届けさせていただきました。超面白かったーーー！！
Peppermint Leaf にバイオリンのゲストが入るのは初めてだったんですが、なんだかとってもクラシカルで高級感の漂う曲になって、その辺もとっても新鮮でした。平原くんありがとうございました。
そしてなんと言っても平原くんといえばＭＣの面白さ。一気に会場を笑いの渦に巻き込んでしまってましたね。
フェイクでは顔を隠すフェイクダンスにパパラッチよろしくパピラッチとしても参戦。
そしてまさかの梅宮辰夫Ｔシャツ（大爆笑）。
星空と粉雪のコーナーでは、会場の皆さまにもご協力いただいてペパーミントラジオの生収録。
毎度のことながら「打ち合わせ皆無」のペパーミントラジオもおかげさまで楽しく番組収録することができました。
アンコールではサトシくん、ヒロシくんの誕生祝いもみんなでお祝いできて、
最初から最後までとにかく楽しいライブでした。
「ボクは常々思うんですが、、」
久能整くんじゃないけど、本当にPeppermint Leaf って、ファンや家族やお友だちに支えられているバンドだなあとつくづく思います。まるでファン感謝デーのような温かさに包まれた時間で、人生でこういう時間が持てるのは本当に幸せなことだと思うのです。
心から感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
Peppermint Leaf は来週から１５周年アルバムレコーディングの仕上げに向けてラストスパートです。
がんばりま〜〜す！！！
なおペパーミントラジオのライブ生収録の配信（アーカイブ）はこちらです。
ぜひ聴いてくださいね。