オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

「本気の作曲術~作曲セミナー&ワークショップ」開催しました!!

2014-11-16 | 作曲術

今日はライブハウス・オクトパスで「本気の作曲術~作曲セミナー&ワークショップ」を開催しました。初めての開催にも関わらず、貴重なお時間を割いてセミナーに参加して下さった皆さんには心から感謝です。


今回のセミナーは作曲が初めてという方から、すでに作曲をやっていてさらなるレベルアップを目指す方までさまざまな人を対象にした初の試みだったんですが、嬉しい感想もたくさん頂戴して「やって良かった」という確かな手応えを感じるセミナーになりました。


 

話を聴いてくださっている皆さんの目が子供のようにキラキラ輝いて、後半のワークショップの時にも、真剣にそして楽しそうに曲作りをされている姿が、見ていてとっても嬉しかったです。
このセミナーをきっかけに名曲がどんどんこの世に誕生するように願っています。

   
その場で曲を作って発表して下さった皆さん。
ありがとうございました。


サポートを引き受けて下さったオクトパスオーナーでベースの西本圭介さんとドラムの安井周吾くんには改めて感謝です。西本さんにはご専門のプログレとは全く違うデモ曲を何曲も演奏してもらい、安井くんにも得意のロックとは全く違うアプローチの曲を今回のためだけに仕込んでもらって、とっても有難かったです。ほんとにありがとうございました。


セミナーの具体的な内容は、来て下さったかただけの特権なのでここでは詳しく書きませんが、今回のセミナーに参加して下さった人は、きっと街中で流れている既存の曲の聞き方が変わるんじゃないかなと思います。


「すべての音楽は誰かの作曲である。」
ということを、人はたまに忘れてしまいます。つまり「誰か」が作った曲なんです。


世の中で活躍しているアーティストやミュージシャンはみんな誰かの曲を聴いて、その曲(人)に影響を受けて曲作りをしています。そして次々に新しい曲が生み出されてきたわけです。クラシックの名曲しかり、カントリーしかり、演歌しかり、POPS、ブルース、ジャズ、すべてそうです。
「誰か」が作った曲ということはその「誰か」は「私」でもいいはず(笑)。


「あなたの中に音楽を眠らせたまま、墓に入ってはならない」


この言葉は昔どこかで読んだ言葉です。 
この言葉に衝撃を受けたことで今の私があります。 


ここをお読みの皆さんの中にもきっとあなただけの音楽が眠ってるはず。
それをどんどんこの世に生み出してくださいね。
今日はどうもありがとうございまいした。



作曲セミナー、もうすぐ!!

2014-11-14 | 作曲術

今日は明後日に迫った作曲セミナーのための最終打ち合わせでした。
オクトパスのオーナーでもあり世界的ベースプレイヤーでもある西本圭介さん、そして目下引っ張りだこの人気バンドdenebのドラマーである安井周吾くんを迎えての生演奏付きの作曲セミナーです。


今日はデモ演奏のための私のオリジナル曲や説明のための曲含め全20曲近くを音合わせしました。
「このシンプルなメロディにこのリズムとコードがつくとこうなります」と実際にドラムとベースが音を入れてくれて演奏していくわけですが、ここで言っちゃうのも何ですが、すごいです。
これ、このデモ演奏だけでもものすごく聴く価値が高いと思います。うん。

私が言うのもなんですが、私のバンドのPeppermint Leafのメンバーの祐平さん(渡辺祐平氏)とサトシくん(石井聡至氏)の二人も、今や広島では引っ張りだこの実力派プレイヤーなんですが、今回、西本さんと安井くんの音楽的な反応の早さにはひたすら脱帽です。
ベテラン西本さんのリードと伸び盛り安井くんのコンビネーションが絶妙で、一緒にやっていてめっちゃ楽しかったです。


数々のヒット曲のリズムはこうなってる、ベースラインはこう弾いてるっていうのが、生演奏で見られちゃうわけですから、さながら音楽教室の講師演奏みたいなもんですね。
楽器プレイヤーの人にも美味しいセミナーですよ。


