オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

セプテンバーコンサート広島 2019 in LIVE Cafe Jive

2019-09-11 | 広島セプコン(2007〜2019)

セプテンバーコンサート 2019 in LIVE Cafe Jive、おかげさまで大成功のうちに終了しました。
出演してくださった皆さま、ご来場いただいた皆さま、LIVE Cafe Jiveの上綱さんはじめスタッフの皆さんに心から感謝です。軽くレポしますね。


出演者は以下の通り。
萬谷哲也さん、Mizu-Ta-Mari、吉田優子さん、Peppermint Leaf(Duo)、LaTICA、飯田恒弘さん、砂原智也さん、上綱克彦さん。そして特別出演してくださったのは神戸からハーモニカのSinmoさん。
それぞれ音楽のジャンルもカラーも違う出演者でしたが、平和への思いを込めて演奏を届けました。


以下ダイジェスト写真です。

   
   
   
   



ギターの弾き語り、ピアノ弾き語り、クラシック、フラ、中国二胡、エレクトロニカ、写真、、、と出演者はそれぞれ世代も表現の種類も違う。だけどそれぞれが一つ所に集まって個性を出し合って調和している。
まるで世界の縮図のように感じられるセプコンでしたね。


私はMizu-Ta-Mari、吉田優子さんのピアノ伴奏、Peppermint Leaf(Duo)として出演させていただきました。
入場無料とはいえ、平日の夜にも関わらず立ち見でいっぱいになるほどのお客様にご来場いただきとても嬉しかったです。

  
13年目のJiveセプコン。
長く続けてきましたが、新しい令和の時代になったということもあり、実は私の主催での開催は今回でひと区切り。
これまでご出演くださったりご来場くださった皆さんに心から感謝です。
そして上綱さんはじめJiveのスタッフの皆さんには毎年大変ご協力いただきました。
ありがとうございました。



はじまりがあれば終わりがある。
広島の地でこのセプコンを通じて素晴らしい皆さんと知り合えたこと、そして皆さんが一人一人キラキラと光を輝かせてくださるコンサートであったこと。全てがありがたいです。
私はJiveでのセプコンの主催を卒業させていただきますが、これまでもこれからも、いろんな人が主催したり参加したりできるセプコンとして、このイベントがいろんな場所で受け継がれていくといいなと思っています。


立ち上げの時から協力してくださったボーカリストのakiちゃん、そして司会の並木ちゃんにも心から感謝です。
本日、銀山ベースでセプコンを主催してくださったかおりんにも感謝。
今年は開催できなかったけれど宮島セプコンを主催してくださっていて会場に顔を見せてくださった花見堂さん、湯来セプコンを主催してくださった優ちゃんこと吉田優子さん、、、他、皆さんありがとうございました。


私もこの12年間。「平和とは?」の答えを自らに問い続けたイベントでした。
遠く離れた星から見れば、地球という星は一つの星で一つの体で一つの家族で、そんな中で争い合ったり奪い合ったり殺しあったりするのは馬鹿らしいなと感じます。
この美しい地球を美しいまま何億年後も残していけるようにこれからも祈っていこうと思います。


これまでセプコンに来てくださったり関わってくださった皆さんがそれぞれの場所で「平和」について考えるときを持ってくださったら嬉しいです。
本当にありがとうございました。




今年もやります!!!

2019-08-22 | 広島セプコン(2007〜2019)

とってもお知らせが遅くなりましたが、今年も開催します!!!
『セプテンバーコンサート in 広島』。
通称『広島セプコン』!!今年で13回目。
今年はLIVE Cafe Jiveと銀山ベースでの開催です。


これまでいろんな方々にご協力いただいてきました。
自由、平等、入場無料のイベント。
どうやって開催していいものか手探りのまま、初めて開催した2007年9月11日。
バンド仲間のakiちゃんにまず話を持ちかけ、LIVE Cafe Jiveでの開催をお願いし、プロの方からアマチュアの方までいろんな方がご協力&ご出演くださって開催してきました。
そこから12年。最初はお客さまで来られた方が、次は別会場で主催してくださったり、お店や公民館での開催を企画してくださったり、本当に多くの方がいろんな形で関わってくださいました。


2015年にセプコンJAPAN本部は解散されましたが、広島では引き続きやっていこうということで主催や実行委員を買って出て下さる方々によって自主的に続いてきました。


毎年のように開催していても、毎年のように「今年はどうしよう?」と考えていたセプコンです。
いつか区切りをつけないといけないと思っていて、2007年にスタートしてまる12年がすぎた今年で私の主催はひとまず終了します。ありがとうございました。
これからもセプコンが続いていきますように。。。


9月の空に平和を祈る。
音楽で地球を包むイベント。
今年もセプコンをどうぞよろしくお願いします。


【セプテンバーコンサート2019 in 広島】
LIVE Cafe Jive会場

日時:2019年9月11日(水)18時〜22時

出演:萬谷哲也
   Mizu-Ta-Mari(友安瑞恵、平田玉代、三輪真理)
   吉田優子
   Peppermint Leaf(Duo)(三輪真理、岩藤洋)
   砂原智也
   LaTICA + 飯田恒弘(写真)
    上綱克彦
場所:LIVE Cafe Jive(広島市中区薬研堀2-13 Tel 082-246-2949)
入場無料(要1オーダー


