先日の被爆ピアノコンサートには様々なメディアの方が来られていましたが、そこに崇徳高校の新聞部の生徒さんの姿がありました。コンサート終了後に楽屋に来て「取材いいですか?」とインタビュー。
奇しくも上綱さんが崇徳高校出身ということでインタビューに応答。
その受け答えがとっても面白く、楽屋は大いに盛り上がりました。
どんな新聞記事になるのかはさておき、その中で印象的だったのは、
「オレらが学生だった頃は、バンドやってたらもう不良も不良。先生らに目をつけられた」という話。
中学高校時代、田舎ということもあって、文化祭での演奏以外は特にバンドをやってこなかった私にとっては目からウロコの話。
確かに社会や上からの圧力に対して従順であることは「ロック」ではないのかもしれない。
そう言えば、娘が小学生の頃、ママ友のお宅に遊びに行った時、私が「バンドやってます」と言ったら、「パ、パ、パ、パンクとかですか?」と一歩引かれたのは懐かしい(笑)。
「パンクではないですけどね」と苦笑いしましたが、心の中では「パンクかもなあ」と思ったり。
Peppermint Leaf がパンクバンドだったらどんな風だったろう。やっぱり髪の毛を立ててたかな。
今回のコンサートの楽屋でも思うのは、音楽の人たちって本当に温かくて人懐こっくて「いい人」だな、と思うこと。見かけはちょっととんがってるように見えても、中身はほとんど「職人気質」。
いい音楽を演奏したいということが本当のニーズで、結局のところは「金儲け」を目的にしてない。
「バンド=不良」というレッテルは、そんな上からの命令でコントロールできない「音楽」が少なからず社会に影響するのを排除したい「上」からの圧力だったに違いないと思う。
生徒さん「これから音楽を志そうという生徒にメッセージを」
上綱さん「もっと悪くなれ」
というやり取りは面白かった(笑)。
要するに「自分の意思を持て」「自分なりの考え方を見つけろ」ということだと思う。
音楽も小説もアートも、社会に対して何らかの「一撃」を与えるものでなければ意味はないと思う。
つまり「エネルギー」。
どんなエネルギーを社会に与えたいのか。
私はどんな音楽を届けたいのか。心の中にその軸をしっかりと持つこと。それが大事だと思う。
発信したら発信したなりのリアクションもある。
それを未来永劫に渡ってちゃんと受け止めていく気概もいる。
1曲、1曲、魂を込めて発信された音楽は、自分が忘れていても必ず世界に影響を与えているのだからね。
バンド活動を始めて20数年。
Peppermint Leaf は13年目に入る。
ソロでステージに立つこともある。でもやっぱりバンドがいい。
それは、やっぱり一人ではできないことができるからだよね。
さてそんなわけで、Peppermint Leaf は2021年もライブ始動します。
2月15日(月)19時半から一発目のワンマンライブです。
今年も笑いと涙、ちょっぴりロマンチックでピースフルな気持ちになれるライブを届けるつもりです。
今日を生かされていることに「Yes」と言える、そんなライブを届けます。
コロナの状況はわかりませんが、人数限定で開催予定です。
よろしかったら足を運んでいただけたら幸いです。
Peppermint Leaf ワンマンライブ2021 Vol.1
日時:2021年2月15日(月)18:30 open 19:00 start ⬅︎注)開始時間が変わりました。
出演:Peppermint Leaf
三輪真理(Vo.&Pf)
石井聡至(Cho&Dr)
岩藤洋(Cho&Ba)
料金:2500円(予約)/当日3000円
場所:LIVE Cafe Jive
(広島市中区薬研堀2−13 tel 082-246-2949)
ご予約:livecafejiveあっとマークgmail.comまで。(あっとまーくを@に変えてね)