オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

木村大ギター・コンサート「ECHO」@Live Juke

2016-06-20 | ライブ・コンサート

ギタリスト木村大さんのライブに行きました。
木村大さんと言えば、17年前17歳でクラッシックギター界に鮮烈なデビューを飾った人。


その頃の私はまだバンドデビューもしてなくて、
仕事一辺倒でホールコンサート以外ライブなんてほとんど行ったことない時代。
音楽はほとんど家や車でCDを聴くくらいでした。


そんな私がCDショップで見つけた木村大さんのCDを買った、
その理由は今となっては思い出せませんが(笑)、
ギターのことは全く詳しくなかったけど、
アコースティックギターだけはそれなりに好きだったんですよね。


あどけない表情の大さんのデビューCDはこちら。
結構ヘビロテしてましたね。 

ザ・カデンツァ17
木村大,ディアンス,ドメニコーニ,ヨーク,バリオス,ヴィラ=ロボス
ソニー・ミュージックレコーズ


今日は念願叶ってそんな木村大さんの生ライブに初めて行けました。
今日のサポートメンバーはピアニストの榊原大さん。
言わずと知れた大さん。実はGクレフ時代からのファン。


ライブはニューアルバム『ECHO』の収録曲を中心に。
「ムーン・タン」に始まり、アンコールの「アランフェス協奏曲」まで。
お二人の楽しいおしゃべりを交えてのライブでした。


榊原さんは前からおしゃべりだって知ってましたが、
木村さんも結構お話しされるんですね。
曲解説やその曲にまつわるエピソードを楽しくお話しされていました。
長くソロギターやギターデュオで活動されていた木村さん、
今回初めてピアノとのデュオを試されたそうです。


2人の大さん。ライブを重ねるごとにお互いの意思がわかってきてるようですね。
これからどんどん素敵なアンサンブルが作られていくんだろうと思います。


それにしても木村大さんのギターの音色が美しいことと言ったら・・。
クラシックギター界で一番好きです。


ギターなのにある時は琴のように、ハープのように、ピアノのように・・・
いろんな弦楽器の音に聞こえるギター。
本当に彩り豊かでした。
素敵なライブありがとうございました。

ECHO
キングレコード
キングレコード


ライブばっかり行ってた私ですが今月のライブはこれで打ち止めです。
これからはガッツリ自分のレコーディング。
頑張ります。 


 


大西順子TRIO クラブツアー 2016

2016-06-16 | ライブ・コンサート

今日は楽しみにしていた大西順子トリオのライブに行きました。
90年代前半からニューヨークを中心に活動されていたジャズピアニスト大西順子さん。
2012年に一度引退されていたんですが昨年嬉しい復帰。
広島に久しぶりに来てくれました。
大西さんの力強くてかつ繊細なタッチとリズム感、
そして音の響きがめちゃめちゃ綺麗なピアノがすごく好きです。


トリオメンバーは24歳の若手のドラマー山田玲(アキラ)とベーシスト井上陽介。
なるほど凄腕です。


ツア−は7日目。
毎日ライブし続けてるそうです。
今日も本当に素晴らしかった。
言葉にうまくできませんが、
とにかく音楽に引き込まれてあっという間の2時間でした。


今日は菊地成孔さんのプロデュースによる新しいアルバムの曲を中心に演奏。
菊池さんの曲がこれまた斬新で難解だけどカッコイイのです!!
大西さんと菊池さんの出会いにまつわるエピソードははこちら


6/22にアルバム発売だそうです。
こちらから買えます。

Tea Times(SACD HYBRID)
ヴィレッジレコーズ
ヴィレッジレコーズ

以前はホールで遠くから見るだけだったので、
Live Jukeのこの距離で手元まで見られるのは本当にありがたかったです。
あんなに華奢で小さな人なのにダイナミックでドラマチックなピアノ。
そしてさっぱりとした話し方。
どこまでも気品のある人ですよね。


いいライブを見ると練習したくなる。
Peppermint Leafのピアノレコーディングも環境が整い、いよいよ本格スタート。
そんな折に大西さんのピアノが聴けたのは本当にラッキーでした。
いい音が録れるように頑張ります。




ロス・チフラードス「ホタルコンサート」in 利松公民館

2016-06-12 | マリライブレポ

今日はロス・チフラードスの公民館コンサートでした。
昨年も一昨年もお世話になった利松公民館での恒例「ホタルコンサート」。


あいにくの雨ということでホタルにはお目にかかれなかったけど、
お足元の悪い中、たくさんのタンゴファンの方にお集まりいただき、
演奏をお届けすることができました。
ありがとうございました。

 


本日のプログラム。
1.ロカ
2.真珠採りの唄
3.蘇州夜曲
ほか


今日は愛器ローランド700NXのピアノの音をアンティークピアノの音にしてみたんですが、
これがなんともタンゴにぴったり。
古いレコードの音みたいになっていい感じでした。
1920年代くらいにタイムスリップしていただけたのではと思います。
次回ライブもこれを使ってみようと思います。

 

ロス・チフラードスの今後の私の出演ライブは以下の通り。
よろしければおいでください。


サマーコンサート
日時:2016年7月10日(日)10:30〜
出演:ロス・チフラードス
場所:観音公民館(広島市西区観音本町二丁目1番77号 tel 082-233-2603)
入場無料


錦果楼ミニコンサート
日時:2016年7月24日(日)12:30〜
出演:ロス・チフラードス
場所:錦果楼喫茶「せせらぎ」(山口県岩国市関戸一丁目109 tel 0827-44-1133)


第53会『盛夏のいちえ倶楽部』
日時:2016年7月25日(月)18:30〜
出演:ロス・チフラードス
場所:メルパルク広島 8F ブルートパーズ
料金:7000円


ラ・セッテ「ランチコンサート」
日時:2016年7月31日(日)11:30〜(演奏は13:00〜)
出演:ロス・チフラードス
場所:ラ・セッテ(広島市中区広瀬北町2−28 tel 082-297-1207)
料金:3700円(コースランチ付き)要予約



タンゴピアノ3連発

2016-06-05 | マリライブレポ

アルゼンチンタンゴ、ロス・チフラードスのピアニストとして
3日連続ライブでした。



タンゴは1曲目からテンションマックスで
そのテンションのまま最後まで行くので結構エネルギーを消耗します。
しかもトリオ編成においてピアノの役割は、
ベース、リズムキ−プ、そしてコードと
伴奏楽器としての比重が結構大きいのです。


しかもグリッサンドも頻繁に出てきて
上ったり下がったりの出血大サービス。
勢い余ってたまに本当に出血することもあるという(笑)。

 

さすがに最近は出血も少なくなってきて
タンゴピアノにも少しは慣れてきたかなと思う今日この頃。


タンゴの黒い衣装もまあまあサマになってきた気がします。


3年前からピアノのお手伝いをさせてもらっている
アルゼンチンタンゴバンド、ロス・チフラードスは、
2009年から活動を始められましたが、今年初めてCDを制作されました。
待望のファーストアルバムは7月6日にリリースだそうです。


残念ながら私は出演していませんが、
とっても聴きやすく元気の出るアルバムに仕上がっているようです。
タンゴファンのみなさんどうぞお楽しみに!!


私の方は引き続きPeppermint LeafのNewアルバム制作中です。
まずは集中して仕事のできる環境にしなくちゃ!!
がんばります!!!