銀山ベース会場

日時:2019年9月11日(水)19時〜

出演:ベースにまつわるETC楽団&情熱ダンサーズ
   CoComi
   ジョニィ―九ちゃん
   サコP
   Shige
   のんな
   Backseatdrivers
場所:銀山ベース(広島市中区銀山町1-2 Tel 082-546-2238)
入場無料(要1オーダー)
 

セプコンJPの代表をしてくださっていた庄野真代さんの、フライヤーに寄せてくださっていた過去記事を転載します。


【セプテンバーコンサートについて】

セプテンバーコンサートは2002年の9月11日にニューヨークで始まりました。
1年前の同時多発テロをきっかけに、人々が「平和」への思いを音楽に託して集まったのです。
緑あふれる公園や人が行きかう通りのカフェに、この日、いろんな音色が響きわたりました。

「平和」とはどんなイメージでしょう?
武器や争いのないこと、地球が健やかなこと。貧困や差別がなく、温かい家族や友人がいること。
そう、お母さんの機嫌がいいことも平和の要ですね。
紛争後のボスニアの少女は「平和とは明日のことが考えられること」と答えます。
平和を築く仕事をしている人は「自分のすることがなくなること」と答えます。

では、「誰」がそれを伝えるのでしょう?
私たちひとりひとりの声は、とても小さいと感じるかもしれません。でも、小さな声ほど力がこもっているものです。
みんなでその声を合わせて、「平和の創造」を呼びかけたい・・、それがセプテンバーコンサートJPの目標です。

セプテンバーコンサートの理念は、Freedom(自由), Equality(平等), Accessiblity(参加しやすい)。つまり、誰でもどこでも自由にコンサートが開催できて、どんなジャンルの音楽もどんな人も平等に参加でき、入場無料。
まさに、ひとりひとりの声が届く「草の根コンサート」です。

そこで多くの出会いが生まれ、人々の心に希望の種が芽生えることでしょう。音楽は「平和の大使」ですから・・。
そして次に、あなた自身が「平和」のために何ができるかを考え、行動を起こしてください。

たくさんの方のご協力を得て、2005年の9月11日、第一回東京発セプテンバーコンサートが全国39ヶ所で開催されました。そして毎年多くのアーティストが平和への想いをそれぞれのカタチで表現しています。
ご支援ご協力くださったみなさま、本当にありがとうございます。

これからももっともっと賛同者が増え、いつまでもこのコンサートが続くことを願っています。
あなたもぜひ参加してください。この日、地球全体が音楽に包まれることを夢見て。

セプテンバーコンサートJP 代表 庄野真代

 

セプテンバーコンサート広島 2018@湯来交流体験センター

2018-09-23 | 広島セプコン(2007〜2019)

今日は湯来交流体験センターにて二胡奏者の吉田優子さん主催でセプテンバーコンサートが開かれました。
今回は西日本豪雨災害チャリティーも含めた湯来セプコンということでしたがが、遠くからもたくさんの方が足を運んでいただき大成功のコンサートでした。
ちょっとだけレポしますね。


まず最初の出演者はラティサのお二人。
サックスの福田ひとみさんとキーボーディストの野村彰浩さん。ノンジャンルのエレクトロニカ。独特の幻想的な世界を作り出していくライブです。ライブならではの一期一会の即興演奏に皆さんうっとりと聞き入っておられました。
  


2番目はトレフィーリ。
バイオリンの岡藤真理さん、富川恵美さんとピアノの久貞裕子さん。三本の糸という意味のトレフィーリ。
歌あり演奏あり、楽しいMCありで和やかな雰囲気でした。
  


そしてここで急きょ飛び入り出演で声楽の平田玉代さん。私もピアノ伴奏でお手伝いさせていただきました。
「パニスアンジェリクス」、カッチーニの「アヴェ・マリア」、「明日という日が」そして「ピースフル・ウィンド」を演奏。玉ちゃんの歌声が会場を包み込んで神聖な雰囲気を作り出していました。
  
「ピースフル・ウィンド」は元々はパレスチナオリーブのパンフルートのために書かせてもらった曲ですが、歌詞がついたことでこうしていろんな人にいろんな形で演奏してもらえるようになり嬉しい限りです。広島とパレスチナの交流から生まれた「ピースフル・ウィンド」がどんどん世界に平和の風を吹かせていきますように。


そしてトリは主催の吉田優子さん。ラティサのお二人と一緒にコラボでの演奏でした。二胡とエレクトロニカという不思議な取り合わせ。優ちゃんの二胡の新たな魅力が引き出される演奏でした。
  

湯来交流体験センターでのセプコンは優ちゃん主催で始められ今年で5回目。湯来まで足を運んでパンフレットを配ったり会場の準備をしたりと大忙しでした。そのおかげもあって最初から最後までとっても心温まる音楽の時間で「来年もぜひ」との声がたくさん上がっていました。来年も湯来でセプコンが開かれるといいですね。


最後に出演者全員と会場の皆さんで「ふるさと」を歌いました。
 


そして記念写真。



ご来場くださった皆さんそして出演者の皆さんありがとうございました。
義援金もたくさん集まったようです。優ちゃん本当にお世話になりました。
湯来でのセプコンで2018年の広島セプコンは全て終了しました。今年も無事にセプコンが開催できて本当に良かったです。


平和であることへの感謝。世界の平和を願う気持ち。テロや報復の戦争が起きないためにはどうしたらいいのかを意識すること。そのために自分ができることは何かを常に問うこと。
毎年セプコンのたびに「平和」について考えたり感じたりする時間になっています。
「平和とは?」その答えは人それぞれ。その違いが個性でありその人自身であり。
その違いを許し合って認め合っていくことが平和への道なのかなとぼんやり思います。
また来年9月、セプコンで皆さんと元気にお会いできることを心から楽しみにしています。




