オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

paris match 『edition 10』tour @広島Live Juke

2013-05-21 | ライブ・コンサート

今日はparis match(パリスマッチ)のライブに行きました。
パリスマッチは2000年にデビューしたミズノマリ(Vo)、杉山洋介(作編曲)のユニット。

デビューアルバムこそもってないものの、デビュー当時から結構大好きなユニットだったのでLive Jukeでポスターを見たときは飛び上がりそうでした。今回なんと初の広島上陸。そんなわけでずいぶん前からワクワクしてたんですけど、遂にこの日が来ました。

お昼にピアノのレッスンをした足でそのまま石田賢治くんとLive Jukeへ。実は彼も大のパリスマッチファン。おそらく私より詳しいです。10代の時にもうパリスマッチとは・・って感じもしますが(笑)。

ちょっと早めに着いたので河村さんに挨拶をして会場外に漏れ聴こえてくるリハの音にドキドキしながらそのまま我馬で腹ごしらえ。

会場に戻ると結構な人が来ていて開場を待ってる様子。一緒に行く約束をしたakiちゃん、そしてやっぱりパリスマッチのファンの砂原くんと合流し、こういうライブでは絶対一緒になる常連のKさんも一緒に上手側の席を陣取りました。

なんと今日の演奏はフルバンド。
パリスマッチ:ミズノマリ、杉山洋介
ギター:樋口直彦 
ピアノ:杉直樹 
ベース:前垣篤志
ドラム:繁泉英明
トランペット:小出義嗣
サックス:原田知斉
という8人編成という大所帯。めっちゃいい音でしたねーーー。

今回のツアーは『edition 10』という10枚目のフルアルバムの発売記念ライブのツアーということでそのアルバムの曲を中心にライブをしてくれました。
パリスマッチの曲は杉山さんによる打ち込みのサウンドで作られてるので、生バンドでそれを再現してもらえると、また格別に気持ちいいんですよね。

ボーカルのミズノさんの声もCDとおんなじ落ち着いた大人の声で、本当に嫌みのない声。こんな風に歌えたらいいな~~と憧れる歌い方です。ボーカルはイヤモニを使われているのでJukeの音環境の中でも無理のない発声。こういう方法があるんだなあと目から鱗でした。イヤモニはいつか試してみたいけど結構高いのでしっかり検討してからですね。

とにかく気持ちいいサウンドにすっかり浸ってるうちにどんどん曲は流れていき、あっという間の2時間。最後の4曲はスタンディングで踊りながらのライブ鑑賞。MCやライブ運びにも「そつ」がなくてホントに大人でプロのステージを見せてもらった感じでした。
一緒に行ったみんな大感激のライブでしたね~。

ライブ後にやっぱりここは買うでしょう!というわけで『edition 10』のCDを買いました。自分への1日早い誕生日プレゼント。 ついでに携帯ストラップも買っちゃった(笑)。

 
あ~~それにしても音楽っていいな~~。
本当に心から幸せな気持ちなれました。 
私にとっていい音楽は何よりの心の贅沢なんだって再認識しましたね。
こんな気持ちを一人でも多くの人に届けられるように、私も頑張ります!!


ドリーム

2013-05-20 | 音楽

これは実家の倉庫の中から出て来た1本のカセットテープ。
これは私が13歳の時に作曲して演奏、録音したテープ。どっかに置いてるとは思ってたんですが30年以上ぶりに出て来てびっくり。早速聴いてみるとなんか結構いい出来映え。

これは実はYAMAHAの開催のジュニアオリジナルコンサート(JOC)に出品した曲のテープです。JOCは1972年に始まってもう40年も続いてるYAMAHA主催のコンサート。結構ハイレベルなコンサートで、あの塩谷哲さんや上原ひろみさんを始めとする錚々たるJOCの出身の音楽家の顔ぶれを見ればJOCがどんなにすごいコンサートだったかわかってもらえると思います。

子供の頃YAMAHAの音楽教室に通ってた私はおそらく初期の頃から毎年JOCに作品を応募していました。しかし地方予選は通過するものの全国大会にはいつも届かず。憧れの合歓の郷での全国大会は遠い夢でしたね。今や押しも押されぬ作曲家となられた大島ミチルさんや西村ゆきえさんと同世代だった私は、いつも子供ながらハイレベルな人たちに圧倒されていました。

音楽家になる夢、ピアニストになる夢、自分がそれほどすごい才能ではないと知りつつも「いつか夢を叶えたい」というふつふつとした思いを言葉にできないまま曲にしたんだなあと思います。この曲でも全国大会に出場する夢は叶わなかったものの、何故か後にYAMAHAの教材に採用されることになったという記念の1曲です。

