オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

「新しいスタイルのコンサートを楽しむ会」@Live Juke

2020-11-20 | Peppermint Leaf ライブレポ

今日はLive Jukeで久々のライブでした。
Peppermint Leaf の三輪真理(vo&pf)、石井聡至(caj)、岩藤洋(ba)と砂原智也(vo&gt)という形で、ヘイティアレさんのバックサポート演奏をさせていただきました。


今回のライブは「なごみプロジェクト」さんの主催。
「新しいスタイルのコンサートを楽しむ会」というタイトルでフラメンコ、ポリネシアンダンス、ベリーダンス、タンゴと4種類のダンスが楽しめるというイベントでした。
私たちPeppermint Leaf は2番目のポリネシアンダンスのステージ。
いつもと違うハワイアンの衣装で演奏しました。


Mizu-Ta-Mariとしてもご一緒している友安瑞恵さん率いるダンスチームヘイティアレとの共演は昨年の12月以来。
昨年はホイケ(発表会)での共演に合わせて「ULALA〜踊るヘイティアレ」というチームソングを作らせてもらい、初めてハワイ語やタヒチ語の歌にもチャレンジしたんですが、1年ぶりとなる今回は新曲も増えてちょっとドキドキでした。
でもサポートの砂原くんがギターボーカルでもあり、デュエット曲もあったりして評判が良かったです。
赤組応援団の「RED BLAZE」も6月についで2回目の生演奏。でもボーカルが2人いたので(赤組応援団45人中の2人ですが)、ちょっとリアルな迫力に近づいたかなと思います。
砂原くんありがとうございました。


写真はこちら。
   

   




今回のライブはLive Jukeからも配信されました。
コロナ禍における「新しいスタイルのコンサート」は、色々と不自由や不便はあるけれど、工夫次第では今までやりたくてもできなかったことができることもありますね。
4つのダンスグループのコラボレーションなんて、なかなかできなかったこと。
どんな時代にあっても新しい可能性を広げていく前向きな方向を探っていきたいものです。


ヘイティアレの皆さんはじめご出演のダンスグループの皆さん、主催や関係者の皆さまには大変お世話になりました。コロナ禍で音楽もダンスも公演が制限される日々ですが、やはり生ライブ(コンサート)にはそれにしかない特別なエネルギーがありますよね。


これからも、お客さまにもマスクや検温、連絡先記入などご協力をいただきながらではありますが、一期一会の生ライブによるパフォーマンスをしっかりと届けていきたいと思っています。
ありがとうございました。



吉田優子&三輪真理 Duo Live @Music Bar Jugemu

2020-11-17 | マリライブレポ

Music Bar Jugemuさんにて二胡の優ちゃんこと吉田優子さんとDuoライブでした。
ご来場くださった皆様とLucyさんに心から感謝です。
少しだけライブレポさせていただきますね。


お届けした曲は以下の通り。
1.良宵
2.絆
3.空山鳥語
4.二泉映月
5.チャルダッシュ
6.彩の森
7.シルクロード
8.賽馬

【encore】
彼方の光


Jugemuさんは今年の12月で50年の長い歴史に幕を下ろすことになり、閉店までの毎日何かしらのライブが開催されていて、私たちもその1日のステージを務めさせていただくことができました。
今回は私はピアノに徹し、二胡の曲をたっぷりと聞いていただきました。


写真はこちら。
   

   

Lucyさんとこれまでゆっくりお話ししたことはなかったんですが、20代前半の頃から50年の歳月を1つのお店で音楽と共に生きてこられた歴史は計り知れないと感じました。
Jugemuは多くの方にとって「広島のHOME」であるお店でした。
長い歴史の1ページに少しだけ私たちも花を添えることができてありがたかったです。


Jugemuでのライブは12/19まで毎日開催です。
スケジュールは以下の通り。
皆さまもどうぞ足を運んでみられてください。





好きな人と嫌いな人

2020-11-10 | 友人・家族

歌のテーマとなるものには色々ありますが、恋の歌もそのひとつ。
恋は人それぞれ千差万別ですが、それが必ずしも思い通りにならないという点において人類共通という気もします。