セプテバーコンサート広島2018 @ LIVE Cafe Jive

2018-09-17 | 広島セプコン(2007〜2019)

本日はLIVE Cafe Jiveで今年で12回目を迎えるセプテンバーコンサート広島(通称広島セプコン)でした。
ご来場くださった皆さま、ご出演してくださったアーティストの皆さま、そして上綱さんはじめLIVE Cafe Jiveスタッフの皆さんありがとうございました。


今年の広島セプコンの開催会場は以下の5箇所。

9/8 宮島杉之浦市民センター
9/12 銀山ベース
9/17 LIVE Cafe Jive
9/22 Match Box
9/24 湯来交流体験センター

9月の空に平和を祈る「セプテンバー・コンサート」。
自由・平等・入場無料(ノーチャージ)の3つのコンセプトにした自由なコンサート。パフォーマンスの形態や音楽のジャンルやプロとアマなどの垣根などを越えて自由に作られるコンサートだからこそ、感じるものや生まれてくるもがあるように思います。


今年も私はLIVE Cafe Jive会場のセプコンの開催をお手伝いさせていただきました。
みなさんと心温まる時間を過ごせたことに心から感謝します。軽くライブレポしますね。


まずトップバッターはすみまるコンビのお二人。
  
ピアニストの住麻衣子さんとボーカルの丸目紗耶香さん。それぞれ広島のライブシーンでいろんなバンドで活躍されているお二人ですが、このユニットとしてのパフォーマンスを見るのは初めて。
見た目もなんとなくそっくりなお二人の息の合った演奏がとっても素敵でした。


2番目はmumuちゃんこと村口進さん。東京から来てくださいました。
  
未熟児網膜症で生まれた時から目が見えないながら素晴らしいピアノ演奏をしてくださるmumuちゃん。ソロ演奏と私のボーカルとのコラボ演奏を聞いていただきました。12年前東京のセプコンでマリムムとして一緒に出演して以来の12年ぶりの共演でした。
ご一緒した曲は「秋桜」(山口百恵)、「風の道」(大貫妙子)、「心の手を繋ごう」(オリジナル)の3曲。
「秋桜」のmumuちゃんアレンジは特にかっこよくて評判良かったです。


3番目はSinmoさん。
   
最近ではおなじみの神戸のSinmoさんですが、今回わざわざこのセプコンのためにまた広島に帰ってきて下さいました。三線とギターを合わせた「一五一会(いちごいちえ)」という楽器で歌と演奏を聞かせて下さいました。
私もピアノでサポートもさせていただきました。


4番目は三輪真理。基本的にソロ出演でしたが、全部一人ではさみしいので急遽マリマリのバイオリンのマリーちゃんこと岡藤真理さんに応援を要請してゲスト出演してもらいました。
   
  
お届けした曲は以下の通り。

1.Silent Bossa
2.媚薬
3.おかえり w/岡藤真理
4.青空の種子(そらのたね)(原田知世)
5.春雷

「青空の種子」は一般的にはあまり知られてないけど原田知世の曲の中でもとても好きな曲。
なかなかバンドではやりませんが今回は特別に演奏してみました。
そして「春雷」もセプコンでは久々。平和への祈りを込めて歌いました。


そして大トリはいつものように上綱克彦さん。
ギターのモンドさんこと中村俊博さんやハーモニカのSinmoさんも出演。楽しいステージでした。
   


ラストは恒例。全員で「上を向いて歩こう」 。
  

2001年9月11日のアメリカ同時多発テロの翌年2002年9月11日にNYで始められたセプコン。
日本で庄野真代さんと鈴木雄大さんがセプコンJPをスタートされたのが2005年。そしてセイウのakiちゃんこと増西亜木さんと私で広島でセプコンをスタートしたのが2007年。セプコンJPの本部は10年を機に解散されましたが広島セプコンは引き続きそのまま続いています。
平和への思いが特に強い広島だからこうしてセプコンが続くのかも、と思っています。


最後に集合写真。ご出演くださった皆さまお疲れさまでした。



西日本豪雨災害チャリティーの募金もたくさんしていただきました。
集まった募金は全額「くれ災害ボランティアセンター」の方へ送金させていただきました。ご協力ありがとうございました。


ということで、2018年の広島セプコンは残すところあと2会場。
9/22(土)に五日市のMatch Box、 9/24(月祝)に湯来交流体験センターで開催されます。

 

ぜひ良かったらそちらの会場にも足を運んでみていただけたらと思います。
平和を祈る音楽にご一緒に満たされましょう。 

 


セプテンバーコンサート in 広島 2017@LIVE Cafe Jive

2017-09-12 | 広島セプコン(2007〜2019)

セプテンバーコンサート in 広島2017が始まりました。
9月9日(土)、宮島杉之浦公民館会場で花見堂さんの主催で初日が無事に終了し本日は2日目。
11年目の広島セプコンで11回目になるLIVE Cafe Jive会場、今年もピースフルな気持ちで開催できたことに感謝でした。
ちょっとだけライブレポしますね。


今年のセプコンJiveの出演は5組。
あんでぃ、ゲバント山根&恋女房、ジェームス佐藤、Peppermint Leaf、上綱克彦という面々。
今年も司会は並木ちゃんこと並木陽子さん。
 