Facebookでそのことを書いたら聴きたいと言って下さる声も多かったので思い切ってYou TubeにUPしてみました。せっかくなのでライセンスフリーの写真を使わせてもらってイメージ動画を作ってみました。こちらです。



どうでしょうかねえ。
曲も演奏も拙い部分はありますが13歳にしては頑張ってたと思いますね。

ドリーム=夢。
音楽大学ではない大学に行き普通の仕事をして結婚して子供を産んで、普通の母親になっても、どうしても捨てきれなかった音楽家になるという夢。
そして今、再び夢を叶えるために音楽の道へ戻っています。

自分の夢はいつからでも何歳からでも叶えていいんだと思いますね。
この曲を作った頃の私への答えはこれから出したいと思います。
ますます頑張ります!!

ところで余談ですが、JOCでは自分で曲を作曲して演奏するだけではなく、本番の舞台の上で会場の人から渡されたメロディでその場で即興演奏をするという心臓が飛び出そうに緊張するコーナーがありました。今でもあれを思い出すと心臓がキュンとなります。
こちらに子供たちが演奏してる実際の演奏の動画が紹介されていたので見てみて下さいね。ピアノとエレクトーンのアンサンブルとかすごいですよ。
これだけの演奏を簡単な打ち合わせだけでやってしまうんです。
半端なくハイレベルです。

40年続くこのコンサート、今年もハイライトコンサートが全国各地であるようです。
ちなみに広島は7月31日にアステールプラザ大ホールで開催だそうです。未来の大作曲家の卵たちの演奏をぜひ目撃しに行かれてみては?詳しくはこちらです。



映画『小さな命のゆくえ』上映会 in 花Club

2013-05-18 | おすすめ映画

今日は呉の花Clubで映画『小さな命のゆくえ~名もなき犬・猫たちのこと』の上映会がありました。
花ClubのRyoさんからこの上映会でライブをしてもらえないかと依頼があり、せっかくの機会なのでミニライブをさせていただきました。
呉在住の方や広島や廿日市からわざわざ来て下さった方などたくさんの方がご来場下さいました。ありがとうございました。

監督のはまの省蔵さんからのご挨拶の後、映画の上映。
映画を見るのは今日で2回目でしたが、はまのさんから撮影の裏話なども聞いていたので、やはり見るたびにすごいなあと思います。役者さんもスタッフさんも皆さん仕事を持ちながらの方たちで、休みの日に撮影や編集を重ねて完成にこぎ着けられたそう。
CDでも映画でも作品を1つ作るという後ろには人に言えない苦労があるものです。
でも何かそれで誰か1人でも喜んでくれたら、やった甲斐があったなって思うんですよね。

映画上映後、キャストの方のご挨拶があって、その後ライブをさせていただきました。
ソロライブということで、セットリストも迷ったんですが、今日はこんな感じ。

1.夜明けの星
2.海の色に染まる午後
3.六月の雨
4.きっとあなたを
5.私のテディベア
6.オレンジの朝焼け
7.心の手を繋ごう

アンコール
天使の翔ぶ街


映画の主題歌でもある『オレンジの朝焼け』は初のソロ披露。
良かったと言ってもらえてやっぱり嬉しかったですね。
特に映画のキャストの方に聴いていただけたのも嬉しかったです。

曲についてはまのさんが驚かれてたのは、打ち合わせだけで曲を作ったのに、途中の間奏や全体の長さが映画のエンドロールにピッタリな構成になっていたこと。挿入歌の『夕暮れ』という歌もちょうど夕焼けのシーンを撮っていたのでピッタリだったこと。
こういうときは何かの力が働いたんだなあと思うしかないですね。
ドラムトラックを入れてくれた石田賢治くんやギターを入れてくれた藤井晴稔さんにも今更ながら感謝です。小さな奇跡が少しずつ重なって1つの作品って完成するんだなあって改めて感無量ですね。

というわけで、撮影でも使われた呉アニマルパークのある呉市での映画の初の上映会も無事に開催できて本当に良かったと思います。
ご来場下さった皆さま、ありがとうございました。
次の上映会も予定されているようなので、ここをお読みの方で上映会情報を知りたい方や上映会を開催したいと言われる方ははお気軽にはまのさん(hustlekarnあっとまーくgmail.com)まで問い合わせてみて下さい。(注:あっとまーくは@にしてください)

はまのさん、キャストの皆さん、花ClubのRyoさん、スタッフさん、お疲れさまでした。お世話になりました。

これからもこの『小さな命のゆくえ』がいろんなところで上映されて、動物の命をことを本気で考えるきっかけになってくれたらと思います。

「誰かの都合で簡単に 壊れてく世界 それでもぼくは諦めない」

(『オレンジの朝焼け』三輪真理作詞・作曲より)


