カテゴリーを増やしました(2)。

日帰り手術についての当院の基本的方針を示すブログを「日帰り手術（当院の指針）」のカテゴリーに集めて行きたいと思います。内痔核（いぼ痔）、裂肛（切れ痔）、血栓性外痔核（血まめ）のカテゴリーの手術部分もご参照ください。

血栓性外痔核の治療その他

血栓性外痔核の治療には、痛み止め坐薬などによるもの、ストレッチ、血栓そのものを切除する手術など、状況に応じて色々な方法があります。さらに、間接的な方法として、次の様なものもあります。

柔らかくて、血流の多い血栓の場合です。外痔核の奥に内痔核が大きく腫れていて、内痔核からの血流が多い血栓性外痔核があります。その場合外痔核切除では出血が多かったり、切除後に息んだりすると血栓を繰り返すことがあります。このような場合「血流遮断」のために、奥の内痔核に「パオスクレー」という硬化剤を使うと、早く楽になることがあります。すっと痛みが引くと大変よろこばれます。「外痔核なのに、内痔核に治療を施すなんて」とお思いでしょう。よーく説明してから、おこないますから、よく納得されてから治療をお受けください。こちらは、プロとして、おすすめの治療をご提案します。

血栓性外痔核についてまとめて見るのは、こちら。

神姫バスに特大ぽのくん登場

出ました！皆さん見ましたか、神姫バスに我が家デザインの特大ぽの君登場です。肛門鏡を「姫路大手前」の看板に持ちかえてます。私も2回みかけました。書写方面と市川台方面行きでした。ナンバーは684です（←うれしいのでチェックしました）。見かけるといいことあるかも。携帯写真コンテストでもしますか？？？

バスの好きなうちの子供にいわせると「三菱ふそう　ノンステップ大型バス　降りる扉が両方に開くやつ」なのだそうです。さあ、どんどん走ってくださいよお。

先輩先生方にご挨拶してきました

開院翌日の5/9、神戸で開かれた六甲肛門疾患研究会に出席してきました。肛門科の先輩方にごあいさつをしてきました。肛門外科は、本当の専門家は少なく、こういう集まりで専門家同士の意見交換をしています。今回は兵庫県主体の集まりですが、県外からも京都の増田先生、加川先生、野村先生。新大阪の岡空先生、福岡の坂田先生方が来られご挨拶しました。県内では、垂水区大澤病院の大澤先生、元町の松田先生、灘区西病院の堀田先生、神戸三菱病院の橋本先生、加古川の田淵先生、座長をされた長田区の細野先生はじめたくさんの先生がたにご挨拶をさせていただきました。会の後は、地元姫路の尊敬する先輩山田クリニックの山田先生に開院祝いをしていただき、神戸・姫路と飲み歩いて深夜に帰宅。またまた気持ちよく酔っぱらって寝てしまいましたとさ。

ここに挙げた先生方は本当に信頼できる方々です。当院からも病状、住所、ご希望によりいつでも紹介できます。ご相談くださいね。

無事に初日が終了しました

2009年5月8日、診療初日は無事終了しました。長い一日でした。レジに入れる小銭の用意を忘れていましたので、当院の初日はスタッフのみなさんから1万円札以外の金種を全て借りるという、へんてこなスタートとなりました。私はと言えば37日ぶりの診療、失業生活を脱しました。専門領域の患者さんばかり来院され、初日とは思えぬ盛況となりました。なかでも「インターネットを見て」という方が一番多く、びっくりしました。次が前の病院からの継続の患者さん、その次が「折り込み広告を見て」でした。あらためてネットの力について実感しました。手作りのHP&ブログ、これからもどうぞよろしくお願いします。

本日開院・診療開始です！

みなさん長らくお待たせしました。岡崎外科消化器肛門クリニック、本日開院です。

昨日は来客、業者の出入り、姫路保健所の開院時検査、開院のお祝いの運び込み、電報に、リビングの取材も入りてんてこ舞いでした。院内は胡蝶蘭などの植物園状態になりました。多くの方々のおかげで本日を迎えられることを痛感しています。みなさんありがとうございました。

