百子の部屋

日々のあれこれ思いのままに。。。

泣ける映画

2009年07月08日 | 映画

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「HACHI 約束の犬」
の試写会に行ってきました。

飼い主が亡くなった後も、駅前で帰りを待ち続けた犬。。。

そうです、東京・渋谷駅にある銅像、忠犬ハチ公。

この映画は、そのハリウッド版です。


この感動の実話のストーリーを知っているだけに、

最初に登場した、子犬のハチが、あまりに愛らしく、

この先の運命を想像するだけで、涙してしまった私。。。


猫は大好きだけど、犬はそれほどでも。。。と思ってたのですが、

この、このワンちゃんのしぐさや、優しく暖かいまなざしに、胸がキュン。。。

最後までほとんどずーっと、涙、涙。。。でした。

無償の愛と、信頼の美しさ、の大切さを教えてくれるステキな映画です。



どんなステキな男性に見つめられるより、

ハチのまなざしの方がぐっと来ること間違いなしです。

8月8日公開なので、ぜひ!


私の満足度
★★★★★

コメント (6)
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誰も守ってくれない

2009年01月20日 | 映画

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モントリオール世界映画祭・最優秀脚本賞受賞
「誰も守ってくれない」の試写会に行ってきました。

ある日突然、殺人犯の妹になってしまった15歳の少女(志田未来)。
刑事・勝浦(佐藤浩市)は、その少女を守ることを命じられる。

暴走するネット社会やマスコミ。。。
それは、目を背けたくなるほどおぞましいもの。。。

追い詰められていく少女や、刑事の過去の心の傷が気になって、、
どんどん引き込まれていきました。

マスコミ報道の裏で起こっているもう一つの事件、という
新たな視点から、現代社会の理不尽さや非情さが描かれています。

誰かを守るということは、その人の心の痛みがわかるということ。。。
2人が心を通わせた時、新しい道が見える。。。
それは、辛い道かもしれないけれど、少女の凛とした瞳には希望が見えた。

いろんなことを考えながら見ました。
初映画が素晴らしい映画でよかった。
今年もたくさん映画が見られたらいいな。。。って思います。

私の満足度★★★★★

そして、この映画のドラマ版が、
1月24日具フジテレビ系で放送されるそうです。
タイトルは「誰も守れない」とか。。。
この映画の4ヶ月前の設定だそうで、
魅力的な刑事・佐藤浩市のファンとしましては、絶対見逃せないドラマです。

コメント (2)
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パニックスリラー

2008年11月13日 | 映画

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映画「1408号室」の試写会に行ってきました。

各地の不思議な現象が現れるというホテルなどに泊まり、
それを記事にしているオカルト作家・マイク。
ある日、彼の元に、一通のハガキが・・・
そこには「絶対に1408号室には入ってはいけない」と書かれていた。

ドルフィンホテルの1408号室・・・
そこに泊まった者は、必ず自殺、あるいは病死するという。

興味を持ったマイクが、その部屋について調べ、
確かに、過去に宿泊した56人全員が1時間以内に死亡したという、
驚愕の事実を知る。

そして、彼は、ホテルの支配人の忠告を無視し、その部屋へ・・・

何の変哲も無い、ごく普通の部屋が、次第に不気味な様相を現し始め、
強気だったマイクも、徐々に恐怖を感じパニックに陥っていく・・・

恐ろしい化け物が出てくるわけではないけれど、
不気味さがじわじわと迫ってくる・・・
やっと、逃げ出せたかと、ほっと、したのもつかの間、再び恐怖が・・・!!

どこまでが現実で、どこまでが妄想なのか・・・?不安をあおる映画です。
そして、部屋の壁紙の模様が、和風っぽい菊の花・・・
これには何か意味があるのか?ちょっと気になっちゃいました。

すっごく恐いのを想像(期待)してたので、
ちょっと物足りなくもあり。。。

私の満足度 ★★★☆☆



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ブーリン家の姉妹

2008年10月15日 | 映画

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映画の試写会に行ってきました。

国王が、男子の世継ぎを生むための愛人を捜しているという噂を聞き、
貴族のブーリン卿は、自分の娘アンを差し出そうと企てるが、
王が見初めたのは、アンの妹・メアリーだった。