前髪を切ってちょっと可愛らしくなった並木ちゃん、安定の司会で場が和みます。


さてまずはトップバッターのあんでぃさん。
   
あんでぃさんは19歳で高校を卒業したばかりのシンガーソングライター。
現在アルバイトをしながら本格的な音楽活動を目指して躍進中です。実は高校2年生のときにギターを始めて、初ライブが岩国フジグランでのセプコンだったらしいです。現在は福島の子どもたちを年に1回広島に呼ぶというボランティアにも力を入れておられるそう。オリジナルとカバー曲、透明感のあるソフトボイスが素敵でした。



2組目はゲバント山根&恋女房のお二人。
  

 
まちおこしといえばこの人、というゲバント山根さん。333回を数える千田わっしょい祭りの主催者でもあり、いろんなイベントを率いるリーダー的存在です。いろんなイベントの紹介もしながらのステージでした。奥様の恋女房こと美貴子さんとのユニットでは5年目の活動。セプコンの出演は初めてでしたがいつもどおりの熱いステージを届けてくださいました。


3組目はジェームス佐藤さん。
  
広島のジェームステイラーこと佐藤さんは、ギター弾き語りで優しい歌声で古き良きフォークソングを歌ってくださいました。佐藤さんの歌を聴くといつもホッとします。昨年に続いての出演。ありがたいです。


そして4組目は私たちPeppermint Leaf Duo。
  
   
ドラムのサトシくんが不在のため、今年もヒロシくんと私のデュオ出演でした。
本日お届けした曲は以下の通り。

1.あなたに会うまで
2.蘇州夜曲
3.真冬の蓮華草
4.LOVE and LOVE
5.君に出会えて

蘇州夜曲はPeppermint Leafとしては初披露。そしてLOVE and LOVEはいつもとスタイルを変えてボサノバ・バージョンで。毎回チャレンジを欠かさない私のリクエストにヒロシくんがとっても頑張ってくれました。今回のテーマは「出会い」と「花」。平和がコンセプトのセプコンで「平和」がテーマのオリジナル曲もあるんですが、今回はこの選曲にしてみました。歌に込めたメッセージが聴いて下さった人の心に届いてくれたらいいな。


そしてラストを飾ってくださったのは今回も上綱克彦さん。
  
ずっとこのセプコンを大事にしてくださってることに改めて感謝です。今年もじっくり上綱さんの歌を聴きながら、いろんなことを思い出しました。11年前、上綱さんの生歌をこのセプコンで初めて聴いたんですよね。ラストの「青い瞳のステラ」を聴きながら、あらためて通り過ぎていった11年間のいろんなことが胸をよぎりました。



平和とは自由であること。そこに強制がないこと。
「平和について、こう思う」という思いを戦わせることなく、人と人が集まりそれぞれの形で支え合いながら平和を思う。そこに集った一人一人が心の内で「やっぱり平和がいいよね」って感じながら明日からの日常に戻る、これがセプコンの良さかな〜と思います。


昨年、広島セプコンが10年の区切りを迎えた時、来年はどうしようかと迷っていた私に「来年もやりましょう」と言ってくださった上綱さん。正直、今年のセプコンはどうしようかと思いながら開催を決めた経緯もありました。あらためてセプコンの意味を問い直し、このイベントを続けていく意志を問われる瞬間がありました。
だけど「やりたい」と言ってくださる方がいる限りこのセプコンは続いていくんじゃないかなと思います。


セプコンを通じて誰かの心に平和の種が撒かれ、平和の花が次々と咲いていく。セプコンの意味は「自分も自分の場所で何かしよう」と思わせてくれること。私は最初に広島でセプコンの種をまくお手伝いをしましたが、もうその花は次の種を撒き始めている気がします。これからもセプコンが皆さんのできることを考えるきっかけになってくれたらいいなと思っています。


ご来場くださった皆さん、ご出演の皆さんありがとうございました。
そして改めて並木ちゃん、JiveのPAの原田くん、店長のモンドさん、スタッフの皆さんありがとうございました。
 
広島セプコンはまだまだ続きます。今後のコンサートは以下の通り。
ご都合が合えばどこかのセプコンに足を運んでみてくださいね。


9月18日(月祝)18:00〜 オクトパス(主催:オクトパス)
  出演:ガイコッツ、COUNTERBLOW、deneb(アコースティック)、Savvas、
     ミュータントヘッズ、WITH、太鼓うち 達矢

9月23日(土)18:00〜 呉・花Club (主催:花Club&萬谷哲也)
  出演:いぐいま with中原師匠、太田マコト、ひとりまんたに、ひまわり、
     ヤマナカーニャ、HARU&ROZY (順不同)

9月30日(土)13:30〜 湯来交流センター(主催:吉田優子)
  出演:三浦瑠璃、吉田優子、福田ひとみ、野村彰宏、杉山ルミ子 

9月30日(土)19:00〜 銀山ベース(主催:中村かおり)
  出演:銀山ベ―ス音部(仮)、のんな、ちくたく楽団、Shige、心笑-CoComi-、Backseatdrivers

 
 

セプテンバーコンサート in 広島2017

2017-09-08 | 広島セプコン(2007〜2019)


9月です!!!
ということで、お知らせしたいのはやっぱりセプテンバーコンサート。
セプテンバーコンサート in 広島、今年もやりますよ!!!