モテると言われる人には特徴があって、無口な人やミステリアスな人は結構モテます。
やっぱり人って「謎」に惹かれるというのはあるんでしょうね。
「謎」と思っていたら、ただの口下手だったというのは良くある話で、私も昔好きだった人と久しぶりに会ったらめっちゃお喋りになっていて、そしたらなんだか幻滅したという経験もあります。
文字通り「幻滅」、つまり幻だったということですね。


杏里の名曲「オリビアを聴きながら」(尾崎亜美作詞・作曲)で、「疲れ果てたあなた私の幻を愛したの」なんてフレーズがありますが、案外恋って「幻を愛する」ものなんだろうなとも思います。
自分の理想や自分の期待を相手に投影して、それがその人自身だといつしか思い込む。
期待通りに応えてくれない相手をだんだんと憎らしく思うようになる。
気持ちが冷めると言いますが「冷める」は「醒める」でもあり、幻だと気付いた時が恋の終わりかな。


誰かを好きになったり嫌いになったり。
それってどういう心の動きなのか今でも謎です。
だから歌のテーマにしやすいんですけどね。


「愛の形はいつでもひとつじゃないね
 君を好きなった私も次に誰かを愛するだろう」
(「Love and Love」三輪真理 )





今恋をしてる人もしてない人も、恋の歌を聴いてる時は恋する気分に浸れますね。
ちょっと人恋しくなる秋のこんな日は、新しい恋の歌でも書いてみようかなと思います。

 


11月のライブのお知らせ

2020-11-09 | バンド関連

11月になりました。
2020年も残すところあと2ヶ月ですね。


11月のライブの告知です。
コロナ感染防止策を取りながらではありますが、心を込めてライブをお届けします。
ご都合が合いましたらどうぞライブにお越しください。



Thank you 49.5 years
My dear musician...vol.20
Jugemu stage last day
日時;2020年11月17日(火)19:00 open 19:30 start
出演:吉田優子(二胡)、三輪真理(Pf)
料金:Music Charge1500円
          要Table Charge 500円+ドリンク代(税別)
完全予約制:15名まで
場所:Music Bar Jugemu 090-2005-8024 (Lucy)



新しいスタイルのコンサートを楽しむ会
日時:2020年11月20日(金)18:30 open 19:00 start
出演:ヘイティアレ  with  Peppermint Leaf 他
料金:入場無料 要ドリンク代 (600円〜)
場所:Live Juke
主催:なごみプロジェクト 
完全予約制:24名まで

予約・お問い合わせ なごみプロジェクト 090-8997-8192(斎藤)
          または、出演者まで

配信URL https://youtu.be/Wfpa_v6Uw4s




小松美羽展〜自然への祈り

2020-11-06 | 写真・絵画

今日はウッドワン美術館で11/8まで開催の「小松美羽展〜自然への祈り」を見に行きました。
Facebookなどでお友だちの皆さんが行かれてていて気になっていた展覧会。
いよいよフィナーレを迎える週末はきっとすごい人出だろうということで急きょ行くことに。


小松美羽という人についてあまりにも予備知識がなかったんですが「国内外で人気を集める新進気鋭のアーティスト」と紹介がありました。


「国内外で人気を集める新進気鋭のアーティスト小松美羽。
 西日本はつの古典となる本展覧会では、初期の銅版画から、近年取り組む神獣をモティーフとした作品まで、
 その代表作を一堂に展覧します。
 本展のテーマとなる「祈り」には、
 いにしえから連なる自然界や生き物たちの生命に思いを馳せ、
 神獣の姿形を描くという行為によって、
 見えない世界と現世を繋ぐ媒介者であろうとする
 小松自身の願いが込められています。
 コロナ禍において、なお一層人の心や魂を癒すために絵を描きたいとキャンパスに向かう
 現在進行形の小松ワールドを今こそご覧ください。」(パンフレットより)


パンフレットや写真では、大きく見開いた狛犬の目や神獣たちの、ちょっとおどろおどろしいタッチに引き気味になってたんですが、実際の作品はすごくカラフルでコミカルなところもあり小松さんの人となりも感じ取れる絵画でした。
そして何と言ってもその力強さとエネルギー。
やっぱり絵も生で見るのが一番ですね。