仲の良い姉妹だったはずが、
2人の間で壮絶なバトルが繰り広げられることになる。
果たして、王の愛を射止めるのはどちらなのか。。。

王は最初、心優しい妹に惹かれるのだが、
勝気な姉の思わせぶりな態度にも興味を持ち始める。。。

哀しい愛の渦に巻き込まれていく彼女たちの運命は?
結末の衝撃のシーンは、あまりにも辛い。。。

姉妹の人生を狂わせたのは、王の曖昧な心ではなかったのか!?
男子を産めなかった正妻にも辛い仕打ちをし、男なら、もっとしっかりせい!
と、ついつい怒りがわいて来たりもしたのですが、
美しい姉妹の悲しい物語は、見ごたえたっぷりでした。

私の満足度 ★★★★★

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私がクマにキレた理由

2008年09月30日 | 映画

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映画の試写会に行ってきました。
面白いタイトルでしょ。
彼女が、なぜ、クマにキレたかは、映画を見てのお楽しみ。。。

大学を出て、カッコいい仕事について、エリートになるはずだったアニーは、
ひょんなことから、セレブの家でナニー(子守り)として働くことになる。
そこで、身勝手な親子に24時間振り回され、
言いたいことも言えない、プライベートもない、恋も許されない。。。
そんな生活に、とうとう我慢できなくなって、彼女がとった行動とは?

主人公のアニーが就職のために面接に訪れた大手企業で、
「あなたのことを説明して」と言われ、言葉に詰まってしまう。
一番よく知っているはずの、自分のことなのに、上手く説明できない。。。
これって、確かに、ありえる。。。

この映画を見て、私って、何?。。。
私の生きる道って何?。。。などと、ふと考えてしまった私です。


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イキガミ

2008年09月19日 | 映画

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映画「イキガミ」の試写会に行ってきました。

時々こうして試写会に出かけるのですが、
会場の入り口に、いつもより長い行列ができている時は、
たぶん、舞台挨拶があるんだろうな。。。と、ちょっと胸がときめきます。
だって、俳優さんを間近かで見るチャンスですもん。

そして、今回も、監督と、主演の松田翔太と、
成瀬璃子の舞台挨拶がありました。
松田翔太は、とてもお洒落でステキな感じの男の子でした。

「国家反映維持法」により、政府より発行される死亡予告証、
通称「イキガミ(逝紙)」を受け取った者は、
24時間後に必ず死亡する。。。と決められていた。
命の大切さを知るための、この制度のおかげで、
犯罪や、自殺者が減ったという。。。

全ての国民は、小学校に入学と同時に予防接種を受ける。
その中に1000分の1の確立で、ナノチップが埋め込まれるのである。
そして、選ばれた人間は、18歳から24歳の間に死を宣告される。

厚生保険省の公務員である藤本健吾(松田翔太)の仕事は、
「イキガミ」を配達すること。
しかし、彼は、懸命に生きる人々を目の当たりにして、
次第に、この制度に疑問を持ち始めるのだった。。。

「イキガミ」を受け取った人は、その日1日だけ、
乗り物やレストランでの食事がただになる。
そして、家族には、遺族年金が支払われるというが、
知らせを受けるのは24時間前というのは、厳しい。。。
たった24時間で、気持ちの整理は付かないだろう。。。
別れを告げたい人たちに、思いも伝えられない。。。短すぎる。。。

この映画では、
イキガミを受け取った3人の死を取り上げているのだが、
全ての人の生き様に、こみ上げるものがあり、
音がしそうなくらい、ボタボタと落ちる涙を、
ぬぐいもせずに見入ってしまいました。

人生最後の24時間、自分だったらどう過ごすのか。。。
そんなことを考えながら、余韻にふける帰り道でした。

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おくりびと

2008年09月05日 | 映画

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映画「おくりびと」の試写会に行ってきました。
第32回モントリオール世際映画祭グランプリ受賞作であり、
そして、主役の本木雅弘の舞台挨拶があるということで、
いつになく、会場が込み合っていました。
6,700通の応募があったそうで、当たった私は幸運かも?

主人公・大悟は、オーケストラのチェロ奏者としての才能がないことを自覚し、妻とともに、故郷へ戻り、新しい職を捜していた。

そんな時、たまたま目に入った求人広告が、
"年齢問わず、高級保証、実質労働時間わずか。
旅のお手伝い。NKエージェント!!”

