2020年も残すところ後3ヶ月。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私は元気でやってます。
最近は粛々とHPを作っていました。
あんまり立派なものはできませんが、まあ楽しいからいいか、と思ってやってます。
ということでいくつかご紹介。
Peppermint Leaf のHPがようやく立ち上がりました。
こちらです。
このシルエット動画を作るだけで何日もかかったという(笑)。
これから今までのライブ動画などいろんな情報をアップしていこうと思います。
そこからリンクを貼ってますが、CDや音源関係商品が買えるサイトはこちら。
今のところCDオンリーですが、譜面や音源データなどもリリースしていく予定です。
グッズが買えるサイトはこちらです。
LINEスタンプにもなっているサーカス天使の天ちゃんグッズが並んでいます。
Tシャツやブランケット、ノートやマグカップもあります。
ぜひ気になるグッズがあったらお早めにゲットしてくださいね。
グッズ関係はこれから色々と増やしていく予定です。
Peppermint Musicのレーベルの公式ページも作りました。
楽曲制作や楽曲使用、演奏などのお問い合わせなどはこちらからお願いします。
私の個人ページはこちらにあります。
これも徐々に整えていきたいと思っています。
そんなわけでSNSだけじゃなく各HPの方も今後ともどうぞよろしくお願いします。
ヤスくんが図書館から借りてきた本。
一気に読みました。
「あなたは凡人?秀才?それとも天才?」
カバー裏には「公開後瞬く間に30万PVを超えた、大人気ブログ「凡人が、天才を殺すことがある理由。」が物語となって書籍化。」とありました。
「この世界は天才と秀才と凡人でできていて、三者は殺し合うことがある」という作者の理論。
この理論をわかりやすく物語にしたものがこの本です。
この本にはいろんなキャラクターが登場します。
以下【解説】より。
上納アンナ・・・天才。病める天才。
神咲秀一・・・秀才。エリートスーパーマン。
上山・・・秀才。サイレントキラー。
横田・・・凡人。最強の実行者。
青野トオル・・・凡人。共感の神。
ケン・・・天才。すべてを理解する者。
主人公青野トオルの目を通して書かれた物語。
「会社あるある」だなーと思いながら、青野にアドバイスをしていく「ケン」(なんとハチ公)という存在が、この世界の仕組みを語ります。
『夢を叶えるゾウ』に登場するガネーシャとか『嫌われる勇気』に登場する先生のような存在です。
この本の登場人物の9つのキャラクターはこちら。
天才・・・「創造性」に価値を置く人種。しかし「人への共感」「説明力」が弱く、
「多数決の力」で殺されることも多い。
秀才・・・組織やチームに「再現性」をもたらす天才の相棒。
ただし天才への「強烈なコンプレックス」があることも。
凡人・・・人々の気持ちを理解し、サービスや会社への「共感を生む力」が強い人。
ただイノベーションを殺す存在にもなる。
エリートスーパーマン・・・「高い創造性と論理性」を兼ね備えるザ・エリート。
投資銀行などに存在。共感性はゼロに近い。
最強の実行者・・・何をやってもうまく行く「極めて要領の良い」人物。
結果多くの人を巻き込める。最も「モテる」存在。
病める天才・・・一発屋のクリエータータイプ。凡人の気持ちを理解する優しさを持つが、
「再現性」がなくムラが激しい。
サイレントキラー・・・秀才の亜種。「ロジックと効率」を武器に、ひそかに組織を蝕む。とても厄介な存在。
共感の神・・・凡人タイプの究極進化系。「あまりに共感性が高くて、
誰が天才かを見極めること」ができる稀有な存在。
すべてを理解する者・・・創造性、再現性、共感性のすべてを兼ね備えた存在。
とっても面白く読めました。
自分がどのタイプかということは置いておいて、この本に書かれてることは、全ての人の中にある「才能」つまり「天才」が「凡人」によって殺されようとしているこの世界に、そろそろ「NO」と言いませんか?ということだと思いました。
作者の北野さんのあとがきにあった言葉。
「私は誰かが新しいことにチャレンジするときに邪魔をしたり、足を引っ張ったりする人や、物に対して猛烈な怒りを感じます。
