切っ掛けは牛乳をこぼした事から始まった。
ふざけて飲み物を持ち歩きながら動くものだから、1孫が牛乳をコップ毎落としてガラスが飛び散ってしまった。ジィジが好んで使っていたコップである。ガラスで怪我しなかったので、先ずはおとがめなしにその処理はsazae3が行った。その後またもやテーブルの上に置いていた牛乳を倒してこぼしたのだ。
この時ばかりは笑っても居られず・・・雑巾を渡して自分で片付けなさいと指示。牛乳が染み込んだ雑巾の揉みだし方を教えようと流しの所へ連れて行き、雑巾の絞り方等教えたのであるが、牛乳をこぼすとそのあと滑るので・・・・ついでにこぼした場所をもう一度綺麗に拭いて来なさいと命令をした。
1孫が雑巾がけをしていると、2孫も興味を示し・3孫も又自分もやりたいと・・・・とうとう3人で家じゅうの床を掃除してくれることになった。夏の間窓ガラスを開けて置く事が多く、床は排ガスによる汚れでかなりの状態なのだ。
3人は次々に汚れた雑巾を揉みだしては絞りを繰り返しながら、とうとう家じゅうの床の清掃に動き出したのだ。
ジィジの書斎の机やサイドボードの上・階段の手擦り・はたまた1Fと2Fのトイレの床・納戸の中の床・・など日頃の手抜き掃除で(汗)行き届いていない場所・・テレビの裏側やベットの下・・・全てをあっという間に済ませてくれた。約30分ほどで終わった。sazae3が一人でやっていたらさぞかし時間が掛り、汗だくの作業だった事でしょう・・・3人が一斉に動いたら、普段見落としている場所まで、見事に綺麗に拭き掃除をしてくれたのです。
驚きです!・・・4年と3年と幼稚園がこの様な実力を発揮するとは、想定外の事。いつも孫たちには「出来る事は私たちにも出来る事はしてあげましょう!」なんて考えていた事が恥ずかしい。
子供たちは、とうの昔にかなりの実力を備えていたのだ。それを知らなかっただけでした。知ったかぶりしてあれこれとしてやる事が良い事だとばかり思っていたジィジとバァバは、大きなショックを受けました。もちろん素晴らしい最高の嬉しいショックです。
プール当番を終えて、迎えに来た母親には説明せずに、そっと孫たちへの薄謝(いろいろ悩んだのだが・・500円硬貨を小さな袋へ入れて、帰り際に「ジィジとバァバが感謝しているよ!」と言って渡して!)と・・・・
何があったのかを知らない母親は?目を丸くして・・お小遣い?・・・。「いいえ・・」・・・・・時給程度の薄謝ですね・・・(汗)この件に対して、出来ればお金を渡したくはなかった。子供たちの姿があまりにも崇高だった為に悩んだのだが、少しだけが良いかな?と考えた。
何かあったらもう助けてくれる事が出来る孫たちでした。ぁ・ぁ・ぁ~・・・・・・・こ・と・ば・がみつかりませぇ~ん。。
帰宅後親にどの様に話しただろうか?・・・聞いてみたいなと思っていたら・・・昨夜sazae3がバレエのレッスンに出ている間に電話が来たとの事。それぞれが電話口で、「500円ありがとう!」・・・(苦笑)
との事・・・やはり500円は???・・・別な方法が良かったかなぁ・・・
展開になりましたね。
大人は、子供にはできないだろう、と思うこともやらせれば
結構できる年齢なんですね。
4,3年生がいるから下の孫ちゃんも手伝えたと思います。
ふきそうじ、恥ずかしながら うちではめったに・・・トイレと洗面所以外では、いつやったっけ!
たまには、お小遣いもいいのでは・・・
本当にありがたかったです。
見ていると力を込めてしっかりとごしごしと握力もかなり強くて、驚きでした。
学校でも先生に指導を受けていて、皆さんやっているとの事でした。最近の小学校の先生も良い指導をしてくださっているのですね。知りませんでした。
「500円ありがとう!」と順番に替わって言ってたそうです。何とも・・・・500円ばかりが印象に残ったのかしら?こちらは感動した事をしっかり伝えましたけれど・・・
それがジイジさんとバアバさんが喜んでくれるのがわかり
孫ちゃん達も嬉しかったのでは?
それが500円と言う形になってもっと嬉しかったのではって思います。
もう数年で逆転しているかもですねぇ。