オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

マリwith 千客万来 X'mas Session 2009 in 尾道

2009-12-20 | マリライブレポ

そして迎えたライブ2日目。
場所は尾道オエコモヴァ
前に友達のライブで来たことがあるし、お料理もおいしいと評判のお店。
一度ここでライブしてみたかったので嬉しかったですね。
音楽好きのマスターの趣味がうかがえる素敵な内装。
壁にはたくさんのアーティストの似顔絵が飾ってあって、大好きなギタリスト梶原順さんの似顔絵もあって一人でニヤニヤしてました。

セットリストはほぼ昨日と同じ。
【1st Stage】
1.天使の翔ぶ街(Peppermint Leaf)
2.生まれた街で(荒井由実)
3.春の手紙(大貫妙子)
4.Money Song(矢野顕子)
5.ノーサイド(松任谷由実)
6.12月の雨(荒井由実)
7.哀しい夢(Peppemrint Leaf)

【2nd Stage】
8.メリークリスマス(Peppermint Leaf)
9.言葉にできない(小田和正)
10.STARSHINE(木村万作)
11.飛び方を忘れた小さな鳥(鈴木雄大USB)
12.君を忘れていく(Peppermint Leaf)
13.心の手を繋ごう(Peppermint Leaf)

【アンコール】
1.Happy Christmas(Jhon Lennon)

今日は途中休憩をはさんで2ステージのライブでした。
オエコモヴァの常連さんや、広島や福山からわざわざ来てくれた方や、2日続けて来てくださった方など、温かく見守られながら、これまたゆる~く、楽し~くライブできました。
本当にありがとうございました。


(マリ)


万作さん


千秋さん


(記念にパチリ)

昨日の今日なので、今日は比較的落ち着いてライブできました。
ただ昨日飲み過ぎたのがたたって、ちょっと声がハスキーボイスに。
それが良かったという感想もいただいて、ちょっぴり苦笑い(笑)。

リハが終わって一気飲みしたグァバジュースや、ライブ終了後にいただいた特製オムライスも美味しかった。
マスターのえとうさんと奥さん(かな?)、スタッフの方にも、どうもありがとうございました
オエコモヴァ、また来たいです。

そんなこんなで、今週あたまの東京リハから始まって私にとって怒濤の1週間はようやく終了。
素晴らしいお二人と共演させてもらって「言葉にできない」(笑)感謝の気持ちでいっぱいの素敵な時間でした。
カバー曲をこんなに歌ったのは初めてでしたが、来てくださった方にも「好きな曲が生で聴けて嬉しかった」と嬉しい言葉をいただき、ミュージシャン冥利に尽きるな~とつくづく思えたライブでした。

私の2009年のライブはこれでひとまず終了です。
来年はどんな年になるのか期待で胸が膨らみます。
もっともっと素敵なことが待ってるといいな~~~♪
来年もたくさんの方とライブでお会いできますように・・・


『メリークリスマス』

こんなに静かな夜は 君を思い出すよ
ずっと好きだった君のことなのに 忘れていた
忙しくしてるよ僕は 多分元気さ
あの頃の夢を今も 追いかけている
つまづいては立ち止まり 一歩ずつ歩いている

Merry Christmas Merry Christmas
世界中の愛する人に
Merry Christmas Merry Christmas
心から想いを送ろう 幸せあれ

時々夢を見たんだ君の夢 不思議だよね
そのたびに心の奥で 名前を呼んだ
傷ついたりしてないか 少しだけ心配して

Merry Christmas Merry Christmas
どこかの街の君のために
Merry Christmas Merry Christmas
心をこめて歌を贈ろう 幸せあれ

Merry Christmas Merry Christmas
世界中の全ての人に
Merry Christmas Merry Christmas
ひとり残らず全ての人に
Merry Christmas Merry Christmas
今宵 消えない愛を送ろう 幸せあれ

(『メリークリスマス』マリ作詞・作曲)


マリwith 千客万来 X'mas Session 2009 in 広島

2009-12-19 | マリライブレポ

『マリ with 千客万来 X'mas Session 2009』無事に終了しました。
おかげさまで、楽しくライブができました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
一夜明けてようやくライブレポしています。

