続いて今日は二胡の吉田優子さんとDuoで廿日市市原の古民家「輪」にてTea Time Concertでした。
優ちゃんとのDuoは本当に久しぶり。
優ちゃんとは東日本大震災の震災チャリティーイベントで6年前に知り合い、そこから一緒に演奏するようになっていたんですが、その後しばらく優ちゃんがご家庭の事情で演奏できない時期がありそこから復帰されてからは初めての共演でした。
雨の古民家でお互いの音になんだかじんわりしながら気持ちよく演奏させていただきました。
お客さまにも喜んでいただけたようです。
本日のセットリストはこちら。
1.彩の森
2.海の色に染まる午後
3.ヒミツの国
4.PHOENIX〜ベートーベン「悲愴」より
5.賽馬
5.君に出会えて ほか1曲
アンコール
Peaceful Wind(平和の風)feat. 平田玉代
最近は優ちゃんもピアニストでキーボーディストの野村彰浩さんやソプラノサックスの福田ひとみさんとのユニットで演奏されることが多くて、なかなか一緒には演奏する機会がなかったんですけど、たまにはいいですね。
写真家飯田さんとのご縁でできた「彩の森」も久々に演奏しました。
アンコールは玉ちゃんこと平田玉代さんに入ってもらってパンフルートの曲「Peaceful Wind」を歌と二胡で聴いてもらいました。
平和だから演奏できる。
健康で生きているからこうして同じ時に同じ場所を共有できる。
人生には予測もしない出来事が突然起きることもあり、当たり前なんて何もないんだなって日々思わされます。そういうことをそれぞれが心の中でじんわり感じてもらえたひと時だったのではないかと思います。
終わってからいただく優ちゃんのお手製のぜんざいがとっても美味しかったです。
お客さまが寒いだろうな、と予測してファンヒーターやぜんざいを仕込んで全部車に積んで持ってこられた優ちゃんの気配り心配りが毎度のことながら素晴らしいなあと思ったTea Time Concertでした。
お手伝いを買ってでてくれた平田玉代さんやヤスくんにも感謝。
新たな出会いや懐かしい再会もあった心温まるコンサートでした。
最後に玉ちゃん、優ちゃんと3人で記念写真。
古民家輪でのTea Time Concertは毎週水曜日にずっと続けられています。
どんな人でも気軽に生の音楽に触れられる機会を作りたいと、ピアニストの野村さんがご自身の演奏活動などで忙しい合間を縫って主催をされています。機会が合えば足を運んでみてくださいね。
古民家「輪」Rin Facebook ページはこちら。
昨日に続いて今日は藤の木公民館にてロス・チフラードスのアルゼンチンタンゴコンサートでした。
今日のメンバーは岡田淑子(Vl)、恵島広幸(Bn)、三輪真理(Pf)。
コンサートのために特別な舞台セッティングなどを準備してもらって本当にありがたいです。
こういうちょっとした心遣いって本当に嬉しいんですよね。
本日のプログラムは以下の通りでした。
【1st set】
1.大きな人形
2.ロカ・デアモール
3.碧空
4.水色のワルツ
5.ノクトゥルナ
6.小さな喫茶店
7.エル・チョクロ
【2nd set】
8.タンゲーラ
9.オブリビオン
10. 上を向いて歩こう
11. ジェラシー
12. リベルタンゴ
【encore】
ラ・クンパルシータ
お客さまはもちろん職員の皆さんにも楽しみにしていただいてたようで、大変嬉しかったです。
以前に別の公民館でお世話になった職員さんにもお世話になりました。
ロス・チフラードスは2枚目のアルバムを作ってますます絶好調です(ピアノは私ではありませんが)。
これからもどうぞよろしくお願いします。
ありがとうございました。
廿日市のお洒落なプールカフェ、pool cafe NICOでの土曜の午後のマリマリライブ。
マリマリはバイオリンの岡藤真理さんとピアノ&ボーカルの三輪真理のユニットです。
NICOでは初めてのLiveでしたがおなじみの方から初めての方までみなさまお忙しい中お時間を作ってライブに来ていただきました。ありがとうございました。
知る人ぞ知る人気の劇伴音楽『マリーさん、事件です!!』シリーズ。
まずは主な登場人物。
白坂マリー(30歳 私設探偵)
水谷保(25歳 探偵見習い)
西園寺そよ子(48歳 西園寺財閥ひとり娘)
家政婦◯◯◯(西園寺家の家政婦)
私たちもマリーさんとそよ子に成り切って、「テーマ曲」に続いて新曲西園寺そよ子のテーマの「そよ子の手帳」、マリーさんと水谷が打ち合わせに使う喫茶店のシーンで流れる「カフェりんご館にて」を聞いてもらいました。
特別ゲストの「家政婦」役は、ゆうこりんことピアニストの久貞裕子さん。
鍵盤ハーモニカでめっちゃ怪しげに颯爽と「家政婦ゆうこの思惑」を演奏してくれて大変盛り上がりました。
マリーさんシリーズはまだまだ続々と曲が誕生する予定です。
皆さんの妄想がどんどん膨らむ中、まだ事件は何も起きていません(爆)。
一体どんな事件が起きるのかこれからもお楽しみに。
アンコールはゆうこりんにピアノを弾いてもらってハンドマイク(笑)。
たまにはボーカルだけに集中できるのもいいですね。
ゆうこりん、ゲスト出演本当にありがとうございました。
これからもマリマリはクラッシックからジャズ、童謡、歌もインストも取り混ぜてノンジャンルな音楽を自由に演奏していきたいと思っています。
本日のセットリストは以下の通り。
【1st set】
1.いつか王子さまが
2.ミスティ
3.媚薬
4.赤とんぼ
5.ちいさい秋見つけた
【2nd set】
6.イパネマの娘
7.マリーさん事件です!!