しかし、会社を訪れて聞いた業務内容は。。。「納棺師」。
そう、遺体を棺に納める仕事。。。
妻に反対されつつも、自分に合っている仕事だと思い始める大悟。

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さまざまな家族の別れのシーンが描かれ、
そこで、静かに納棺の儀を行う大悟の姿が、とても美しく描かれている。

納棺の作法が、こんなに厳かで、美しいものだとは知らなかった。。。
私も、最後は、モックンにお任せしたいわ。。。なんて思ってしまいました。

ユーモアと感動がたっぷり詰まっていて、とってもいい映画でした。
ラストシーンでは、ハンカチをたっぷり濡らしてしまった私です。

年齢を問わず、楽しめる映画だと思うので、ぜひご覧ください。

試写会の後のモックンの舞台挨拶も、とっても面白くて、
彼が、あんなにおしゃべりで、楽しい人だとは知らなくて、
意外な一面を見れて、ちょっとファンになっちゃったかも。。。

私の満足度★★★★★

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「グーグーだって猫である」

2008年08月25日 | 映画

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映画の試写会に行ってきました。
出演:小泉今日子・上野樹里・加瀬亮・森三中

天才漫画家である麻子は、
愛猫のサバを亡くした悲しみで、漫画を描けなくなってしまう。。。

そんなある日、麻子は、ちっちゃな子猫と出会う。
名前はグーグー。
一緒に遊んだり、お散歩したり、お風呂に入ったり。。。
可愛いしぐさに癒されて、彼女は元気を取り戻していく。

吉祥寺を舞台に描かれる、一人と一匹のほのぼのとした生活、
そして、彼女の周りの人々のあたたかさが描かれています。

猫好きの私にはたまらない映画でした。
可愛いアメリカンショート・ヘアーのグーグーに釘付け!
2時間の映画なのに、あっという間に終わってしまい、
えーー!?もう終わりなのぉ~。。。
もっと猫を見ていたかったー。。。って感じでした。

猫好きの方におすすめの映画です。

小泉今日子も、憧れの人で大好きなので、
彼女の魅力もたっぷり楽しめて、満足~♪

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スカイ・クロラ

2008年07月09日 | 映画

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8月2日公開の映画「スカイ・クロラ」の試写会に行ってきました。

原作は森博嗣の同名小説(私は、まだ読んでいない)で、
たまたま、彼がこの映画について語っている記事を読んたのですが、
この物語には続編が何冊か出ていて、
全て読んでも、この真相はわかりにくい。。。と書いてあって、
果たして、私は、この映画を充分楽しめるのだろうか。。。?
と、ちょっと不安を抱きつつ出かけました。

そして、会場では、
監督:押井守とキャラクターデザイナー:西尾哲也の舞台挨拶があり、
そこでもまた、様々な見所や、
「登場人物たちの日常に伏線が張られている」。。。
なんておっしゃるものだから、
それを見逃さないように、目を凝らして、必死で見てしまいました。

いつの時代かも、どこの国かもわからない、どこか、日本に似た国で、
戦争は、ショーと化し、戦争を請け負う企業で働くパイロットたちがいて、
その中には、決して大人にならずに、子供の姿のままで働く、
「キルドレ」たちの姿があった。
そして、彼らは、戦死しない限り死なない。。。

死なない。。。?
疑問を抱きつつも、後半では、「なるほど。。。」と、
何とか理解できたような、でも、すっきりしないような。。。

だけど、そう、なんだか、ステキな。。。というか、
美しく、切なく、スーッと心に染みてくる映画でした。

「キルドレ」の一人の声を谷原章介が演じていて、、
これが、ピタッとはまってて、(アニメがまた彼にそっくりなんです)笑えました。
笑えた。。。と言えば、
偶然、一番前に座ってしまったので、
舞台挨拶の監督の顔がしっかり見えていたのだけれど、
最初は、誰が話しているのかわからないくらい、
監督が口をほとんど開かずに(腹話術のように)しゃべるのも可笑しかった。

そして、戦闘機が空を飛ぶCGのシーンは、
とてもリアルで、見ごたえあって、迫力満点!
プロペラが止まるその瞬間が、気持ちよくて、何度も見たい!って思ったくらい。

きっと、何度も見ると、いろんなことがわかって、面白のかも。。。

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王妃の紋章

2008年04月08日 | 映画

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☆映画「王妃の紋章」の試写会に行ってきました。

きらびやかな宮廷の裏に渦巻く陰謀と、
愛と憎しみのドラマを華麗に描き出している、歴史大作。

華やかな宮殿内とすばらしい衣装。。。
豪華絢爛とは、まさにこのことを言うのでしょうね。
何もかもが金色に輝いて、眩いばかり。。。

そして、コン・リーのため息の出るような美しさ。。。
アップになるたびに、釘付けでした。
アクションも迫力あったし、映像がとても美しい。。。
お金がかかってる映画だと思いました。
とにかく、「すごーい!」と思わせる映画です。

ストーリーはメロドラマ風ではありましたが、
それはそれで、楽しめました。

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