主催者も出演者も各自ご自分のお仕事や演奏活動でお忙しい中、ボランティアでセプコンを開催してくださるありがたい皆さんです。セプコンjpの総合パンフレットがなくなって合同の告知がしにくくなってますが、ご都合が合えばできるだけ聞きにきていただけたらなあと思っています。


広島セプコン2017のサテライト会場と出演者は以下のとおり。
全会場、入場無料(ミュージックチャージ無料)でご協力いただいています(ただしドリンク代&飲食代などは必要です)
詳細はFacebookイベントページなどご覧ください。


9月9日(土)13:00〜 宮島杉之浦市民センター(主催:花見堂英延)
  出演:花見堂英延、花見堂陽子、Fleeting Phantom、バッキンガム

9月12日(火)19:30〜 LIVE Cafe Jive(主催:LIVE Cafe Jive)
  出演:あんでぃ、ジェームス佐藤、ゲバント山根&恋女房、Peppermint Leaf(Duo)、上綱克彦

9月18日(月祝)時間未定 オクトパス(主催:オクトパス)
  出演:ガイコッツ、COUNTERBLOW、deneb(アコースティック)、Savvas、
     ミュータントヘッズ、WITH、太鼓うち 達矢

9月23日(土)18:00〜 呉・花Club (主催:花Club&萬谷哲也)
  出演:いぐいま with中原師匠、太田マコト、ひとりまんたに、ひまわり、
     ヤマナカーニャ、HARU&ROZY (順不同)

9月30日(土)13:30〜 湯来交流センター(主催:吉田優子)
  出演:三浦瑠璃、吉田優子、福田ひとみ、野村彰宏、杉山ルミ子 

9月30日(土)19:00〜 銀山ベース(主催:中村かおり)
  出演:銀山ベ―ス音部(仮)、のんな、ちくたく楽団、Shige、心笑-CoComi-、Backseatdrivers 


2002年9月。
9・11の翌年にニューヨークで始まったセプテンバーコンサート。
テロへの報復という暴力に暴力で対抗するやり方ではなく、平和な心をみんなで共有しよう、という主旨で始まった草の根コンサート。
9月の地球を音楽で包もうというコンセプトで世界中で続いています。
日本では2005年に東京でセプコンがスタートし、広島では2007年にLIVE Cafe Jiveで第1回目の広島セプコンが開かれました。


セプコンジャパン立ち上げ時のセプコン本部は10年をもって2004年に解散されましたが、今年も各地でコンサートの輪は続いています。広島でも11年目の開催です。
主催者と出演者の方々がさまざまな思いを持って開催してくださるコンサート。
平和への思いやその表現の仕方は一人一人違っています。ただこのセプコンという特別なコンサートが作り出す独特の雰囲気は、いつも何かしら温かい、普通のコンサートにはない時間が流れているように思います。
この日この時間だけは日々の喧噪や毎日の大変なあれやこれやを忘れて、音楽に身を委ねてしばしゆったりとしてもらえたら、と思います。


私はPeppermint Leaf(Duo)で、9月12日(火)19時半〜のLIVE Cafe Jiveに出演します。
入場は無料です。(ドリンク代が要ります)
よろしかったらライブを聴きに来てくださいね。
 
 


広島セプコン2016@LIVE Cafe Jive

2016-09-01 | 広島セプコン(2007〜2019)

今日は広島セプコン2016@LIVE Cafe Jiveでした。
今回で10回目(10年目)となる広島セプコン。
Jive会場は記念すべき第1回目からずっと開催していただいている会場です。


今日の出演者は、倉田美和 w/ 佐竹洸紀、中山泰造、Peppermint Leaf、上綱克彦(敬称略)の4組。とってもなごやかな雰囲気の中ライブをさせていただきました。
軽くライブレポします。


今回も司会は並木ちゃんこと並木陽子さん。
並木ちゃんの軽快かつ面白トークはセプコンには欠かせない存在です。本当に楽しいMCで会場を湧かせてくれました。


トップバッターは倉田美和 w/佐竹洸紀さん。

ボーカルとギターの癒しデュオ。
カバー曲やお二人で作られたオリジナル曲を披露してくださいました。お2人でデュオを組んでの初ステージということでしたがなかなかの落ち着きっぷりでした。


そして2組目の出演者は中山泰造さん。

東日本大震災のチャリティーライブなどもずっと主催されている熱いハートの持ち主。前に一度出演のお誘いがあったんですがあいにくその時は出れなくて。
今回ようやくご一緒できました。
パワー全開のステージでハートにビンビンきました。


3組目が我々Peppermint Leaf。
  
今回は新しくサポートベースに入ってくれることになったヒロシくんこと岩藤洋くんとデュオでのステージでした。
今日のセットリストは以下の通り。

1.Silent Bossa
2.故郷
3.青春の輝き(カーペンターズ・カバー)
4.心の手を繋ごう
5.天使の翔ぶ街 

ヒロシくんとのステージはお初でしたが、ブラジルのアーティストさんとの演奏経験もあるヒロシくんのベースはなかなか気持ちよかったです。次のライブも楽しみにしていてくださいね。


次は10月21日(金)Live Jukeにてしらいしりょうこさんとの2マンライブです。


そしてトリを飾ってくれたのは、やはりこの方、大御所の上綱克彦さん。

1回目からずっと出てくださっています。
私はほとんどセプコンをきっかけに上綱さんと知り合ったような感じですが、毎年この日は特別にこのセプコンのために時間を割いていただいて本当に感謝しています。
「New York State of Mind」も「青い瞳のステラ」も毎年おなじみですが、毎回違って聞こえるのは不思議です。
最後は上綱さんアレンジの「上を向いて歩こう」で例年通り盛り上がりました。


