オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

今年の私

2013-01-31 | おすすめ本

毎日毎日いろんな出来事があって、その体験そのものが勉強だなあと思う今日この頃です。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?(笑)

今日はこのところで読んだ本の紹介でも。
どっちもダンナのススメで読んでみたんですけど。

1冊目は京都大学の講師をされている瀧本哲史氏の『僕は君たちに武器を配りたい』(講談社)。

僕は君たちに武器を配りたい
瀧本 哲史
講談社

「本書は、これから社会に旅立つ、あるいは旅立ったばかりの若者が、非常で残酷な日本社会を生き抜くための、「ゲリラ戦」のすすめである。」
ある意味戦争で亡くなるよりも多くの人が自殺やストレスによる病で亡くなっていることを思えば、この「ゲリラ戦」を戦い抜くための武器(としての思考)を身につけることは本当に大事だと思います。
もう今や若者ではない方にもこの激変の時代を生き抜く知恵が満載です。

そして2冊目は、今更ながらですけど『夢をかなえるゾウ』(水野敬也)。

夢をかなえるゾウ 文庫版
水野敬也
飛鳥新社

2007年の本ながら含蓄が深いです。
出版された時にはサラッと立ち読みしたくらいで終わってたんですけどね。

最近は自分の本の読み方も変わった気がします。
以前はとにかく書いてあることに感心したり納得したりで結局終わってたんだけど、今はどうやって自分の人生に役立てるか具体的に落とし込もうとしながら読んでいます。
スマートノートや手帳に具体的なアイディアをまとめながら読む、って感じですかね。

いいこと書いてある本はいろいろあるんです。
成功のためにやったらいいことの中で、できてることとできてないこと。
ある程度こういう成功本を読み慣れてくると「案外自分はできてる」と思って安心してしまう傾向にあったんですけど、そこは「待てよ!」とあえてスコトーマ(盲点)をはずして、できてないことをちゃんとやってみようということに注目してみることにしました。

すると、実はできてないことがいっぱいあるある!!

苦手だと逃げてることは、逃げてる限りはいつまでたっても終了しないわけですよ。
要は、やるかやらないか、ですね。

今年の私はひと味違います!!
また新たに成長したいと思います。がんばるぞ!!
 


映画『プラダを着た悪魔』

2013-01-06 | おすすめ映画

年末のタワレコのセールでゲットしたDVD『プラダを着た悪魔』。
年末に大掃除しながら観ました。やっぱり面白かった。

「大学を卒業したばかりのアンディの夢は、ジャーナリストだ。しかしそんな彼女が、ひょんなことから就いたのは、NYの一流ファッション誌の編集長アシスタント。多くの女性が憧れる職業かもしれない。でも当のアンディには興味ゼロの世界。果てはジャーナリストになるため!と職場に向かったのは良いけれど、彼女が手にしたアシスタント職は、生易しいモノではなかった。超カリスマ的な存在として君臨する編集長のミランダは、まさに「プラダを着た悪魔」だったのだ。」(goo映画『プラダを着た悪魔』あらすじより)

2006年に公開のこの映画、当時大好きだったんですよね。
アン・ハサウェイが可愛いのとメリル・ストリープの鬼上司ぶりがサイコー。ファッションも音楽もオシャレで、観ていてとっても楽しい映画。

監督は『Sex and The City』のデイヴィッド・フランケル。
さすが現代時代の女性の心をグッと掴む術を心得てます。
ウィットに富んだリズミカルな台詞は、英会話の勉強にもなりますね。

アン・ハサウェイ扮するアンディのように、高い志を持って就職しても周囲の価値観に知らず知らずに染まっていくことって往々にしてあるもの。そうしてある日気付くのです。「これは自分が望んでいたものと違う!」って。
その時に「まあいいか」ってそのまま染まっていく生き方と、そこでちゃんと今の自分に決別して志に戻る生き方。どちらもありだろうけど、私は、アンディのように自分の志を思い出せる自分でいたいなと思います。

ファッションセンスがまるでないアンディは学生時代の自分とかぶるところもあったり(笑)。
就職したての頃、周りの女子大出身の同期女子のバーゲンへのものすごい意気込みにタジタジになってたことを思い出します。



オープニング曲のKT Tanstallの『Suddenly I See』も大好きな曲。



 KT、やっぱカッコイイわ~~。
アルバム買いたい。