小松さんは世界各地でライブペイントも行われているそうで、実はウッドワン美術館でもライブペイントが無観客で開催され、その動画の展示がありました。
巫女のような白い衣装を着て大きなキャンバスの前で一礼した後、瞑想をしてマントラを唱え、自分の体を通して両手から出るエネルギーをそのまま移すようにキャンバスに絵を描いていく小松さんのライブペイントは、どこか祈祷師のような、神楽を舞っている巫女のような、神の言葉を伝えるシャーマンのような、独特の雰囲気がありました。


「自分を無にすること」
インタビュー動画で小松さんは語っておられましたが、音楽でも絵画でも、自分を無にして自我を無くし、宇宙のエネルギーと一体化することによって人々の魂に訴えるメッセンジャーとしての役割を果たせるのかなとも思いました。


19歳の時に描かれたという「四十九日」という作品がありました。
飼っていたウサギ、そしてお祖父さん。
その2体の亡骸を見たとき、生命の等しさを感じたという小松さん。
なるほど全ての生命には重い軽いはなく、大きい小さいもないのだと思います。
同時に「あなたの命も、世界の中にあってかけがえのない尊いものですよ」というメッセージをいただいた気がします。


「癒し」とは「宇宙と繋がる」こと、だと思います。
私たちは宇宙の家族の一員であることを思い出す。
そうすることによって宇宙のエネルギーを受け取れるようになる。
そうして初めて私たちは元に戻って「元氣になる」んだなと思います。


小松さんのあまりにもパワフルな作品にちょっとエネルギー当たりを起こしそうになった私ですが、私も彼女のように素直に自分の在り方を整え、作品作りに向き合っていこうと思いました。
頑張ります。



配信に歌詞がつきました。

2020-11-01 | バンド関連

Tune Coreという配信管理サイトがあって、そこからPeppermint Leaf や三輪真理の音源を有料や無料で配信しています。ダウンロード販売もそちらで行っていますが、ちょっと前からこちらで曲だけでなくて歌詞も配信できるようになりました。なるほど〜、ということで早速歌詞を載せる作業をしておりました。


カラオケみたいに曲に沿って行単位で文字を反転させることもできるそうで、面白いのでやってみました。しかしこれが結構時間かかる(汗)。1時間で2〜3曲くらいしか進みません。
それでもようやく配信曲全ての歌詞が付きました。
ちょっとした達成感!!(笑)。
Peppermint Leaf のリリースはこちら、そして三輪真理のソロ名義でのリリースはこちらから聴いていただけます。


試しにスマホのLINE MusicやSptifyで聴いてみました。
こうして曲を聴きながら歌詞を読むと、歌を客観的に聴けていいですね。
「なるほどこんな曲だったのね」って新鮮な気分が味わえます。
まだ全曲反映されてませんが随時歌詞が出るようになるのでどうぞお楽しみに。


今さらですが、耳から入る言葉と文字として目から入る言葉とでは、微妙に印象が違います。
私はほとんどの曲を歌詞と曲を同時に作ってるので、言葉を「聞こえ方」で選ぶクセがあって、そういう曲作りの嗜好性みたいなものは今後変えてみるのもいいかな、なんて考えていました。


5年前に白鶴山の皆さんと一緒に作ったソロアルバムの『Retrospective』。
作った当時は、とにかく慣れないことの連続に目を回しながら、駆け抜けたアルバム作りでしたが、5年経って聴き直してみるとやっぱり作っておいて良かったと心から思えるアルバムです。
『Retrospective』は「回顧展」という意味なんですが、次回ソロアルバムのお題(タイトル案)もいただいているので、そろそろそちらも手がけなくてはいけないなと思っているところです。
どんなアルバムになるのかはこれからのお楽しみです。


というわけで、今日から11月。
新型ウィルスの世界パンデミックから始まる不思議な不思議な2020年があと2ヶ月で終わります。
その昔2015年に「想定内」「想定外」という言葉を流行らせたのはホリエモンこと堀江貴文社長でしたが、今年は想定外のことがたくさん起きました。


それでも生きていれば何とかなるもの。
先の見えない明日に、光射す方へ向かう。
そんな誰かの背中を、後押しするような曲をこれからも書いていきたいです。


どうぞよろしくね!!!