ばばの気まぐれ日記

老後の暮らしというものはこういう事だったのかと思う日々
老後を迎えて初めて気が付くことも多い日々

2015.4.3折々の言葉から・・

2015年04月04日 | 雑感

ち丶は汝を悪(にくむ)にあらじ、母は汝をうとむにあらじ。唯これ天にして、汝が性(さが)のつたなきをなけ。   松尾芭蕉

骨を野に晒すことも覚悟の旅の途中、芭蕉は川のほとりに3歳ほどの捨て子をみつける。あわれと思いつつも、引き取ることもできず、捨て置く事もできず、袂から食い物を投げ、でも見捨て、立ち去らざるをえない。そんなおのが中途半端さに胸をかきむしられるような場面が、どの人生にもある。「野ざらし紀行」から・・・

鷲田 清一さん・・(2015.4.3)折々のことば(朝日新聞から)

中途半端さに胸をかきむしられる・・・私の人生の中に於いても・・・・、感慨深い言葉です。

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