テーマ
そよ子の手帳
カフェりんご館にて
家政婦ゆうこの思惑
テーマ feat. ゆうこりん
8.サイレントシネマ
9.君に出会えて
【encore】
PIECE OF MY WISH
次のマリマリライブは決まり次第お知らせします。
ありがとうございました。
これから約2週間は私、ライブ週間です。
とりあえず6本連チャンです。
山盛りライブのミュージシャンの皆さんに比べれば、まあ、そんな別に、、、って感じなんでしょうけど。
でもふたを開けると、バイオリンとのデュオ、アルゼンチンタンゴピアノ、二胡とのデュオ、コーラスのソプラノ、オリジナルトリオバンド、パンフルートと歌のピアノ伴奏と、1コ1コ全部種類が違うので結構やること多くて大変です。
イタリアンとスペイン料理と中華料理と和風創作料理とスイーツ専門店とルーマニア料理、、毎日違う店で料理を出すようなものです。
そんなわけでもうひたすらライブの仕込み中(練習中)。
同じピアノでも、バイオリンとのデュオの時とタンゴの時には弾き方が違うし、バイオリンと二胡は音域が違うので同じ曲でもピアノのアレンジが違うし、バンドの時にはドラムとベースがいるのでもちろんバッキングも違ってきます。
そしてコーラスのソプラノとポップスのフロントボーカルでは歌い方も違う。
というわけで、何の特訓?って言われるほど日々鍛えられている私です(笑)。
これで踊りと演技ができたら劇団四季にも出れるかも(←出れません(笑))
でも大好きな音楽をこんなにいろんな方々とご一緒に演奏できるのは、心から感謝だなと思っています。
私のバンド歴も早いものでもう17年。
初期のバンドOrange Blueのドラムの長山哲也氏からは「わらしべ長者」と言われる私ですが、まあそれなりに努力は続けていて、ただのラッキーでここまでは来てないと言いたいですが、若くてガツガツいってる20代や30代の人を見るにつけ、もう少し積極性と営業力を身に付けなくちゃなあ、と思う節もあります。
遡ること娘が小学校1年の頃、娘のママ友に初めてお家に招待された時「バンドやってるんです」って言ったら「パ、パ、パ、パンクとかですか?」って目を丸くされた私としては、「いや、パンクとかじゃなくて、こう言う感じ」っていう例えられるようなバンドにはなりたいと思ってます!!