 


mari miwa presents『HOP POP Cafe time Live』in Live Juke

2013-05-03 | マリライブレポ

mari miwa presents『HOP POP Cafe time Live』大成功のうちに終了しました!!
ご来場いただいた皆様、ご出演いただいた皆様、Jukeスタッフの皆様、ありがとうございました。
この場をお借りしましてお礼を申し上げます。
あーー、楽しかった!!
軽くライブレポしますね。

今日は広島で活躍中のシンガーソングライター4組の競演という形でのライブ。
まずトップバッターはまんさんとなかむらさん。

まんさんことMAN3はBOSS18やLong Distance Callというバンドやユニットで活動中のギター&ボーカルのミュージシャンです。
今日はBOSS18のギタリストのなかむらさんと2人にゲストにLong Distance CallのMitsukiさんを迎えてステージを届けてくれました。
オリジナル曲とCharや沢田研二のカバー曲を聴かせてくれました。
MAN3の声は実は福山雅治にそっくりなのでできたら福山雅治も聴きたかったけどね。次はぜひ『桜坂』ね!!
Mitsukiさんとのコラボ曲も良かった。『パパ』っていう曲にちょっとウルっと来ました。
これからもオリジナル曲どんどん作って欲しいです。 

そして2番目は愛ちゃんこと秋本愛さん。

愛ちゃんの曲はすっごくオシャレ。矢野顕子好きなところとか私とも共通点が多くって曲作りも「わかる~~。」って感じ。愛ちゃんがリーダー&ボーカルを務めるRUN RIGHT BACKというロックバンドも始動してこれからの活躍が期待される人です。今日は全曲ピアノ弾き語りソロで聴かせてくれました。爽やか路線だったそうですがやっぱり愛ちゃんの歌は力強くたくましい。そしてそこからちらっと垣間見える女らしさが魅力です。

3番目は言わずと知れたdeneb。

denebはPeppermint Leafのライブにもゲスト出演していただいたこともあり、毎度おなじみのバンドさん。
特にパーカッションのミドさんには昨年はマリwith Friendsとしてギタリストの小田原さんとともにセプコンとJabBeeさんのステージでご一緒してもらったり、広島市支援学校のステージで共演してもらったり何かとお世話になりました。
メンバー同士も仲良くてリハが終わっての楽屋でもアットホームな雰囲気。ミドさんなんて早速フラワーフェスティバルでゲットしたビール飲んでたし(笑)
今日はたちばなくんにコーラスのばぶさん、みどさんという3人でdenebのアコースティック版「みどばぶだち」としてステージを届けてくれました。たちばなくんのオリジナル曲もかなりカッコいい。今年はオリジナルアルバムを出す予定だそうでこちらも楽しみですね。

そして本日のトリは私。

セットリストはこちらでした。

1.夜明けの星(石田賢治作詞)
2.媚薬
3.天気雨
4.満月
5.小さなメロディ
6.春雷

久々のソロライブということで何を演奏するか迷ったんですけどね。今回はミディアムテンポの曲を中心に選曲してみました。
『天気雨』や『満月』は久々にやりましたね。バンドの時とはかなり違うけどソロにはソロの良さがありますね。もうちょっとピアノアレンジも工夫してみたくなりました。頻繁にソロステージもやってもいいかな。
そうそう、次は5月18日(土)に呉の花clubで映画上映会に寄せてソロライブをすることになりそうです。こちらは確か入場無料なのでぜひ足を運んでいただけたらと思います。
詳細はまたお知らせしますね。

最後は全員セッションで井上陽水の『夢の中へ』 。
 
いい曲っていうのは聴いても演奏しても楽しい!!
ミュージシャン同士がお互いにリスペクトし合ってこうやって1つの曲やライブを作り上げていくのはえも言われぬ喜びですね。いい時間をありがとうございました。

ゴールデンウィークの最中、フラワーフェスティバルの初日の真っ昼間にライブということでお客さん来てくれるのかかなり心配だったんですけど、たくさんの方に来ていただいて本当に感謝でした。
初めてライブに来ましたという人もいらっしゃって、こういうお昼間のライブ開催もたまにはいいなと思った次第です。

シンガーソングライターを集めたライブはまた機会があればやってみたいです。


最後に本番前のオフショット(笑)
  

広島発信の音楽を広島から応援して行こう!!って企画、次回もどうぞよろしくおねがいします!!ご出演の皆さんどうもありがとうございましたーー!!