動物園を久しぶりに見に行きまして、身につまされてしょぼんとした気持ちになりました。昔はそうではなかったのにね!
知能が高いと言われている動物達を見た後は特に気持ちが沈んでしまいます。
ゾウ舎を見て狭い所で糞や尿をしても大勢ひしめいている5頭のゾウさんは決して糞を踏んだりなどしません。ちゃんと避けて動いていました。
一か所で身動き取れない一頭のゾウはその場でダンスをしていました。リズムも良く鼻と体をくねらしておかれた場所で花を咲かせましょう!という事に徹しているのでしょうか?良い運動になっていました。
置かれた環境での過ごし方を会得したのでしょうね。
高齢者が老健や特養やら軽費老人ホームやらグループホームは覗いたことがりませんが、置かれた場所で花を咲かせようとして努力しておられる高齢者の方々の姿が重なりました。
少しの認知症があったり体が少しだけ不自由になったりお一人様になったりすると即支援の手が差し伸べられるようで安心なのですが、単純には喜べない気がしました。
事情がそれなりに揃えば、皆様そのような決断をしておられるようですが。。。。楽しいかな?・・楽しくしなきゃ!・・という事なのかもしれませんが、何か他の選択肢はないかな?
わたしの目には動物園の動物と重なって見えてくるのです。もちろん一般公開されていないので誰の目にも触れることはありません、我が道を行けば良いと思います。
高齢者の介護の世界はどんどん進化しているように感じております。まだまだ何とか自力で何でもできる状態でも、条件が揃えば介護の手が差し出されて確かに安心できる老後に近づきつつあると感じている人もいるとは思いますが。
老人施設も人気の施設は大丈夫なのでしょうけれど、入居者が集まらない施設などは入居前にターゲットとなる方に支援の手を差し伸べて、その結果自分でできることもしなくなりお世話になっている施設への入居も早まるという事の図式になるのかな?
私の心配が的外れ、違っている事に期待しましょう!
動物園見ただけで何を感じてしまったことかと・・・
私は動物園で老人ホームを思い浮かべることがなかったです。でも確かにおっしゃる通りです!
安心は買えるけれど自由が奪われる、ということですね。(また老人施設も狭い社会で、周りとうまく行かなければつまはじきにされる可能性もあると思います)
私の元英語の先生や、存じ上げているブログの方々は80代でも自宅で頑張っておられます。お一人を除いては家事ヘルパーさんを入れられていますが。
私も死ぬまで自宅がいいです。どうなることでしょう?
あと、施設が不足している?ようです。皆が皆入れるわけではなさそうです。
とにかく人のお世話にならなければ生活していけない状態になるのを最短期間にしたいものです。
それには体力の維持、頭も、と日々のたゆまぬ努力にかかっているのですかね!頑張ろう~(←一重に死ぬまで好き勝手していたいが為であります!)
このところ急にいろいろな体験をしてから動物たちの心理状態など考えてしまいました。
狭い世界に突入することは、大変な事なんですよね。
今は自由に自分の前は拓けていますが、ある程度限られた世界に入った時に、身体も動かなくなってしまったら、諦めの心境になれるのでしょうけれど?
自宅でご近所さんと会話を交わしながら過ごしたいです。
好き勝手して健康で暮らしたいです。