そんなわけで、とりあえず6つの顔を持つ私ですが、リーダーバンドとしてのオリジナルポップスバンドのPeppermint Leaf、そしてバイオリンとピアノユニットのマリマリは特にみなさまご贔屓にお願いします。
ということで、主なライブは以下の通りです。
ライブでお待ちしております。
マリマリライブ
日時:2017年11月25日(土)15:00〜
出演:マリマリ
岡藤真理(Vl)、三輪真理(Vo&Pf)
場所:Pool bar NICO
(廿日市市佐方4丁目1−18 ナッシュビル 1F tel 0829-30-7625)
料金:予約2000円、当日2500円(ともにワンドリンクオーダー)
アルゼンチンタンゴコンサート
日時:2017年11月26日(日)13:30〜15:00
出演:ロス・チフラードス
岡田淑子(Vl)、恵島広幸(Bn)、三輪真理(Pf)
場所:藤の木公民館 会議室
(広島市佐伯区藤の木2丁目27−7 tel 082-927-2496)
料金:無料
定員:40名
申し込み:当日までに藤の木公民館へ
古民家 輪 TeaTimeConcert
日時:2017年11月29日(水)14:00〜
出演:吉田優子(二胡)&三輪真理(Vo&Pf)
場所:古民家「輪〜Rin」
(廿日市市 原 30−1)
料金:1500円(ワンドリンク付)
Peppermint Leaf Winter Live 2017
日時:2017年12月4日(月)19:30〜
出演:Peppermint Leaf
三輪真理(Vo&Pf)、石井聡至(Cho&Dr)、岩藤洋(Cho&Ba)
場所:Live Juke
(広島市中区中町8−18 広島クリスタルプラザ19F tel 082-249-1930)
料金:前売2000円、当日2500円(ともにワンドリンクオーダー)
今日はPeppermint Leafの3人でFMはつかいちの『さのっちパラダイス』に出演させていただきました。
この番組に出させていただくのは前回マリマリに次いで2回目ですが、Peppermint Leafとして出演は初めて。ラジオの生番組ってどういう風に喋っていいものやら、なかなか慣れませんね(笑)。
前回同様「アトリエさの」の「さのっち」さんの半ば強引なリードに引きずられるように、我らPeppermint Leaf3人とりあえず無事に1時間の番組を終えさせていただきました。ははは(苦笑)。
番組でお届けした曲は以下の通り。
1.小さなメロディ(CD)
2.天使の翔ぶ街(生演奏)
3.君に出会えて(生演奏)
4.星をカバンに詰め込んで(生演奏)
5.月の優しいこんな夜(CD)
さのっちさんの念入りな取材ファイルによってラジオの中ではすっかり恋愛体質と認定されてしまった私ですが(笑)、実際のところは・・ナイショにしておきます。
まあPOPSの歌作りにおいては「恋愛ソング」は定番なので、そういうアンテナはひょっとしたら他の人よりもちょっと高いかもしれないですよね。
しかも基本的に惚れっぽいのは多分間違いないです。
好きなミュージシャンもすごく多いしね(笑)。
番組ではPeppermint Leafの結成のきっかけなどについてお話しもしました。
そうなんです、Peppermint Leafはなんと、来年結成10周年を迎えるのです。
わーい、パチパチ・・!!!!
いや〜〜〜なんだか、早い。
音楽歴はそこそこある割にはバンド歴はそれほど長くない私ですが、それなりに長くこのバンドは続いてきたものだと思います。それもこれも一緒にやってくれているメンバーのおかげ。
サトシくんとヒロシくんにはつくづく感謝です。
この場を借りて、ありがとね
来年は10周年で、何か記念になるようなこともやりたいなと思っています。
とりあえずは9年目最後のワンマンライブ、12月4日(月)をどうぞよろしくお願いします。
以下、今後の主なライブ予定です。
マリマリライブ
日時:2017年11月25日(土)15:00〜
出演:マリマリ
岡藤真理(Vl)、三輪真理(Vo&Pf)
場所:Pool bar NICO
(廿日市市佐方4丁目1−18 ナッシュビル 1F tel 0829-30-7625)
料金:予約2000円、当日2500円(ともにワンドリンクオーダー)
アルゼンチンタンゴコンサート
日時:2017年11月26日(日)13:30〜15:00
出演:ロス・チフラードス
岡田淑子(Vl)、恵島広幸(Bn)、三輪真理(Pf)
場所:藤の木公民館 会議室
(広島市佐伯区藤の木2丁目27−7 tel 082-927-2496)
料金:無料
定員:40名
申し込み:当日までに藤の木公民館へ
古民家 輪 TeaTimeConcert
日時:2017年11月29日(水)14:00〜
