今朝(朝日新聞)の新聞を見ていて先ず気に止まったのはいつもの「折々のことば」です。「日本語でね、本当のことを言おうとすると、詩になるんですよ」小田嶋隆
日本語ではAはBだと断言せずに横に置き、違う言い方をする方が高度なことが言える。・・・・これはラストトークになってしまったようですが・・・
これは言い得て妙な感じがします。まさに文芸では短歌でも俳句でも言葉を詰めて詰めてこそげおとし、表現し多くの深い感情を伝えていけるのですものね。これを「日本語の致命的なところの喉首を抑えているような文芸」
と説明していましたが、本当にそうだなあと感じました。
今日はもう一つ31面の「窓」の記事です。
モンゴメリーさんの記事でした。
「世のために尽くした人の一生ほど美しいものはない」という司馬遼太郎さんの「洪庵のたいまつ」の中の一説を子供たちに英語で紹介したいとモンゴメリーさんにお願いした。それがあの陸前高田市のあの震災の数時間前に書いたものだったのだ。
[ There's nothing as beautiful as dedicating one's life for a cause. ]
とサラサラと英略を・・・・国語の指導助手として26歳のモンゴメリーさんは日本と米国の懸け橋になりたいと、志の高い青年もあの災害で命を落としたのですね。悔しいですね。
今戦争でも災害でも優れた若い人たちの命がどんどん失われてしまっていることを思うと胸が締め付けられます。
戦争はなんとしてでも止めて欲しいものです。ただでさえ災害という避けられないことにも遭遇するのですから。。大切なかけがえのない人の命を何とかならないかしら、勿体ないですね。
言葉と言えば
一昨日文芸を勉強しておられる友人から「あけぼの41号」が届きました
それぞれの思いで書かれた随筆の冊子なのですが、皆様高齢者の方が多く今まで生きてきた集大成のような随筆が多く身につまされながら楽しんで読ませていただいております。
自分の思いを文章や歌にすることって良いですね。
創作は、オリジナルであり心模様が織れていきます。
ブログであれ、同人誌への投稿も、応募作品も心呟きです。
何方さまも、自分の言葉で書かれるから、訪問者に思いを留めるのだと信じています。
ありがとうございます。
最近は会話も少ないので尚更です。
簡潔で分かり易い文章が書けたらと思います。
ありがとうございました。