今日は東広島の西条ルーテル教会で、日本パンフルート協会主催の「パンフルートのつどい」が開かれました。
「パンフルートのつどい」は物理学者でパンフルート奏者の中村純先生の門下生の発表会から始まった、パンフルート愛好家の年に1回の集まりです。今年も広島近郊だけでなく北は福島県、南は熊本まで全国各地からパンフルートファンが集まり楽しい1日でした。軽くレポします。
まず第1部はパンフルートが登場する絵本『イーストンと音楽会』の作者、巣山ひろみさんの講演会。
パン屋さんでお仕事をされながら児童文学作品を書かれる巣山さんの、作家活動を始めるきっかけのお話や、今回の絵本にパンフルートが登場することになった不思議な経緯など、興味深いお話が聴けました。
物語を書くことになって、実際に広島のパンフルート工房の香原良彦さんや広島在住パンフルート奏者岩田英憲さんとお会いになったお話なども、なんだか身近な感じで嬉しかったです。
巣山さんの絵本はお近くの書店やAmazonでも購入できます。
ぜひお手に取ってみてくださいね。
イーストンと音楽会 | |
佐竹 美保 | |
出版ワークス |
パン屋のイーストン | |
佐竹美保 | |
河出書房新社 |
そして第2部はいよいよパンフルート演奏会。
年に1回の発表の場とあって皆さん張り切って演奏されていました。
グループ発表、個人発表含めて全部で50曲。3時間半の長丁場でした。
私は、夫と中村先生の演奏をピアノ伴奏でお手伝い。
演奏時間よりも待ち時間が長い発表会ですが、毎年少しずつ皆さんの演奏がグレードアップされているのがわかり、これからの皆さんの進歩がますます楽しみです。
演奏の様子。
パンフルートはまだまだ日本では珍しい楽器で、パンフルート用の楽曲も少ないそうです。
パレスチナオリーブのパンフルート用の「Peaceful Wind」の曲を作曲したことから、関わりを持たせてもらっているパンフルートですが、これから、もっとたくさん曲を書いてみたいと思っています。
パンフルートに興味のある方は、ぜひ「日本パンフルート協会」のHPへ。