出演:吉田優子(二胡)&三輪真理(Vo&Pf)
場所:古民家「輪〜Rin」
(廿日市市 原 30−1)
料金:1500円(ワンドリンク付)
Peppermint Leaf Winter Live 2017
日時:2017年12月4日(月)19:30〜〜
出演:Peppermint Leaf
三輪真理(Vo&Pf)、石井聡至(Cho&Dr)、岩藤洋(Cho&Ba)
場所:Live Juke
(広島市中区中町8−18 広島クリスタルプラザ19F tel 082-249-1930)
料金:前売2000円、当日2500円(ともにワンドリンクオーダー)
森沢明夫の『きらきら眼鏡』という小説を読みました。
ぱっきぱきの恋愛小説。
そして久々に恋愛小説を読んで泣いてしまいました(笑)。
ここからは多少ネタバレありです。
これから読もうという人はご注意くださいね。
主人公の立花明海は25歳。あまり仕事のできない入社3年目のタイプのサラリーマン。
子どもの頃にいじめられた経験があるトラウマを抱えたちょっとナイーブな青年。
同期(のお姉さん)から譲り受けたペロという猫が死んで、ペットロスになってぼーっとしている時にたまたま出会った一冊の自己啓発系の本。その本に挟まれていた栞代わりの名刺の大滝あかねという名前の女性と運命の出会いをするというストーリー。
「こんな恋愛、ないっしょ!?」ってツッコミたくなるんですけど、これが「船橋」というリアルな場所とその街の様子や登場人物のその時々の気持ちまで丁寧に描いた文章のせいで、もしかしたら本当にこんな場所があってこの主人公の明海もあかねもこの街に実在するんじゃないかって気にさせるから不思議。
森沢さんの小説を読んだのは初めてだけど、これまで何作品か映画になっているそうで、この丁寧な描写を読めば、確かに「これを映画にしたい」って思う人の気持ちもわかる。
とにかく描写が細かくて丁寧。
「きらきら眼鏡」は大滝あかねがちょうど1年前から、かけることにしたという架空の眼鏡。
「視界に入ったものすべてを、きらきら輝いたものにしてくれる眼鏡」だそう。
「それはなんだか子どもじみた遊びのようでもあるけれど、でも、よくよく考えてみれば、人生の価値を決めるのは、その人に起こった事象ではなくて、そのひとが抱いた感情なのだ。あかねさんのように、この世のきらきらした部分にフォーカスして、きらきらした感情を丁寧に味わえたなら、人生の幸福度は限りなく百点満点に近づいていくだろう」という明海の心象を描いた文章も、確かに25歳くらいの男子が思うかもしれない描写。
そしてその後ストーリーは、どうしてあかねが「きらきら眼鏡」をかけることにしたのかを明海が知ることになるという流れになるのだけど、ここから先は触れずにおきます。
読みながら、私自身も色々感じることがありました。
私はこの丁寧に書かれた森沢さんの文章にとても惹かれたこと、そしてこの小説に出てくるような何気ない、だけど素敵な会話を誰かとしたいなあと思ったこと。
「安物のサンダルをつっかけて、深夜の庭に出た。庭といっても、それはワンルームマンションの一階の住民に割り当てられた、猫の額ほどの地面だ。時折、南から夜風が吹いて、東京湾の潮の匂いを運んでくる。僕は、まだ土の付いていない、下ろしたてのスコップを手にした。金属のグリップは、妙にひんやりとしていて、なんとなくスコップに拒絶されているような気がした。しかも、わざわざ軽量タイプを選んで買ったのに、今のぼくには少しも軽くは感じられない。」という書き出し。
ちょっと描写は細かすぎて、ウザい?かな・・って最初は思ったけど、これくらい描写しないと誰かとイメージを共有することのできにくい時代になってしまったのかもね・・・。
私たちはいろんな体験や経験を言葉にして脳にインプットしていくものだけれど、現代のように、リアルに誰かと声を出して会話をするよりもスマホの画面で会話をする人たちは、生身の肉体の経験が明らかに不足して、何か実体のないふわふわした感覚で生きてる人も多いんじゃないかなあって感じます。
そんなふわふわな人たちにとっては現実の人生って泥臭くてそれこそ「ウザイ」かもしれないけど、人間ってそういう「ウザイ」ことをたくさん経験するためにこの世に生まれてきたんだと思うから、正面からがっつり向き合って泣いたり笑ったりしながら生きていかないと勿体ないって思います。
リアルな人生は小説のようにドラマチックでもないし都合がいいことばかりとも限らないけどね(笑)。
「自分の人生を愛せないと嘆くなら、愛せるように自分が生きるしかない。他に何ができる?」
この本の中に出てきたこのフレーズが全てを物語ってますね。
『きらきら眼鏡』はもうすぐ映画化されるそうです。
関連HPはこちら。楽しみです。
