オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

クリス岡崎『億万長者専門学校』

2008-09-16 | おすすめ本

秋の夜長。
読みたい本を探して本屋さんへ。
そこへタイミングよく知人のT子さんからメールが入った。
クリス岡崎という人の『億万長者専門学校』(中経出版1800円)という本がオススメという。
まさにグッドタイミング。
T子さんは押しも押されぬ億万長者。億万長者が薦める億万長者本は読むしかない!(笑)

ということでただ今読んでます。
すっごく面白い。笑える。そして結構感動・・・。

その中にあるちょっといい話を紹介します。

「僕がなんで「億万長者」になろうと思ったのか、ちょっとだけ話をするね。
10年以上前に、僕の人生の中で「すごくショックな出来事」があった。

親しい友だちが突然姿を消し、見つかったときは自ら命を絶っていたんだ。彼はまだ17才で、ハンサムで、性格もよくて、僕が教えた手品も上手で、いつも明るく笑っていて・・・、だからどうして死んでしまったのか、その理由がぜんぜんわからなかった。
僕はね、彼の死と向き合いながら、「彼がいなくなる前、僕が何をしていたのか」をずっと考えていた。

(中略)

日本は、ティーンエイジャーの自殺率がとても高い国だ。
未来に希望を持って、やりたいことがたくさんあってしかるべき10代が「大人になってもつまらない」「大人になりたくない」といって自殺する・・・。

僕はキレた。こんなことが続く国を「恥」だと思った。子供が死んでいくのを、そして、取り残された親の泣く顔をこれ以上見たくないと思った。
「教育が悪い」、「国が悪い」と他人のせいにするのは簡単だ。でもそれじゃあ何も変わらないじゃないか。

だったら「僕がなんとかしなくちゃいけない。自分が何かを始めなくちゃいけない。たったひとりでも何かをしなくちゃいけない」と強く、強く、強く、強く思ったんだ!

ティーンエイジャーが「大人になりたくない」と思うのは、大人が輝いていないから。
「夢なんか持っていても実現しない」、「リスクは冒さずに安定したほうがいい」「もっと現実的に生きたほうがいい」と考えてばかりの大人が多すぎるから、子供が夢を持てなくなってしまうんだ!
そんな今の日本を、すごく恥ずかしいと僕は思う。

子供たちが、
「早く大人になりたいよ!」
「自分の夢のためにどんどん進んでいく、あんな大人になりたいよ!」
「年を取るって、全然イヤなことじゃないよ!」
「自分らしく生きているあのおじさん、すげえ~~~カッコよすぎだよ!」

と思えるように、つまりは「夢のために情熱を持ち続ける大人が増える」ようになってほしい。」
(あとがきより抜粋)

なんかいいと思いません?
大人になっても夢を持ち続ける大人を増やそう!というクリスさんの考えには深~~く共感できます。
私もそういう日本を作るためになら一役買いたいなって思いました。

だってこの地球は、世界は、日本は、人生は、素晴らしいことに満ちてるし、一生かかっても知り得ないほど見たこともない感じたこともない素敵なことがたくさん待ってるんだからね。
皆さんもよかったら読んでみてね!!



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