まずは広島編から。
本日の会場はPercussion House Pico。
パーカッションの先生もされているツンさんの素敵なお店。
20台以上あるジャンベが壁の棚にビッシリ収納されています。

本日のセットリストはこちら。
1.天使の翔ぶ街(Peppermint Leaf)
2.生まれた街で(荒井由実)
3.春の手紙(大貫妙子)
4.Money Song(矢野顕子)
5.ノーサイド(松任谷由実)
6.12月の雨(荒井由実)
7.哀しい夢(Peppemrint Leaf)
8.メリークリスマス(Peppermint Leaf)
9.言葉にできない(小田和正)
10.飛び方を忘れた小さな鳥(鈴木雄大USB)
11.君を忘れていく(Peppermint Leaf)
12.心の手を繋ごう(Peppermint Leaf)

アンコール
1.Money Song(矢野顕子)
2.STARSHINE(木村万作)

全体的にゆる~く楽しくやらせてもらいました。
実は千秋さん万作さんのお二人は、なんと高速道路で車が突然故障というアクシデントに見舞われ、レンタカーに乗り換えての広島入りでした。
そんな滅多にない話の一部始終も交えながら、いい感じに肩の力の抜けたライブになりました。
ご来場のみなさんもとっても楽しそうでしたが、私も気持ち良すぎて我を忘れそうになってました(爆)。

Peppermint Leafのオリジナル曲を万作さんがアレンジして下さった『天使の翔ぶ街』や『メリークリスマス』。
いつもとは全然違ったスペシャルアレンジ、良かったでしょ?
『メリークリスマス』の途中の千秋さんのベースソロはリハの時に私が突然思いついて入れてもらいました。
やっぱりカッコイイですよね~~

『12月の雨』のビーチボーイズ風のコーラスは、前回のリハーサルでは予定してなかったので、突然本番で登場したコーラスに心の中でビックリ。
「いやーレッカー待ってる時にヒマだからさ、二人で練習したんだよね。」ってお茶目な二人に笑っちゃいました。
「これ、あとでもう一回やらせて~」という万作さんのご希望に応えてアンコールでもう一度やった『Money Song』は、皆さんの手拍子と「カ~ネ~♪」の合唱が特に楽しかったなあ。
なんか嬉しさと緊張と感謝と・・とにかくいろんな気持ちが入り混じった夢のようなひと時でした。

Percussion House Picoはライブをやらせてもらうのは初めて。
こじんまりした小さめのライブハウスなのでドラムとベースはほぼ生音。
お客さんにはよりリアルな音を楽しんでもらえたんじゃないでしょうか?
ツンさんとPAをして下さった息子さんにも大変お世話になりました。

この暮れのお忙しい中ライブに足を運んでくださった、ほほえみと感謝の会のH会長さんご夫妻、あふろさん&ハニーさん、てっちゃんと生徒さんとお父さん、Akiちゃん、mihanaさん、京都から来てくださったあーちゃんさんありがとうございます。
いろいろと準備協力してくれた我が家の家族にもどうもありがとう。

ライブ終了後の打ち上げも、楽しすぎ~
千秋さん&万作さんと、昔からの雄大さんファンのあふろさん&ハニーさん、あやちゃんと延々盛り上がりました。
大仏の頭の巻きの数の話から、あふろさんのアフロの数の話から、インド音楽の話・・・。
打ち上げに顔を覗かせてくれたサトシくんは万作さんにいじられまくるしね・・(笑)。
おいしいお料理とおいしいお酒にすっかり飲み過ぎました(爆)。

そしてレポは2日目(尾道編)に続きます・・・。

『Money Song』

KANE 金があればなんでもできる
KANE 金があれば君も喜ぶ
MONEY 金があれば見る目も変わる
まあね あればあるほどいいのカネ

そう思ってたけど 違うかも
金があっても幸せじゃない人がいるのは何故?
そうじゃない? ないないない 答えはない

KANE 金が全てのことを決める
WAKE 与える人ひとりじめする人
HANE 僕のところから飛んでいく
Honey 僕たちの愛は変わらないよね

そう思ってるけど 心配だ
君は笑うけど 金があるときだけなら愛じゃない
そうじゃない? ないないない 返事はない

KANE 金があれば何でも出来る
KANE 金があっても何も出来ない
さあね 誰に聞いてもわからないけど
MONEY 金のために 泣くのはやだ 死ぬのもやだ 辛いのはやだ