きらきら眼鏡 | |
森沢 明夫 | |
双葉社 |
「劇団四季のオペラ座の怪人は凄いらしい。」というキャッチフレーズとSNSの誰かの投稿に後押しされて観てきました。
四季のミュージカルなんて絶対チケット取れないと思ってたんだけどラッキーなことにチケット取れて行ってきました。
いや、本当に凄かったです。
感動が冷めないうちに軽くレポします。
ミュージカルは好きか嫌いかが2つに分かれると言いますが、私は結構好きな方です。トニー賞の受賞作品を細かくチェックしてた時期もあります。
今回は劇団四季の『オペラ座の怪人』。
公式HPはこちら。
ストーリーは以下の通り。
1905年、パリ・オペラ座の舞台上。オペラハウスの所有物がオークションにかけられている。 車椅子の老人はその中の一つ、オルゴールに手を止める――。
さかのぼること半世紀、オペラ座の舞台では、オペラ『ハンニバル』のリハーサル中。
しかし華麗な舞台の外では"オペラ座の怪人"の仕業とされる謎めいた事件が続発していた。策を講じない支配人に腹を立てたプリマドンナのカルロッタは、オペラに出演しないと言い出す。
急遽代役に選ばれたのはコーラスガールのクリスティーヌ・ダーエ。
亡き父の贈り物"音楽の天使"にレッスンを受けたという素晴らしい歌声を披露し、舞台は大成功をおさめる。
そんなクリスティーヌをひときわ熱いまなざしで見つめる青年がいた。
ラウル・シャニュイ子爵は、美しく成長した幼なじみのクリスティーヌの楽屋を訪れる。
その夜、クリスティーヌは楽屋から忽然と姿を消した。
クリスティーヌの前に"音楽の天使"が現れ、オペラ座の地下に広がる神秘的な湖を進み、彼の隠れ家へと連れ去ったのだった。
"音楽の天使"を名乗って夜ごと彼女に歌を教えていたのは、愛するクリスティーヌをプリマドンナに仕立て上げ、自分の音楽を歌わせたいと願う"オペラ座の怪人"だったのだ――(公式HPより)
フランスの怪奇作家ガストン・ルルーの原作をもとに、オペラ座の地下深くに棲む“ファントム”と歌姫クリスティーヌの悲恋を美しく鮮烈に描いた『オペラ座の怪人』は、1986年10月9日、ロンドン・ウェストエンドで初演され、それからわずか四半世紀のうちに「世界で最も多くの人が観たミュージカル」という煌々たる王座につくことになったそうです。
これまで世界35カ国、164都市、14言語以上で上演され、その総観客動員数は1億4000万人以上。
劇団四季版の初演は1988年。日本ミュージカル史上類を見ないスケールの大きな舞台は、あの有名なパイプオルガンの旋律とともに瞬く間に社会的現象となり、これまでの総観客動員数はおよそ665万人。通算上演回数は6700回を越え、『ライオンキング』『キャッツ』に次ぐ国内第3位を誇るミュージカルとなっているそうです。
なるほどーーー。
つまりすご〜〜いロングランのミュージカルなんですよね。
そんな舞台を今まで見たことなかったとはほんとにモグリでした。
さて今回の『オペラ座の怪人』広島公演。
主役のファントムは佐野正幸、クリスティーヌは山本紗衣。
クリスティーヌの恋人ラウルが光田健一で、ソプラノのプリマ、カルロッタが吉田絢香。
メグ・ジリーが黒柳安奈、マダム・ジリーが佐和由梨、他というキャスト。
劇中劇でオペラやバレエのシーンもあるミュージカル。
歌だけでなくいろんな演技や技術が要求される難しい役柄をどの俳優さんも楽々とこなしておられました。
ファントムが作曲したという劇中オペラ『ドン・ファン』とかハッキリ言って、めっちゃ歌むずかしいですよね。
噂では劇団四季の俳優さんはほとんど全員が東京芸大卒の音楽のエリート集団だとか。それも案外頷けます。
今日は2階席からオペラグラスを持参しての鑑賞だったので巨大な舞台装置から俳優さんの表情までアップで楽しみました。巨大なシャンデリアや緞帳、蝋燭の飾られた地下迷宮やパイプオルガン、仮面パーティーでの螺旋階段などのセットは本当に豪華。ここが上野学園ホールだということを一瞬忘れてしまいそうになりました。
音楽業界は不況でCDが年々売れなくなってるそうですが、一方で生ライブは観客動員が増えているという話もあります。劇団四季は発足から60年続いてるそうですが、厳しい稽古を何度も何度も重ねた大舞台はやっぱり見る人に大きな感動を与えるんだなと思うし、ファンやリピーターが増えているのもわかりますね。
そんな劇団四季、これからもずっと続いて欲しいなと思っています。
「オペラ座の怪人」の次の公演は京都だそうです。
12月27日から3月31日まで。
観たことない方はぜひ一度は観た方がいいと思います。
私も機会が合えば是非また観たいです。
今日はお昼は二胡の優ちゃんこと吉田優子さんと、そして夜はPeppermint Leafのリハでした。
