百子の部屋

日々のあれこれ思いのままに。。。

ほかならぬ人へ

2014年06月19日 | 読書

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大好きな作家さんの一人、白石さんの本を久々に読みました。

第142回 直木賞受賞作 ということで気になっていたのですが、

やはり、とてもステキな恋愛小説でした。


名家の御曹司として育った秋生は、

二人の兄のように優秀ではなく、これといったとりえもなく、

自分はきっと、生まれそこなったんだ。。。と悲観していたが、

家族に愛され、結婚もし、それなりに幸せな日々を送っていた。



しかし、妻の心が別の男性に向いていることを知り、落ち込む。

そんな時、身近にいたある女性に、不思議な感覚を覚える。

そして惹かれて行く。。。





恋愛において、ベストの相手はどうやって見つけるか?

「最初に会ったとき、ビビッときた」とか、

「なんとなく、この人と結婚するような気がする」とか、

人それぞれ、感じ方が違うだろうけど、

ベストの相手には、何らかの「証拠」「しるし」があるらしい。。。

それが何かは、それぞれに違っているので、

これまた難しいのだけれど。。。


読み終えて、ふと思った、

さて?私は?何かを感じたのだろうか?

夫は、ベストの相手だったのだろうか?。。。と。

今頃考えても、もう遅いのですけどね(笑)

私の満足度★★★★★

コメント (2)
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