そんなわけで、私自身もかなり気合い入れて臨んでます。
オクトパスに特別に設置してもらったプロジェクターとスクリーンを用いて、参加して下さった皆さんに丁寧に曲作りの解説をしていきます。


ワークショップではその場で新曲作りにチャレンジしてもらうんですが、それに備えて私も1曲作ってみました。正真正銘の新曲です。できたてホヤホヤ。湯気が立ってます。
こんな新曲をすぐにお聞かせすることは私の中では滅多にないんですけど、今日はサポートのお二人にコード譜面だけを渡して曲のアレンジのアイディアを伝えて一緒に形にしてもらいました。
実験的な曲ではありますが、ヒット曲の王道スパイスを各所にちりばめた曲です。
どうぞお楽しみに!!


そんな作曲セミナー、まだまだお席はあります。
学割もありますのでぜひぜひ利用して欲しいです。


ライブハウス・オクトパス共催『ホンキの作曲術』~作曲セミナー&ワークショップ

日時:2014年11月16日(日)
     17:00~20:00(二部構成)(16:30オープン)
講師:三輪真理
サポート:西本圭介(Ba)・安井周吾(Dr)
場所:ライブハウス・オクトパス
参加費:一般2500円/学生1000円(別途ドリンク代500円)

申し込み・お問い合わせ:
      orangeblue522@gmail.com(三輪)または
      info@rootwest.com(オクトパス)まで。


第1部:セミナー(作曲の基本と応用)
第2部:ワークショップ


ワークショップはで実際に参加者とセッションしながら曲作りもしていきます。作曲中の曲のある方はあればコード譜面・歌詞カードなどを数部ずつお持ちください。
楽器を演奏しながら曲を作る方は、普段作曲時に用いる楽器等も持参して下さい。


「作詞はできるけど作曲ができない」
「作曲はできるけど作詞ができない」
という人も遠慮なくご参加下さい。


バンドアレンジについてのアドバイスもしていきます。
その場で曲のアレンジをします。
既存の曲のバンドアレンジについて知りたいという人にも参考になるセミナーです。


もちろん見学だけでもOKです。楽器の出来ない人も参加してもらって大丈夫です。
音楽を聴くのがさらに楽しくなることは請け合いです。
どうぞお誘い合わせの上、セミナーに参加して下さいね。

 


作曲セミナーと無料アプリ

2014-11-10 | 作曲術

作曲セミナーの準備をしています。
セミナーには作曲初心者の方からある程度経験者の方まで来られると思うので、どのレベルの人にもそれぞれ楽しさが伝わるセミナーにしたいと思っています。
中には楽器が出来ない人もいらっしゃると思いますので、iPhoneなどの無料アプリを紹介しようと思います。
セミナーに参加される方はこれらの無料アプリをダウンロードしておいていただけたら助かります。


まずは、これ。Echo Piano
 

ピアノキーが出てきて音程が確認できます。短いフレーズなら録音も可能です。


次はこれ。Rear Guitar
 

ギターのコード演奏やソロ演奏のまねごとができます。音がリアルなのがすごい(笑)。
有料バージョンだともうちょっとコードが増やせるようです。


最後にこれ。ChordTap

 

コードネームを押すとそのコードの音が出ます。
一拍だけの短いピアノ和音なんですがそれでもコードが一瞬で確認できるのは嬉しいです。


これらのアプリも使いながら11月16日は作曲セミナーを進めていこうと思っています。
こういうアプリってなんだか触ってるだけでも楽しいです。


でももちろんガラ携の人も心配しないで下さいね。
アプリがなくても作曲していただけるように準備しています。どうぞお楽しみに!!!