優ちゃんとは11月29日(水)に古民家輪で一緒に演奏します。最近はピアニストの野村彰浩さんやソプラノサックスの福田ひとみさんと一緒に演奏されることが多い優ちゃんですが、私がご一緒するのは久しぶりです。
誰かと一緒に音楽を演奏することになる、そのきっかけはいつも小さなこと。
優ちゃんとは2011年の9月にMr.トーマスでのセプコンに出演してくださったことをきっかけに知り合い、その後「東日本大震災チャリティーライブ」でご一緒したことがご縁で友だちになりました。
その頃の優ちゃんはまだ本格的な演奏活動を始めたばかりで、特定の伴奏者がいなくてCDかお友だちに伴奏を録音してもらった電子ピアノを相棒に演奏されてました。弾き手のいないピアノを丸ごと持ってきてそのボタンを押しながら演奏されるのを見て「よかったら伴奏しましょうか?」って声をかけたのが一緒に演奏をするようになったきっかけでした。その頃の話をお互いにすると、お腹が痛くなるほど可笑しい話ばかりで、本当に笑えます(笑)。
今は、ピアニストとしてもキーボーディストとしても大活躍の野村さんとコンビを組んで、あちこちで大人気の優ちゃんですが、今回は野村さんとはあまり演奏されない懐かしい曲を中心に選曲しますので良かったら聴きに来てくださいね。
そしてPeppermint Leaf。
Peppermint Leafは12月4日(月)にLive Jukeでワンマンライブです。
こちらもいろんなバンドで引っ張りだこのサトシくんこと石井聡至くんとヒロシくんこと岩藤洋くん。
このバンドも結成のきっかけは小さなこと。私が以前組んでいたOrange Blueというバンドを解散してソロで活動を始めた頃、出演したライブでご一緒したサトシくんに「バンドはやらないんですか?」と聞かれたので「いや、一緒にやってくれる人がいれば」と答えたら「一緒にやりましょう」と握手してくれてスタートしたバンド。
こちらもなんだかなんだで、来年結成10年目を迎えます。
もともと違う人生を歩いてきた、生まれた場所も人生も違う人と人が、こうして一緒に演奏ができるということは奇跡に近いことだとつくづく感じます。
本当にありがたいことですね。
そういう気持ちをいつも忘れずにこれからも活動を続けていきます。
そしてなんと今月はマリマリ、ロス・チフラードスもライブがあります。
よかったらライブ聴きにきてくださいね。
「君に出会えて」 作詞・作曲/三輪真理
朝陽の射す部屋でひとりで目を閉じて
これまでの人生思い出してみた
出会った人々と出会った事柄と
何一つ無駄ではなかったと思えた
勇気がなくて言えなかったことも
今なら素直にきっと言える気がする
君に出会えてありがとう
時に傷つけたりしたけど
君にもらった微笑みと
これからは生きていくよ
たくさん無茶もした思えば遠回り
迷い行く自分を信じられなくもなった
生まれてきたことを恨んだ日もあるよ
今は笑えるほど遠い日に思える
自分の好きになれなかったとこも
今ではやっと好きになれた気がする
君に出会えてありがとう
未来に向かう力くれた
君にもらった温もりと
これからは生きていくよ
君に出会えてありがとう
同じ時代に生まれてきた
君に誓った約束と
これからは生きていくよ
これからも生きていくよ
(Peppermint Leaf 2nd アルバム『星をカバンに詰め込んで』収録)
これからの主な出演ライブです。
さのっちパラダイス Peppermint Leaf ラジオ出演&スタジオ生ライブ
日時:2017年11月19日(日)13:00〜14:00
場所:エフエムはつかいち(ゆめタウン廿日市内スタジオ)
マリマリライブ
日時:2017年11月25日(土)15:00〜
出演:マリマリ
岡藤真理(Vl)、三輪真理(Vo&Pf)
場所:Pool bar NICO
料金:予約2000円、当日2500円(ともにワンドリンクオーダー)
アルゼンチンタンゴコンサート
日時:2017年11月26日(日)13:30〜15:00
出演:ロス・チフラードス
岡田淑子(Vl)、恵島広幸(Bn)、三輪真理(Pf)
場所:藤の木公民館 会議室
料金:無料
定員:40名
申し込み:当日までに藤の木公民館へ
Peppermint Leaf Winter Live 2017
日時:2017年12月4日(月)19:30〜〜
出演:Peppermint Leaf
三輪真理(Vo&Pf)、石井聡至(Cho&Dr)、岩藤洋(Cho&Ba)
場所:Live Juke
料金:前売2000円、当日2500円(ともにワンドリンクオーダー)
今日は「ほほ笑みと感謝の会」の旅芸人一座でYMCA米子医療福祉専門学校で講演でした。