(『Money Song』矢野顕子&奥田民生)


映画『ザ・マジックアワー』(ネタバレあり)

2009-12-03 | おすすめ映画

観ましたよ~~~。
お友達のこまきさんからも薦められ、前から観たい観たいと思っていた『ザ・マジックアワー』
DVDを借りてきてついに観ました。サイコーでした!!
あ~~~ん、ネタバレしたい。

でもしませんね~~。

でもちょっとだけ・・・(笑)。

「マジックアワー」ってその映画のポスターが、レトロな雰囲気だったので「マジック」をモチーフにした映画とばっかり思っていたけど、全然違った(爆)。
「マジックアワー」っていうのは、日が沈み闇が世界を覆うまでの一瞬の時間。
世界が一番美しく見える時間帯のこと。
これはウィキペディアで紹介されているバンコクの写真。美しすぎです。

この映画での「マジックアワー」の意味は、誰にでもある「人生で最も輝く瞬間」のこと。
主人公の佐藤浩市演じる俳優の村田は一日に(一生に)一度しかないその人生のマジックアワーを待ち望み、絶対に逃したくないと思っている。
でも物語の終わり頃には、その一度しかないマジックアワーをもし逃してしまっても・・次(明日)を待てばいいってことに気付く。
それを教えてくれたのは村田の憧れの人・・・。

映画や音楽など物作り(作品作り)をしてる人なら誰でも「これに懸ける!」という一作があって、それが当たるかはずれるかはそれこそ人生の大勝負だったりする。
それは成功すればしたでもちろん素晴らしいんだけど、人生の前半でそんなに成功してしまうと、もう残りは余生になってしまってもう二度とあの素晴らしい瞬間は訪れないんだと錯覚してしまう。

だけどマジックアワーは明日もやってくる。
生きている限り何度もやってくる。
もしマジックアワーを逃したら、次を待てばいい。
そしてマジックアワーを掴んだら・・・、また次も掴めばいい(笑)。

人生は一生チャレンジ!!
自分の代わりはどこにもないんだから引退なんてしなくっていい。

この映画には映画監督の役で市川崑監督が出演されていて、これが市川監督の最後の出演作になったそう。
映画の中に市川作品のパロディが出てきたり、本物の市川監督が出てきたり、『有頂天ホテル』の香取慎吾が只野憲司役で出てきたり・・。
世界や日本の映画の黄金期を彷彿させるセットやカメラワークなど、三谷幸喜の映画好きなところが随所に現れる。
しかも、
「映画なんてね、役を演じようと思うから難しいんだ。自分のありのままを演じればいいんだよ。」
なんて村田に言わせておいて、もともとの俳優さんのイメージとかけはなれた冒険的ともいえるキャスティング(爆)。
このあたりに三谷幸喜のユーモアというか遊び心というか面白さがある。




映画も俳優も人生も、どこまでも予測不可能でどこまでも面白いんだよ、って教えてくれる。誰もが「まだまだ捨てたもんじゃないかもね、自分の人生も」って思えるんじゃないかな。

音楽界だって予測不可能。
私もまだまだいろんなことにチャレンジ中。
昨日の私とは全く違うイメージで皆さんの前に現れるかもしれないアルヨ!?

そんなワクワクした気持ちを提供してくれる『ザ・マジックアワー』。
あ~あ、できれば巨大スクリーンで観たかったな~~。
そう思ってもあとの祭り・・。

ってそんな、私みたいな人たちにちょっとした朗報です(笑)。
往年の名作たちをもう一度スクリーンで観ることのできる『午前十時の映画祭~何度見てもすごい50本』という企画が来年2月からTOHO系列の映画館で始まるらしいです。
自宅で一人でDVDもいいけど、やっぱり映画館で、あの迫力で、映画は観たいものです。
私の大好きな『ローマの休日』や『ニュー・シネマ・パラダイス』もやるみたい。
ちょっと嬉しい♪