isseyと愉快な仲間達

日々謝罪と反省なり。

就職活動

2006年03月09日 11時05分06秒 | 主義・思想
私の友人は高校を出てから

ラーメン屋でバイトをしてた。


夜間大学に在籍中もバイトを続けて

学費を払い続けた偉い奴だ。


でも長いこと就職が決まらず

バイト生活だったが先日、遂に就職が決まった。


そこで共通する友人の店でささやかなお祝いをした。





私:「ウルトラマン?」


私:「ウルトラマンの何をするん?」

友:「まだハッキリ決まってないけど難波の営業所やって」

私:「ウルトラマンにも営業所あるんや?」

友:「そらあるやろ。神戸にも天王寺にもあるし

   俺が研修に行った奈良にもあったで。滋賀に工場もあるんやって」


私:「ほな、お前、変身するん?」

友:「係長になったら変身できるねん。

   それか、主任者の資格取ったら変身できるねんて。

   行政書士の免許あったら科目免除あるらしいわ」



私:「ウルトラマンって営業手当て付くんやろ?」

友:「怪獣を倒したらな。

   歩合制やから怪獣倒せへんで辞めていく人もようけおるらしいで」

私:「そうやな。営業手当てをアテにしてローン組んでる人には辛いわな」



私:「お前、ウルトラマン変身できるようになるまで何の仕事するん?」

友:「詳しい事は分からんけど、銃でビーム出すんとちゃうかな?」

私「それはテレビで見た事あるわ。

  あれやろ?ウルトラマンが来るまでの間
 
  怪獣に向かって攻撃するんやろ?

  あれって、効いてるんかな?

  逆に怒らせるだけで致命傷にはならへんよな?」

友:「まぁ、それは仕方ないやろ。うちらの従業員全員が変身したら
 
   街中 ウルトラマンだらけで喧しやろ」


友:「話しちょっとズレるけどな、怪獣が暴れた時、建物壊れるやん?
 
   あれってウソやねんで。今の建築基準法に従って建てたら

   怪獣が上から飛んできても壊れへんねんで」

私:「そうなん?ほな怪獣が暴れて壊れる建物は?」

友:「鉄筋の本数が少なかったり、コンクリートが弱いねん。

   構造計算書を偽造してるんやろな」

私:「へぇ~、日本の耐震構造は怪獣にも強いように出来てるんや」

友:「そうやで、日本はアメリカに次に怪獣の出現率が高いからな」


私:「仮面ライダーにはならへんの?」

友:「あれは子供向けの空想話やん」



私:「ほな、仕事中はピタピタの宇宙服みたいなん着るんか?」

友:「いや、スーツでええねんて」

私:「そうなん?」

友:「そらそうやろ。

   お前な、警官が細い路上で犯人追い掛けて

   拳銃打ちまくってんの見た事あるか?

   あれはドラマだけの世界で、実際とは別物やん。

   それと同じで隊員も普段はスーツでええねんて」

私:「はぁ~、そんなもんなんや」



久しい友人と酒を飲んだ時の話しでした。