「ほほ笑みと感謝の会」は、パレスチナで切り倒されたオリーブの木で作られたパンフルート演奏を通じて、広島から平和と希望を発信しようと発足された会です。
亡き橋本清次さんを会長に、日本福音ルーテル大江教会の立野泰博牧師、元広島大学物理学教授で現在はロシアのウラジオストックの大学に籍を置くパンフルート奏者でもある中村純先生、パンフルート製作者の香原良彦さん、オルガニストの吉田仁美先生、声楽家の平田玉代さん、ピア二ストの私などが主なメンバーで活動を続けています。
必要とされる場があれば旅芸人のようにどこへでも出かけていきます。
発足から10年の月日が流れ、その間に日本国内でも3・11東日本大震災が起こり、福島原発事故が起こり、大分熊本の震災が起こり、そのたびに講演の内容も少しずつ変化しました。立野先生のお話を聞くたびに、いのちと向き合いいのちに寄り添うとはどういうことか考えさせられます。
今回は立野先生、中村先生、平田さん、私というメンバーでの講演でした。
「今日は『壁』というテーマから考えてみました」と立野先生。
人と人とを隔てる壁、国と国とを隔てる壁、ベルリンの壁、ベツレヘムの壁、、、。
お話を聞きながら、どうして人は「壁」を必要とするんだろう、そして「壁」はいつ無くなるんだろう、、などと思いを巡らせました。
人にはそれぞれの「正しさ」があって、正しさを主張する限り人と人とは譲り合えないものです。だから「愛」が必要で、愛は人と人とを混じり合わせ溶かしあっていくものだと思います。
今回は医療や介護の仕事に就く学生さんたちに向けての講演でした。
老いや事故や病気など何らかの理由で健康を損ない人の手や介護を必要とする人たちに対して、現場ではそれぞれの人生やいのちと寄り添っていけるかどうかが大切になってくると思います。
学校では教えてもらえなかった問題、マルかバツか簡単に答えの出せない大変な現状にきっと何度も出会うことでしょう。そんなとき今日の話を少しでも思い出して、その場その場で「愛」を行える人であってほしいと思います。
そしてたとえどんな状況に置かれてもそこから希望を創り出していける人になってほしいと思います。
上久保校長、矢野先生はじめ米子YMCAの皆さま大変お世話になりました。
12月は福山に行かせてもらいます。
どうぞよろしくお願いします。
「春雷」 作詞・作曲/三輪真理
いつの間に解けだす
遠い山の雪のように
二人を隔てた
氷の壁も消えた
人はもともと
憎むために生まれたのじゃなく
愛しあうために
この世界に来たのだから
これからは愛しあって
生きていこう
人として認めあって
生きていこう
許しあい
分かちあい
澄んだ空に響く
春雷の音とともに
暖かな愛が
今世界に芽吹いた
人の命は
小さくても等しく尊い
失って気づく
その重みを知ってるなら
これからは愛しあって
生きていこう
人として与えあって
生きていこう
過ぎ去った日のような
過ちを終えるため
これからは愛しあって
生きていこう
人として認めあって
生きていこう
許しあい
分かちあい
認めあい
愛しあい
(Peppermint Leaf『天使の翔ぶ街』 収録)
今後の主なライブです。
さのっちパラダイス Peppermint Leaf ラジオ出演&スタジオ生ライブ
日時:2017年11月19日(日)13:00〜14:00
場所:エフエムはつかいち(ゆめタウン廿日市内スタジオ)
マリマリライブ
日時:2017年11月25日(土)15:00〜
出演:マリマリ
岡藤真理(Vl)、三輪真理(Vo&Pf)
場所:Pool bar NICO
料金:予約2000円、当日2500円(ともにワンドリンクオーダー)
アルゼンチンタンゴコンサート
日時:2017年11月26日(日)13:30〜15:00
出演:ロス・チフラードス
岡田淑子(Vl)、恵島広幸(Bn)、三輪真理(Pf)
場所:藤の木公民館 会議室
料金:無料
定員:40名
申し込み:当日までに藤の木公民館へ
Peppermint Leaf Winter Live 2017
日時:2017年12月4日(月)19:30〜〜
出演:Peppermint Leaf
三輪真理(Vo&Pf)、石井聡至(Cho&Dr)、岩藤洋(Cho&Ba)
場所:Live Juke
料金:前売2000円、当日2500円(ともにワンドリンクオーダー)
11月になりました。
ブログの更新も久しぶりです。
今日はちょっとラジオのパーソナリティ風にお届けしてみようと思います。
先週末は友人の招きで京都の和束町という町にある会社のお客様感謝祭で歌ってきました。
日本のお茶どころ、和束町。
深緑色の茶畑が美しく広がるのどかなお茶の町。
友人の勤める会社「ほりけん」さんは主に地元のお茶農家さんの肥料などを扱う会社です。