あと、私事ですが、家族の協力？に感謝します（家族はこのブログをみてないんですけど）。昨日もクリニックにぐずぐず残ってしまいそうな私をさっさと家に帰らせて、一日早い祝杯で酔っぱらわせ、元気なギャングどもと鬼ごっこをさせてくれました。酔いが回って早寝して、すっきり早起き、で今に至ります。陽気な家内と元気なこどもに感謝します。

本日からしばらくは、診療の流れが出来ていなくて、お待たせすることが多いかと思います。しばらくの間ご協力をお願いいたします。

経鼻（鼻からの）胃内視鏡もできます

当院は消化管に特化したクリニックです。他の医院と違う点として肛門外科のことを強調してきましたので、当院が下部消化管のみを扱っているように思われているかもしれません。

当然ですが、胃内視鏡検査もおこないます。経鼻（＝鼻からの）胃カメラを導入しています。開発当初から使用しています。口からの胃カメラを体験したことのある方はお分かりでしょうが、鼻からの検査は、むせたり、えずいたりすることが少なく、9割の方が「口より鼻が楽」と言われます。鼻からと言うと痛いように思われますが、麻酔方法の工夫と、鼻血予防の点鼻薬の使用で「鼻が痛くてできない」という例はまずありません。私自身もこの3年ほどは、経鼻内視鏡の検査を受けています。特に検診、スクリーニング目的では大変優れた方法であると、考えています。

診療開始が明日からとなりました（ブログ掲載日2009-5-7時点で）。食べ物の通るところは上から下まで、ひとつながりで、おまかせください。
クリニックのHPもごらんください。

駐車場決定しました

提携駐車場決定しました。前回4月13日の記事で「検討中」としていた駐車場で決定です。

以下の駐車場の300円の利用券を発行します。「大手前公園地下」、「イーグレ地下」、「中央地下」そして、「大手門」です。中央地下は、1時間400円の内自己負担が100円となります。大手門は3時間まで500円、24時間まで800円ですので、これらのうち300円分の券をお渡しすることになります。不公平のないように、どこに駐めても300円とします。他に少し遠くなりますが、「キャスパ地下」、「姫路駅前立体」、「じばさんびる」、「キャスティ21」でもご利用になれます。その日の予定に応じて、8か所の駐車場の中からお選びください。会計の際に駐車券を呈示してください、利用券をお渡しします。

開業後、状況をみて見直すことがありますので、その際はあらためてご案内いたします。
駐車場の地図をご覧下さい。「大手前公園地下」「イーグレ地下」「中央地下」「大手門」「キャスパ地下」「姫路駅前立体」「じばさんびる」の位置を確認してみてください。

内容に変更があったので、この古い記事も最新の情報に書き換えました。(5/13, 2009)

20000アクセス突破しました！

2009年5月4日中に、アクセス数(PV)が2万件を突破しました。
短期間の間に、たくさんのアクセスありがとうございました。アクセス頂いた方の中で、実際に受診してくださる方もあることかと思います。そのときは、どうぞよろしく。ネット上のバーチャル肛門科「姫路大手前バーチャル肛門外科」は、診療開始後も続きます。今度ともどうぞよろしくお願いいたします。

名前の由来について、説明致しましょう。実は、私この場所に開業しようと決意した際、名前は「姫路大手前肛門外科」にしようと考えました。しかし、厚生労働省の基本姿勢と、姫路市医師会の原則（決して強制された訳ではありません、念のため）によって、開設者の名前を入れるのが基本ということで、リアルな診療所は「岡崎外科消化器肛門クリニック」となりました。そのおかげで、ネット上では「姫路大手前」となったわけです。自分の名前を出したい訳ではないのですが、一旦名前を出すと、肝も座るものです。今では、両方とも、とても気に入っています。

ホールクロック

私の母校、産業医科大学医学部第一外科同門会から、開院記念のホールクロックが届きました。ホールと言えば待合室しかない当院では、ここ（写真）のところしか置けません。白を基調とし、明るい茶、オレンジ、イエローをポイントとする当院の内装には、この重々しい色調は一見ミスマッチ。広い窓の外の景色との境界線上に置くのがよいようです。

産業医科大学は、働く人々の健康のため、産業医学振興・産業医養成のために1978年に旧労働省が主体となって設立され、30周年を迎えました。HPの写真をなつかしく見てしまいました。最近はドラマを作ったり、沖野ヨーコさんのコミック：「こころのオフィスクリニック」（講談社）に取材協力したりしています。