慎さまの「終わりなき旅」

人生は終わりなき旅。
自分探しの旅の途中で、今想うことは何?

みんな悩んで大きくなった

2016年05月29日 15時49分25秒 | 映画

中二病”っていう言葉がありますよね?

思春期特有の悩み葛藤を一番感じるのが、中学校2年生ぐらいって事なんだと思いますが、
その時期のモヤモヤした気持ちを思い出したのが、先週今週の2週に渡ってテレビで放送していた映画“ソロモンの偽証”。

宮部みゆきさんの小説が原作で、本を読んでいたのでストーリーは知ってはいたんですが、
映像で観ると、出演しているのが実際に10代の子たちだからか、また違うものを感じましたね。

一人の中学生が自殺した事から物語は始まるんですが、しかしあの時期ってなんであんなに悩むんでしょうね。
尾崎の“15の夜”に「自分の存在が何なのかさえ わからず震えている」っていう歌詞がありますが、まさにそんな感じ。

何のために生きるのかがわからないと悩んだり、人と違う事でコンプレックスを感じたり。
いじめを受けてしまう子もいれば、はけ口を求めてグレてしまう子もいたり。

自分にもそんな時期があったんだろうなぁとは思いますが、乗り切れたのは夢中になれる事があったからでしょうか?
(ボクの場合は音楽でしたね)

なかなか上手く乗り切れない人が、例えば引きこもってしまったり、
犯罪に走ってしまったり、という側面があるのかもしれません。

でも映画の最後で、校長役の余貴美子さんが言っていた通り、
この歳になると、たいがいのことはどうでもよくなっちゃうんですよね~。

要するに経験する前にあれこれ考えてしまって、頭でっかちになってるだけなのかも。
皆さんはどんな中学生でしたか?

Shin

https://youtu.be/clqlQkyb7wQ