今回のライブではたまたまFacebookにあがってきたダニエル・バレンボイムさんの朝日新聞の『音楽は敵を超える』という2015年12月8日の記事を一部紹介させていただきました。


【転載開始】
 「多くの国がいま、過去との向き合い方に関して問題を抱えていますね。イタリアもフランスもスペインも、そして日本も。多くの原因は、『愛国』と『国粋』を混同していること。自分たちがやっていることに誇りを持つということと、自分たちが他より優れていると思いこむことは大きく異なる。本物の自信と誇りは、他者との比較からは決して育ちません」



 「同じように、グローバリズムとユニバーサリズムとの間にも、本質的な違いがあります。ユニバーサリズムは互いの違いを認めるということ。グローバリズムはみんな一緒を求めるということ。どちらを私が支持するかはもう言うまでもないですよね。私はスパゲティもおすしも刺し身も天ぷらもインド料理もフランス料理も、すべて好きです。人生を豊かにするのはグローバリズムではなく、ユニバーサリズムなのです」


 「大切なのは、自虐からではなく、誇りを礎に再起すること。ドイツはあまりに過去が凄惨(せいさん)すぎるものだから、愛国的なにおいがするものを即座に『危険』と排除する傾向が今もある。楽器ひとつとっても、オーボエやトランペットで、ドイツらしさを感じさせるものが減りつつある。ナチスは『最も偉大なドイツ人だけが真の芸術を理解できる』と主張したが、これがファシズムの権化であるとすれば、ドイツらしい重厚さを排除し、機能的な響きばかりを歓迎するのも、これもまた逆の意味でファシズムとなりかねません。時代は流転する。そのつど過去を受け止め、克服してゆく。この継続なくして、先に進むことはできません」


 「大切なのは、国という集団としても個人としても、誰もが過去と向き合う必要があるということです。いま、世界でたくさんの紛争、対立が起こっています。それは、ある種の過去への憧憬(しょうけい)から生まれているものです。今のロシアはいつも過去を振り返っているし、アメリカも世界を統べる権威ある国として威容を誇っていた時代を懐かしんでいる。しかし、今はどちらもすでに、唯一無二の覇権国家などではない。繰り返しますが。過去を新しい状況のなかで受け入れ、克服しないことにはどの国にも未来はないのです」


 「ドイツでも、過去に対する取り組みをちゃんと感じられるようになったのはせいぜい80年代のことでした。こういうことには時間がかかります。例えば、私があなたに何か良くないことをしたとしましょう。私はあなたに謝らなければなりません。それは道徳的な行為であり、また、対立を終わらせるための戦略的な行為ともいえます。ごめんなさい、私が悪かったです、と。私は悪くない、と言い張れば言い張るほど、対立は根深いものになってしまう。人対人なら、手をとりあおうという姿勢を共有することができます。しかし、国対国となると、なぜそれができなくなるのか。そこを私はまだ理解できないのです」


 「今したことに対して謝ることより、100年前に犯した過ちを謝るということが、なぜこんなに難しいのか。思うに、現代の私たちに欠けているのは勇気です。そうした時に音楽は、政治的な理由での対立を人間同士のものに戻すことができます。紛争や対立から、一瞬離れることができるのです。ドイツとフランスの相克の歴史はご存じかと思いますが、ドビュッシーやボードレール、ベートーベンやバッハを通じ、彼らは人間として出会うことができるのです」
【転載終了】


グローバリズムとユニバーサリズム、その違い、改めて知りました。
セプコンのように、年齢もジャンルも好みも主義主張もみんな違うミュージシャンが一堂に会して1つのコンサートを形作るって、それこそユニバーサリズムの考え方じゃないかなって思います。


あるようでないコンサート。
これからも細く長く続いていくといいなと願っています。

最後にセプコン実行委員のakiちゃん&並木ちゃんと3ショット。
広島セプコン2017、次は9/14のTako-Bar会場に続きます。


 怖れを捨てて肩の力抜いて
 隣のあなたと心の手を繋ごう
 違いはあっても同じ地球(ほし)に生きている
 遠くの誰かと心の手を繋ごう
 ・・・・
 平和を祈って心の手を繋ごう

(『心の手を繋ごう』Peppermint Leaf(三輪真理作詞・作曲)より)


 


10年目の広島セプコン

2016-08-30 | 広島セプコン(2007〜2019)

今年も広島セプコンを開催します。
今年で10年目の節目です。
今年は5会場で開催されます。お時間ありましたら是非一緒にコンサートを共有しましょう。


2001年9月11日のアメリカ同時多発テロの翌年2002年にNYでセプテンバーコンサートは始まり、3年後の2005年に庄野真代さん鈴木雄大さんによって日本でもスタートしました。
10年の区切りの2年前にセプコンJP事務局は解散し、その後は有志によって引き継がれる形で各地で草の根コンサートが続いています。


自由、平等、入場無料のイベント。
これまでいろんな方が出演&協力してくださいました。
ご縁をいただいた皆さまに改めて感謝です。


思い起こせば第1回目の広島セプコンを開催した2007年は私にとって大変な1年でした。過ぎてしまうと「そんなものかな」という感じですが。


以前のリーダーバンドOrange Blueが遠距離バンドになり、コラボオールターズとして新しい活動に誘ってくれたシンさんがレコーディングの途中で急逝し、自分のこれからの音楽活動をどうしていくのか方向性を模索していた時期。
今思えばもがいていたと言えばもがいていたのかな。