台風が近づいて雨が降ったり止んだりとあいにくのお天気でしたが、地域の方が毎年楽しみにされている秋のイベントのようで、たくさんの方が来場されていました。
人口4000人の町で毎年200人から300人の来場があるそうです。
うどんやりんご飴が振る舞われ、バルーン・アートもあったりみなさん楽しそうでした。
イベント最後の恒例のビンゴゲームは大盛り上がりで、毎年大量の景品が出され、皆さん自転車とか空気清浄機とかいろんな大型景品をゲットして嬉しそうに持ち帰っておられました。
なんと私と運転手の主人もちゃっかり布団乾燥機とカステラを当ててしまいました。
なんかすみません。。。ありがとうございました。
イベントではオリジナル曲とカバー曲を色々と歌いましたが、中でも「川の流れのように」はやっぱり大人気。すぐに近所のお母さんたちがそばに来られて一緒に歌ってくださいました。
私の譜面を覗き込むように歌われてたので次は是非歌詞カードもご用意しますね。
オリジナル曲もこんな風にみなさんに歌ってもらえる曲になるように頑張ろうと思います。
掘社長はじめ友人のTくん、イベントで知り合えた皆さま、どうもありがとうございました。
(BGM 美空ひばり「川の流れのように」)
さて広島では10/31から11/5まで三越広島店にてうすいみわさんの銅版画展が開かれています。
Peppermint Leaf 2nd Album『星をカバンに詰め込んで』のジャケ画を描いてくださった作家さん。
うすいさんの作品はとってもシンプルでキュートな作品。
作家さんの性格もさっぱりとしてそして可愛い方です。
毎日午後から在廊されるそうですので、うすいさんに会いたい方はぜひ足を運んでみてくださいね。
ポストカードのカレンダーは私も毎年買ってます。超可愛くてオススメです。
(BGM Peppermint Leaf「星をカバンに詰め込んで」)
そして本日久々にマリマリの音合わせでした。
マリマリはバイオリンのマリーちゃんこと岡藤真理さんとピアノ&ボーカルの三輪真理というユニットです。
マリーちゃんはクラシックからタンゴまで色々演奏するバイオリニストで、ジプシージャズも勉強中だそうです。
二人とも名前が真理(まり)なのでマリマリですが、お互いは自然にマリーちゃん&マリさんと呼び合っています。
最近「真理」って名前の人が身の回りに多いんですけどなんででしょうね。
そのうち「マリの(オフ)会」でも開こうかしらね。
話を戻して、ライブでお馴染みの「マリーさん、事件です!」は、早くも挿入曲を何曲かご披露できそうです。
美人探偵マリーのサスペンス&ラブロマンスアクション。
そのうち事件の全貌も明らかになってきますよ〜(笑)。
ライブは11月27日(土)の午後3時からです。
気になった方は是非ご予約入れてね。
(BGM マリマリ劇伴「マリーさん、事件です!」OPテーマ)。
そして最後に、Peppermint Leafもライブが決まっています。
こちらは12月4日(月)にLive Jukで夜19時半からです。
12月と言えばそろそろ平和大通りのドリミネーションの点灯も始まります。
ご夫婦やカップルの方はもちろん、これからいい感じになれそうな方とロマンチックなデートにPepppermitのライブなんていかがでしょうか?
ライブの後はワインバーにでも行って感想でも語り合えば、たちまちいい雰囲気に。
もちろんBGMはPeppermint Leafのアルバムから「媚薬」がオススメ。
ライブではちょっとしたプレゼントもご用意しようと思っています。
どうぞお楽しみに。
(BGM Peppermint Leaf「媚薬」)
ということで。
今日のブログはこの辺で。
BGMはスマホか脳内再生で適当に流しながら読んでくださいね。
お相手は、いつもいつでもあなたのそばに、三輪マリでした〜〜〜。
ほほ笑みと感謝の会講演
日時:2017年11月9日(木)
場所:米子YMCAにて
教会フェスティバル
日時:2017年11月12日(日)10:45〜
場所:日本福音ルーテル広島教会
さのっちパラダイス Peppermint Leaf ラジオ出演&スタジオ生ライブ
日時:2017年11月19日(日)13:00〜14:00
場所:エフエムはつかいち(ゆめタウン廿日市内スタジオ)
マリマリライブ
日時:2017年11月25日(土)15:00〜
場所:Pool bar NICO
料金:予約2000円、当日2500円(ともにワンドリンクオーダー)
Peppermint Leaf Winter Live 2017
日時:2017年12月4日(月)19:30〜〜
出演:Peppermint Leaf
場所:Live Juke
料金:前売2000円、当日2500円(ともにワンドリンクオーダー)