 


佐野元春&コヨーテバンド秋ツアー in 広島クラブクアトロ(ネタバレあり)

2014-11-08 | ライブ・コンサート

今日は楽しみにしていた佐野元春のライブでした(写真は公式Facebookページより)。
佐野さんの生ライブはホントにもう20年ぶりくらい。同じく佐野ファンのセイウのボーカルakiちゃんは初生ライブらしく、二人とも興奮して迎えたライブです。
ライブは、もうカッコ良すぎて・・・溶けました(笑)。
軽くライブレポします。


佐野元春&コヨーテバンドのメンバーは佐野元春(Vo&Gt)、小松シゲル(Dr)、深沼元昭(Gt)、藤田顕(Gt)、高桑圭(Ba)、渡辺シュンスケ(Key)。

渡辺シュンスケさんはSchroeder-Headzとしてもファンなので、私としては二重に美味しいライブでした。


コヨーテバンドは佐野さんが2005年に結成されたバンド。
MCの中で佐野さんがこのコヨーテバンドをバックバンドというよりも自身のバンドとしてとても大事にしている様子が伺われました。サウンドにまとまりがあって、全員がコーラスが出来て、なんというかハイセンスなロックバンドだなーという印象です。
パワーとセンスというのはとかく相反するものになりがちなんですが、このバンドではその2つが絶妙なバランスを保っている。すごいバンドだと思います。


バンドはまだツアー中なので、内容を知りたくない方はここから先は見ないで下さいね。


ライブは「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」から始まり、デビュー当時の曲から未発表の新曲「君がいなくちゃ」「優しい闇」までアンコール3曲を含めて全19曲。
2時間半ノンストップのオールスタンディングライブでした。


佐野さんのパフォーマンスの素晴らしさは、曲間のMCにも一切手を抜かないところ。
普通は息切れするでしょう・・という場面でも涼しい顔です。
アップテンポの曲からミディアムスローな曲まで、あの独特の声と歌い方で会場を包み込んでいました。
ステージを動き回りオーディエンスを乗せ、どこまでも自然体なのに計算し尽くされた動き。


私はとくに佐野さんのあの「曲の締め方」にめっちゃしびれていました。
akiちゃんは、その後の生「どうもありがとう!!」にもういちいち溶けてました(笑)。
akiちゃんに「今度のライブであれを真似してみて!!」って言ったけど「いや~~むりむり」だそうです。
私はピアノ弾いてるから無理だしね。
あれはきっと佐野さんの専売特許です(笑)。


年が明けたら実は佐野元春のコピバンをやろうって話がギタリストのKonちゃんことSmoky Kondoさんから持ち上がっていて、渡辺シュンスケさんの鍵盤をガン見していた鍵盤担当の私です。
シュンスケさんのセットはキーボード2台とハモンドオルガン。
やっぱり2台は積まないと無理かなあ。まあ、頑張ります。


とにかくいちいちため息が出続けるステージング。
佐野さんのパフォーマンスはフロントマンとしてもいろいろと勉強&反省させられるライブでしたね。
このパフォーマンスをこの距離で見られる素晴らしさ。
会場で一人も知り合いのバンドマンに会わなかったのが残念で仕方がなかったです。
みんなもっとライブを見ようよ!!


私としてはとりあえずあの100分の1でもライブで表現できるように、頑張ろうと思います。
とかく忘れがちなハングアウト(ライブを観に出かけること)の大切さ。
人はとかくどんどん楽な方へ楽な方へ流れがち。自分を戒めるためにも大事な時間でした。


さて話は前後しますが、お昼は「ホノルルの日」のイベントを見に広島駅近広場エールエールに行きました。
昨年は広島メッセンジャーとしてこのイベントの司会をしたんだよねーと不思議な気分でした。
国際交流課の皆さんにも会えて懐かしい気持ちになりました。もう1年経ったんですね。
昨年好評だったヤシの木のほかに今年はのぼりも立って、最後まで盛り上がっていました。
限られた予算の中で、イベントをなんとか盛り上げたいと思う国際交流課の部長さん始めスタッフの方々のご尽力がそこここに見えて、なんだか温かい気持ちになれました。


こういうイベントに関わって、知ってる方たちが増え、つながりが増えていくたびに、どの人もホントに頑張っておられるんだなあってつくづく思います。イベントにお客さんとして参加するだけでは知らなかった裏方さんたちの努力や苦労っていうのは、そこに関わってみて始めてわかることですね。


明日も各地でイベントが開催されます。
開催スタッフの皆さんホントにご苦労様です。どのイベントも無事故で開催できますように。
みなさん頑張って下さいね!!