「セプコンの開催を是非広島でも」との友人の勧めでセイウのakiちゃんに相談を持ちかけた10年前。広島だったから開催できて、広島だったからこのセプコンが続いているのだと思います。


『平和都市広島』
きっと広島の人が思う以上に、広島は世界に対して平和のメッセージを発信していくのにふさわしい場所なのだなと最近改めて思わされています。


広島セプコンの10年間。
この10年の間に日本でも2011年3月11日には東日本大震災が起き、広島の土砂災害、熊本大分地震、など天災が続きました。きっとこの10年の間に人生の方向性を変えた、変えざるをえなかった人たちはたくさんいらっしゃるんだろうと想像できます。


平和とは「戦争や内戦などがなく社会が穏やかな状態」と言います。
人生に波風が立たず何も変わらないことが平和なのではなく、波風が立ったり大きな変化があってもブレない心と精神で、与えられた命と環境に感謝して生きていけることが平和なのかなと思います。


魂は輪廻転生を繰り返すのかもしれないけどこの人生は一度きり。この人生でどれだけ自分が自分らしく光を輝かせることができるのか、そこを見つめて頑張っていこうと思います。


『セプテンバーコンサート in Hiroshima』今年の開催会場と日時は以下の通り。
よろしくお願いします。
詳細は各会場にお問い合わせください。


セプテンバーコンサート in Hiroshima

日時:9月1日(木)19:00 open 19:30 start
場所:LIVE Cafe Jive
(広島市中区薬研掘2−13 Tel 082-246-2949 )
出演:上綱克彦、倉田美和、中山泰造、Peppermint Leaf ←私はここに出ます。


日時:9月14日(水)19:00 open 19:30 start
場所:TAKO BAR
(広島市中区新天地1−26−4F Tel 090-1333-9149)


日時:9月17日(土)18:00 open 18:30 start
場所:RY’s BAR 花 CLUB
(呉市中通3−6−1 新原中通ビル3F Tel 080-3872-7769)


日時:9月22日(木祝)14:30 open 15:00start
場所:Live House & Bar Octopus
(広島市佐伯区五日市4−18−18−4F Tel 082-961-6731)


日時:10月2日(日)
場所:宮浜温泉グラウンド・ゴルフ場
(廿日市市宮浜温泉1−19 Tel 050-5517-8664)

 
 


2015セプテンバーコンサート in 広島@LIVE Cafe Jive

2015-09-11 | 広島セプコン(2007〜2019)

そして昨日に引き続き今日は広島セプコン@LIVE Cafe Jiveでした。
ジャイブは第1回目の広島セプコンを開催してもらった記念すべき場所。
ここで広島セプコンがスタートしました。今年もここで開催できて感謝でした。
軽くレポしてみます。


まずトップバッターは、Jive Staff Bandの皆さん。
   
   

その名の通りJiveのスタッフのバンド。去年に引き続きの出演です。
ドラムがPAの原田くん、そしてベースKuriちゃん、ギターがモンドさん、フルートがつッちーに、dodokoちゃん、春奈ちゃん、さきちゃんという3人のボーカル。メンバ−総勢7人という賑やかな構成でした。
そしてみんな元気で若い!!
このバンド目当てのお客さんもたくさん来られていて、Jiveは愛されてるなあってつくづく思いましたね。


そして2番手は川野ノッチさん。

 
ノッチさんはもともとQOMERI(コメリ)というバンドでパーカッションとして活動されてきたそうなんですが、今はメンバーの都合で3人での活動が難しいのでソロで活動中なんだそうです。
ウクレレの弾き語りでオリジナル曲やカバー曲を聞かせてくださいました。


そして3番手は我々Peppermint Leaf。

  

  
三輪真理(Vo&Key)、渡辺祐平(Cho&Ba)、石井聡至(Cho&Dr)のトリオバンドです。
今日のセットリストはこちら。

1.小さなメロディ
2.おかえり(新曲)
3.サンサーラ(輪廻)
4.月の舞踏会(新曲)
5.心の手を繋ごう

9年目の今年も・・平和への祈りを込めて。
そして今年もこうして音楽をともに演奏できることに感謝をしながら演奏させていただきました。これからレコーディングする新曲2曲もいち早くご披露させてもらいました。
ありがとうございました。


そしてラストを飾ってくださったのは毎年レギュラーの上綱克彦さん。
 

  
上綱さんも9年間連続で出演していただいていて、この9年を振り返るといろんなことが思い起こされます。Peppermint Leafのサトシくんとユウヘイさん、そしてギタリストのKing増本さんがサポート出演。「青い瞳のステラ」などおなじみの曲を中心に聞かせてくださいました。


アンコールの最後の最後にこちらもおなじみ「上を向いて歩こう」を出演者全員で演奏しました。
  

今年のJiveセプコンは4組の出演者といつもに比べれば出演者は少なめでしたが、お客さんは落ち着いて最初から最後までゆっくりじっくり音楽を楽しんでくださってたなあ〜という印象でした。
Jiveにおなじみの出演者の皆さんが、必然的に今日この場所に集合したのだという雰囲気。
フランスの「音楽の日」もきっとこんな風に平和な気持ちや温かな気持ちになるんだろう、と思えました。
 


