ばばの気まぐれ日記

老後の暮らしというものはこういう事だったのかと思う日々
老後を迎えて初めて気が付くことも多い日々

徘徊も11回目です。

2008年04月29日 | 雑感
奥様は?
との電話に「最近あっちこっちへ徘徊しています」「えぇっと今日は何処かな?」と電話口で伝えたらしいのだ。アハハ。。
良く考えてみたら、私たちの行動は興味が無いものにとってはそうとも言えるのかもしれない。

昨年11月17日に開始した「佐倉八十八ヶ所巡り」の最終日となった昨日、快適な徘徊が出来た。

途中から加わったinoさんが方位磁石なるものを持参してくれるようになって、磁石の使い方も理解できた。

何度も探しまくってどうしても見つからない札所をぐるぐると回り巡って正に巡りなのですっ!行きつ戻りつ。。急坂を行きつ戻りつぐるぐると...いい加減嫌になるほど歩きましたがとうとう地元の年配のおばさんにお聞きしました。資料の写真もお見せいたしました。どんなにか地元の方にお聞きしてもお若い方(50代位までの方)はダメ。ほとんど何も知らないのです。分からないのです。すぐ近所の事であっても。。。
やはりこのようなことは年配者です。今で言う「後期高齢者は流石です!」後期高齢者の方にお声を掛けてやっと探し当てた。




探せる訳がない、地図に載っていた道路の形状がまったく違うのですっ!
いくら方位磁石の使い方をマスターし「三人寄れば文殊の知恵」とか言って自画自賛していた私たちでも、道路の形状が違っていてはどうする事も出来ません、しかし苦労しただけ、探し当てた時の満足感は例えようも無く嬉しいもので小躍りして喜んだ。

昼食後最後の亀崎の清久寺へと向かう事になった。
実は車では良く行く道であるがかなり遠いために自力で山の中の道を抜けられるのであろうかと?自信が無かった。

そこで威力を発揮したのが、方位磁石だった。
地図に磁石を載せ(このとき地図は大まかなポイントのみインターネットから印刷したものでポイントからポイントまでを繋ぐ道が見えてこない状態であった。道路地図を持って来るべきだったと三人は顔を見合わせた。誰も誰をも攻める目つきではなかった。皆同じ市内なのだからと暢気に構えていたのだから。。)方向を決め確認し、曲がりくねった道を方位磁石で確認しながら道を決めて歩いたのです。凄いでしょう
お見事!何処も間違えずに、誰にも聞かずに目的地へ到達した。
「八十八ヶ所巡り」

最後の最後で大きな収穫である。きっと私の脳にも良い空気が入り込んだ事でしょう。思わぬ収穫に感動した。
あぁ~高齢者集団徘徊は素晴らしいっ!
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