世の中には、国籍や、職業、生まれなど、「その人のせいではない理由」だけで、足を引っ張られていることがまだまだ山ほどあります。私は小さい頃から、そういう環境やシチュエーションをみると、憤りを感じていました。その背景にあるのは、「人や自分の可能性を信じたい」という未来への執着だと思います。」(本書 P226より抜粋)
本当にそうだなと思います。
この本の初版が出版されたのは2019年の1月。
そして2020年になって世界は大きく変わりました。
どの業界においても、再現性や効率といった「秀才」の得意分野は大きく打撃を受けました。
今までのルールが全く機能しないコロナ禍という特殊な時代において、今こそイノベーション(新しいアイディア)が求められています。
世界が求めている「天才」はあなたの中にいるのかもしれない。
その「天才」を「凡人」のあなたが殺さないで世に出してあげることが大事かな、と思います。
今みんなが薄々感じていることは「未来はどうなっていくんだろう」ということ。
今は、まるで突然戦中下に巻き込まれたようです。
予定調和で予測可能だった明日が、全く予測できないようになってしまった。
今日ふと「今から10年後も世界中の人がマスクをしている世の中になったとしたら」と考えてゾッとしました。「そんなことはイヤだ。」と思っている人たちが日夜、最前線でワクチンや薬やコロナに負けない最強の健康についての研究を重ねています。
私にできることは何?
私は私に生み出せるアイディア(天才)を殺さずに育てて世に出すこと。
そのために自分自身から出てきた言(ことば)をきちんと発すること、だと思いました。
偉い人が言った、ビジネス書で学んだ、成功者が語った、友人たちの間で流行った、鎧のようにまとった借り物の言葉。そんな言葉ばっかりのSNS。
そんな中で自分自身の心をさらけ出す本心(本当の言(ことば))を発するのは少し怖い。どうしてか?
「本当の言」は無防備で打たれ弱くて、傷ついた過去があって、そうなって欲しいと心から信じたのに思うようにいかなかった経験があるから。
だけど私も、勇気をもって本当の言、本当の音を発する自分でありたい。
この本を読んでそう思いました。
人生はいつ終わるか誰にもわからない。
どんなに傷ついても、本心じゃないと、ヒリヒリするような真実じゃないと生きている意味がないしね。
最後にケンの言葉を転載します。
「おめ、こんなことないか? 夜中に、めちゃくちゃ面白いことを思いついて見て、メモった。明日すぐに発表してみようと思う。ワクワクする。だども、翌朝見直して見たら急に『全然筋が悪そう』に見える。結果、昨日の自分がなんかバカみたいで恥ずかしく思い、メモを削除する。・・(中略)実際、この時のプロセスってのは、頭の中で、天才→秀才→凡人の三者が、順番にポコポコ出てきているんや。君の中にいる『天才』が思いついたアイディアを、社会的な基準やロジックで『良いか悪いか』を判断するのが、秀才や。そして最後に『恥ずかしい』とか『周りからどう思われるか』と感情で判断する。結果、やっぱりやめとこう、と凡人が出てきてしまう」
「んだ。つまりな、たしかに世の中には天才中の天才がいる。彼らと君が同じ土俵で戦ったら勝てるわけない。それは事実や。やけどな、それと『君の中にも少なからず、天才がいる』。これは全く別の話や。そして人は『才能があるか、ないか』だけにフォーカスしようとする。だどもな、才能を活かせないのは、才能があるかないかより前に『ストッパーとなる存在』を取り除くことのほうがはるかに大事なんや。これが『本当の自分になる』ための方法論なんや」
今日から私もまた「本当の自分になる」旅を始めようと思います。
話題の映画を観てきました。
『TENET』
映画界の奇才と言われるクリストファー・ノーラン監督の最新作。
とは言っても、ノーラン監督作品って初めて観たんですけどね。
以下は公式サイトより転載。
【転載開始】
『ダークナイト』シリーズ、『インセプション』、『インターステラー』、『ダンケルク』と、斬新なアイデアや驚異的ビジュアルと圧倒的なリアリティで、常に観客のド肝を抜く映画を放ち続けている“世界でも最も次回作が期待される映画監督クリストファー・ノーラン。全世界待望のノーラン最新作『TENET テネット』が、2020年9月18日(金)に日本公開が決定! 更に、本日全世界で予告編が解禁! 遂に、その巨大プロジェクトの全貌の一部が明らかになった!