Peppermint Leafのメンバーショット。


並木ちゃんとのショット。

9年前の第1回広島セプコン。
一体どうなることだろうと不安を抱えながら開催した日のことを今も思い出します。
私自身は前のバンドOrange Blueが遠距離バンドになって、これからどうしよう?と思ってた頃でした。
ちなみに第1回目の出演者の写真はこれ。




9年とは言え歴史を感じますね。
毎年こうしてセプコンが開催できること、それはひとえに今ここが「平和であるゆえ」でしょう。
でも少し外を見渡せば、この9年の間に日本全体では東日本大震災があり、昨年は広島では大雨による土砂災害もありました。
世界に目を向ければ、今この瞬間にも命の危険にさらされている人、難民として紛争の地から逃れている人、避難生活を余儀なくされている人もいます。その方のことにこの瞬間だけでも少しだけ思いを寄せて自分は一体何ができるか少し考える、それも平和への行動かもしれません。


「平和がここにあって、あそこにはないとしたらそれは平和ではないのです。やられたらやりかえす。それを繰り返していたらいつまでも戦いは終わらない。やられても仕返しはしませんよと宣言する。強い国がそれを貫いてこそ争いはなくなり、世界平和が実現するのです。」
(日野原重明『10歳の君へ、95歳の私から』より)


戦争へ向かう足音を感じざるを得ない今の日本。
でも私たちはしっかりと強い意志で「戦争へ向かわない」と心に刻まなくては、と思います。


「永遠(とわ)の時を越えて巡り会う
 君がその手に掛けた人々と

 過ちはもう二度と繰り返さないよ
 愛の世界と新しい時代が始まる」

(Peppermint Leaf「サンサーラ(輪廻)」作詞・作曲/三輪真理)


 


2015セプテンバーコンサート in 広島@日本福音ルーテル広島教会

2015-09-10 | 広島セプコン(2007〜2019)

本日より2015年のセプテンバーコンサート in 広島がスタートしました。
最初の開催は日本福音ルーテル広島教会会場。 
ルーテル教会でのセプコンは2009年以来6年ぶり3回目の開催。 
たくさんの方にご来場いただき和やかで平和な雰囲気の中でのコンサートでした。
ご来場いただいた皆さん、そしてご出演頂いた皆さん、ありがとうございました。
では軽くコンサートレポします。


まずトップバッターはパイプオルガニストの吉田仁美さん。
地元広島のエリザベト音楽大学の講師もされている吉田仁美さんは私のオルガンの先生でもあります。最近ちっとも真面目にレッスン受けてないので足鍵盤がさっぱりの私です。平和への祈りを込めて、、という言葉にぴったりな演奏を届けてくださいました。



そして2番目の登場はピアニスト平岡麻衣子さん。
平岡麻衣子さんはウィーンに留学中の不慮の事故での4ヶ月間の意識不明から奇跡の復活をされたピアニスト。初めてお会いしたのは8年くらい前だと思います。このルーテル教会で毎月のように礼拝で演奏奉仕をしてくださったことを懐かしく思い出されます。当時は左手のみしか動かなかった麻衣子さんはリハビリを重ねて、今は右手もかなり動かせるようになられました。
今日も澄んだ響きが教会の礼拝堂に響き渡りました。



3番目は広島パンフルートアンサンブルの皆さん。
元広島大学教授でパンフルート演奏家の中村純先生とのご縁からつながった広島パンフルートアンサンブルの皆さんには、広島セプコンに初めて出演していただきました。今日は私がパンフルートのために書いた『Peaceful Wind』も演奏されるということで伴奏でお手伝いさせていただきました。急遽ソプラノの平田玉代さんにも参加してもらって一緒に演奏をお届けしました。
  


そして4番目はMusik-Kocmocのお二人。
ソプラノの平田玉代さんとピアノの友安瑞恵さん。
中学からの同級生のお二人は共にエリザベト音楽大学のご出身で音楽友達同士。公私ともに仲良しのお二人は広島セプコンには昨年、二胡の吉田優子さんが主催してくださった湯来交流体験センター会場でのセプコンに出演してくださいました。今日もピアノと歌で息のあった素敵な演奏を届けてくださいました。
 


5番目は宇月彩さん。
お子さんが全員ルーテル教会の所属の谷の百合幼稚園の卒園生という宇月さんと初めてお会いしたのは、字月さんが幼稚園のお母さんたちのコーラス「ママリーリエ」の指導をされていた頃じゃなかったかなと思います。その後ライアー奏者として活動を始められた宇月さんはルーテル教会での演奏には特別な思い入れがあるそうです。素敵な響きを聞かせてくださいました。平田玉代さんとのデュオ演奏も素敵でした。
 


トリを飾ってくださったのは橋本真さん。
橋本さんはその谷の百合絵幼稚園の現園長をされています。ギターと歌でオリジナルのメッセージソングを届けてくださいました。
 


最後に出演者全員で「ひとりの手」を歌いました。
 


9年目の今年も司会を引き受けてくださった並木陽子さん。



出演者の方がそれぞれ音楽を通じてメッセージしてくださったことをご来場の皆さんが受け止めて、何かを感じていただけたらいいなと思います。


それにしても、全くの手探りで始めたセプコンが9年も続いていくなんて本当に感慨深いです。
それもこれもakiちゃん始めセプコンを主催してくださる方、出演者の方、会場提供者の方々のおかげ。
ただただ、感謝しかないです。
セプコンは明日の2日目に続きます。