『TENET テネット』はクリストファー・ノーランにとって2014年公開の『インターステラー』以来のオリジナル脚本で描くサスペンス・アクション超大作。主演に、第91回アカデミー賞作品賞を含む6部門でノミネートされた『ブラック・クランズマン』で映画単独初主演を果たしたジョン・デビィッド・ワシントンを迎え、2021年公開予定の『The Batman(原題)』で新バットマンに決定したロバート・パティンソン(『ハリー・ポッター』シリーズ、『トワイライト』シリーズ)、エリザベス・デビッキ(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』)そして『ダンケルク』に続いての出演となる、マイケル・ケイン、ケネス・ブラナーら実力派俳優が共演に名を連ねる。
未だその全貌は明らかになっていない本作だが、世界解禁された予告映像では想像を超える世界が描かれている。冒頭からあるミッションと対峙する男が描かれ「この任務の内容を知りたい」「第三次世界大戦を防ぐ」「死後の世界”へようこそ」と明らかになる壮大な物語を予想させる。秘密裏に活動するエージェントたちの存在、敵も味方も分からない状況、なにより生還する鍵となる『TENET(テネット)』と呼ばれる謎の暗号。そして最後「これから起きる」と言い放つ男の前に空間が反転し時間の逆回転が!このあと何が起きるのか…!?
出演者のロバート・パティンソンは「長年見てきた中で、一番クレイジーな作品。」とインタビューで答えており、現実と虚構、タイムサスペンス、そして究極の映像と、まさにノーラン作品の集大成と呼ぶに相応しいこの作品は、全世界7ヵ国、IMAXカメラで撮影をしている。
前作『ダンケルク』では第90回アカデミー賞の作品賞、監督賞他8部門にノミネートされ、編集賞、録音賞、音響編集賞を受賞し、全世界でも5億ドルを超える大ヒットを記録。Netflixを中心とした配信サービスが映画界も席巻してきている中、まさに映画館でしか観れない映像フォーマットを更新し続けてきたクリストファー・ノーランなだけに、2020年、新たな映像体験が誕生することは間違いない。
タイトルの『TENET』は前から読んでも、後ろから読んでも『TENET』であり、その文字が反転されているのは、何かの暗号なのか? 早くも挑戦状が叩きつけられている。
【転載終了】
いやーー。面白かったですね。
久々に面白かった。
時間軸や空間軸がグルグルして、最初は理解に苦しむであろう作品。
「君の名は。」や「ターミネーター」、「時をかける少女」なんて好きな人にはたまらないです。
こちら予告編。
主人公を演ずるジョン・デイビッド・ワシントンは「ペリカン文書」のデンゼル・ワシントンの息子。
親しみやすさとカッコ良さはやっぱり血筋かな。
そしてヒロインのエリザベス・デビッキはモデルのような美しさ。何と身長191センチだとか。そりゃ美しいわ。
周りの男性がみんな小柄に見えます(笑)。
ニール役のロバート・パティンソン。ちょっと切ない運命ながら、潔さが武士のよう。
キャプテンハーロックや石川五右衛門好きの私にはたまらない役どころです。
タイトルの「TENET」は「主義」という意味だそうですけど。
TEN を回文のように前からと後ろから合わせたような。
つまり「10分間の挟み撃ち」???
とにもかくにも、もう1回観よう。
こちらのネタバレ記事も興味深い。
【ネタバレ解説】『TENET テネット』の意味、SATOR式でセイター、アレポ、オペラ、ロータス考察
そして今回は、初4D体験椅子が動いたり水しぶきがかかったり(笑)。
さながらディズニーランドやユニバーサルスタジオのアトラクションのよう。
ストーリーはなかなか難解ですが、期待通り楽しめました。
とにかく「映画として、どうやって撮ったの???」という部分もめっちゃ楽しい作品。
テーマ曲の「The Plan』はトラヴィス・スコット。こちらもめっちゃかっこよくて新鮮!!